短歌・俳句・詩・短編小説等が好きな方の集いです。
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何もかも失ってしまったが 人を好きになる気持ちだけ残っていた 片想いの季節が僕にとっては幸福だった 相手にも同じ感情があると知った時 僕にそれを拒む強さはなく 崩壊への道を歩むのだ 付き合って暫く経つと 君は痺れを切らしたのだろう 日帰りで何処かへ出かけようと求めた 何かに押されるように僕は頷いた 帰りの駅のホームで君は 僕の機嫌の悪さを指摘した それを否定した僕の声は尖っていたに違いない 恋を愛…
* 歌誌が無事にでた。すでに各所に送ってある。今回はほんとうに難産だった。けっきょく去年のうちにだせず、今年の2月にまでずれ込んだ。わが師・森忠明は大変おもしろがり、特に無職詩人氏を買っていた。わたしに批判を加えた芦野夕狩氏にも公平さがあると評価した。花島大輔氏についてはいつも通り、激賞していた。今後は粘り強く読み手を開拓したいとおもっている。 * 序──アイ・キャント・スピーク 《ばかな約束をし…
『装いの翼』 行司 千絵著 服が好きで装いに関心が高く、自らも個性的な服作りをされる行司さんの「装い」についての本である。 装いの調査の対象にされたのは、いわさきちひろ、茨木のり子、岡上淑子のお三人。いずれも戦前生まれで、青春前後に先の戦争を体験、戦後にそれぞれの道で花を開かされた方たちだ。共通するのは、厳しい時代だったにもかかわらず、豊かで自由度の高い家庭での生い立ちや、東京という選択肢の多い刺…
ぼくたちは何だかすべて忘れるね今は心に寂寞しかない いつの間に付き合った年月よりも別れてからの年月が越え 無理矢理に心ねじ伏せもれいでた嘆息を飲み落ち着ける我 つまらない人生だとは思わない 思う通りにならないだけで 恵まれていたか己に問いかける終わってみなけりゃわかりはすまい
彼は私が望むことをすべて提供してくれる存在だった。私が考えることを先回りして差し出してくれる。何を望んでも、まるで心をまるごと読まれているように、声に出して要求するより前にそれを察知してくれる。したくないと思うことは率先して私の代わりにしてくれるし、会いたくない人には代わりに会って交渉もしてくれる。彼は私が生きるためには不可欠な存在となってしまっていた。彼が私の代わりに呼吸をして、血液を巡らせてく…
(サイトから写真をお借りしました) 昨日は、句会仲間の年に一度の昼食会。 東京近郊のこの町は市の中心部から外れた住宅地。しかも、決してセレブの住む町ではないから、気の利いた店は殆ど無い。あるのはラーメン屋やファミレス。ただ一軒の和食店は何時も満席。個室中心なのもちょっとした会合には便利。 という事で訪れた店で、握り寿司主体のランチ、理由は2,000円の予算内で収まるから。 煮物、焼き物、揚げ物付き…
小さきこと皆風となり雪柳 瑚幸 小学生の頃に、友達と3人で桜が咲く里山へサイクリングに行く約束をしていたのですが、直前になって2人とも来られなくなりました。 がっかりしているといつも忙しくしていた母が、そこへ自転車で一緒に行ってくれました。 土手にすわって露天で買ってきたものを食べていると、母が、 「雪柳が見事だこと」 といいました。見ると目の前には白い雪柳が、たくさん咲いていました。 あの時、桜…
ランキング参加中はてな文芸部 「やっと、君のことばに返ったね。どうも、今までの君のことばは固苦しくていけない。嬉しいよ」 相変わらずの書きことばだった。しかし麗子には、昔の覇気ある男にみえていた。「あら、ほんと。久しぶりね、こんな風に気軽に話すのは」 小ぢんまりとした1室にふたりはいた。いつしか、恋人時代のふたりに戻っていた。麗子は、男の肩にしなだれかかりながら、〝いままでは肩ひじをはっていたのね…
こんにちは。今日の天候は、晴れ時々くもり。そして今日も世界の平和を祈ります。それでは、371回目の投稿です。 春を駆ける ケェーンケェン 霜が降りた引き締まった空気の朝 高く響くキジの声が春を連れてくる ケェーンケェン 所々残った雪の中駆け足で走る ボクらは待っていたよと喜び駆ける 2026/3/25
やよいじんなべてあわきはくさきぞめ 【弥生】三月の異称 春の季語です 【やよいじん】三月が終わるということ 3月もあっというまに終盤ですね~~(;^ω^) 植物園の企画展【草木で染める】(~5月10日まで) 草木染のワークショップもありましたが 今回日程が合わなくて参加できませんでした 森林公園では四季折々の企画展が大充実! 毎回、次は何だろうと楽しみでした 今回の記事をもって、R6~7年の森林公…
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