短歌・俳句・詩・短編小説等が好きな方の集いです。
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自分自身の純度を高めると やがて人は孤独を極める 長く人に愛されているモノにハズレはない 最近今まで縁がなかったモノに 触れて新しい何かを得たいと バスケ見たり サウナ体験したり 今回はNHKの昭和元禄落語心中で見た 柳家喬太郎の「死神」が印象的だったので 落語鑑賞 久しぶりの名古屋市公会堂 ドラマと同じように場内に三味線の音が響き 噺家の頭の回転の良さを思わせる小咄や 現代風のネタに感心する良い…
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早、年末です 富士山も雪景色で、一年中で最もらしい情景のようです。 ****俳句です**** ・冬麗のはなはなけれど長寿梅 ・冬ざれの街はネオンに隠れけり ・寒朝の川面に映る宴の跡 ・秋田から届きしたらこに熱燗を ・朝寒やすこし煮直す夜雑炊 ****俳句です**** 熱燗がよろしいようで
視線の内側に入っても、目に入っていないみたい。気にもされていないのが分かる。楽しんでいる彼女の、楽しんでいることに、ぼくはぜんぜん参加できていなくて、そのことに狂おしくなる。 眼中にまったく入っていない。意識されてないのがわかる。意識しているのは一方的にぼくの方だけなのだ……。 全くなんのアプローチもせず、ぼくはただ彼女の前を通り過ぎることしかできない。周りにどんなに人がたくさん居ようとも、彼女の…
いよいよ、言い逃れできないほどに、アラフォーである。 子育ての楽しさと大変さに襲われ、仕事にもたっぷり脂が乗りはじめ。またひとつライフステージが進んだような実感を、ここ数年で抱いている。反面、ブログを書く頻度はめっきり減ってしまった。シンプルに、時間が取り辛い。とはいえ、とはいえ。やはり「書く」こと、ライティングって自分の人生と共にあるな、と最近よく考える。 昔から、文章を書くのは好きだった。作文…
Blue あなたとわたしの本 274 カフェ・マジックアワー (後編・完結) 智(とも) やがて青年は最上階に着いたようだった。階段がとぎれていた。上へと向かう手段はもうどこにもない。がらんどうの、船の甲板(かんぱん)を連想させる、赤みがかったデッキに立っていた。建物の白い壁面が右手につづいている。窓のひとつもない。だが、のっぺりとしたその壁に、みどり色に塗られた扉が嵌めこまれている。このドアから…
芥川龍之介賞 候補作 久栖博季 「貝殻航路」(文學界 2025年12 月号 ) 坂崎かおる「へび」(文学界 2025年10 月号) 坂本湾「BOXBOXBOXBOX」(河出書房新社) 鳥山まこと「時の家」(講談社) 畠山丑雄「叫び」(新潮 2025年12月号) 直木三十五賞 候補作 嶋津輝『カフェーの帰り道』(東京創元社) 住田祐『白鷺立つ』(文藝春秋) 大門剛明『神都の証人』(講談社) 葉真中顕…
馬野ミキ×白昼堂の詩集、文庫本で3冊めです。数年が経っているのだなあ、という感慨に耽る暇なくゆきましょう。3冊めのタイトルは『有名な空』。 装幀は1冊めからお世話になっております、馬野福子さん。今回は現状、帯はありません。色が恰好良いのでご覧ください。 f27.base.ec https://www.amazon.co.jp/dp/4905000637/ Amazonの在庫は不安定な感じ(すみませ…
6月、ハムスターを飼いはじめた。夏のボーナスのいくらかを使って家に迎えた。名前はハム助。そろそろ半年になる。 ここ数日でぐっと冷え込んだ。人間は朝も夜も震えながら生活しているが、ハムスターは元気に生きている。 一般的に、ハムスターは寒さに弱いという。反対の説を唱える人もいる。我が家のハムスターを見ている限り、寒さには強そうだ。 冬のハムスターはご飯をよく食べる。ペレットも種もモリモリ食べる。痩せる…
詩ゴミ男の告白 あるとき私の鼻の穴に一匹のハエが飛び込んだのですハエは一日ほど生きていて鼻の中を這いずり回っていましたがとうとう力尽きて胃袋のほうへ落ちていきましたそのときから私の心にハエの魂が宿るようになりました 私の嗅覚はいままで親しんでいた花の香りを嫌うようになりました家の中の花や芳香剤をすべて捨ててしまったのです花の匂いを嗅ぐと蕁麻疹が出るようになったからですそのかわり私の出した排泄物の臭…
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