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第一章「あの日のきつねうどん」 私の小さな思い出話です。 もう40年ほど前のことになります。 今でも、あの日に食べた「きつねうどん」の味だけは、忘れることができません。 私が小学生の頃、近所に馴染みのうどん屋さんがありました。 そこには、50歳を過ぎたご主人と奥様、そして一人の見習いさんがいました。 見習いさんは、20代後半の女性。 名前は、ユイさん。 気立てが良く、いつも笑顔の素敵な人でした。 …
贈り物にお返しをしないと気まずい。そんな「うしろめたさ」が、この窮屈な世界を動かすきっかけになるかもしれない。エチオピアでのフィールドワークを続ける筆者が提唱する「構築人類学」から、経済や国家といった大きな存在を紐解いて、より良い世界を再構築する方法を考える。 『うしろめたさの人類学』は、1925年に発表されたマルセル・モースの『贈与論』がベースになっている。表面上は自由意志に基づく贈り物が、実際…
Kindle Unlimitedの3ヶ月無料期間のリミットが迫ってきていたので、芥川賞受賞作で読めるものはないかなと探していたら、2022年に受賞した、砂川文次さんの「ブラックボックス」という小説を今更ながらに読んだ。
東野圭吾氏がご逝去なされたことを受け、ここに謹んで哀悼の意を表します。 多くの話題作を生んできた東野圭吾氏の作品を、私はようやく手に取り、読んでみることにしました。 読んでみると、たくさんのファンが生まれた理由がわかるような気になれました。 今回は、刑事加賀シリーズとしても人気の作品のかなから、『どちらかが彼女を殺した』についてレビューします。
世界的ベストセラーの新装版第2弾本の街・神保町で近代文学を専門に扱う古書店「森崎書店」。貴子の叔父・サトルが経営するこの店は、かつて失意のどん底にあった彼女の心を癒やしてくれた場所だ。一時期出奔していたサトルの妻・桃子も店を手伝うようになり、貴子も休日のたびに顔を出していた。店で知り合った和田との交際も順調に進んでいた貴子だったが、ある日、彼が喫茶店で昔の恋人と会っているのを目撃してしまい――。5…
私は自分自身のことをオタクじゃないと思っていた。オタク。それは恐れ多い存在。私は「オタク」と自称している人のYouTubeを観るのが好きだ。好きなものにお金を注ぎ込んでいてその潔さがかっこいい。ランダムグッズが被っても「何個あってもいい」とか言えちゃうのすごい。何かに没頭している。そういう人たちの生き様を見るのが好きなのである。「オタクを愛でるオタク」と表現すればよいのか。ーーーーーーーーーーーー…
皆さんは『魔法少女まどか☆マギカ <ワルプルギスの廻天>』をもう観ましたか? 観てない人は今すぐ観ましょう。以下は全部ネタバレ有の文章です。 自分は初日に観て、さやかがほむらに檄を入れるシーンで泣いてしまいました。間違えて一番前の席にしてしまったおかげで、周りに誰もいなくて良かったです。たぶんドン引きされていたと思います。そして最後まで観て、見事に脳を焼かれました。 それからというもの、日常が10…
われは熊楠 岩井 圭也 (著) 2024/5/15 生きることは死ぬこと、死ぬことは生きること。人生は流転である。 熊楠の生涯を幼少期から死まで、日本と世界、現世とあの世、夢と現実、夢うつつな感覚の世界観で辿っていく。 鬨の声と名付けられた脳内の声や、また男色という若干の気味悪さが想像力を掻き立てる。 本は経験がないと読めないのである。 私は趣味が講じて 森の中、沢の中を歩くことが多い。粘菌といっ…
100均の 『大人のステンドグラス風シールぬりえ』 が楽しい 🩷🩷🩷 シールを貼ってると、無心になれます。 手を付けたら完成させたいから、 15cmくらいの小さめサイズが集中力を保つのにちょうどいい。 主に寝る前にやってます。 🐋 クジラ柄 🐋 シートは同柄2枚、 シールは『朝の海』『夕の海』の2色が入ってます。 出来上がりはこんな感じ 🎶 額縁とアクセントに グリッターグルーを使ってます✨ グリ…
『ホモデウス テクノロジーとサピエンスの未来』(ユヴァル・ノア・ハラリ著、柴田裕之翻訳、河出書房新社)はハラリ氏が世界的ベストセラー『サピエンス全史』の次に書いた著作だ。2018年の本だが、今でも示唆に富んでいて、感心した箇所に付箋を張りながら読んでいたら付箋だらけになってしまった。 1.共同主観的レベル 本書の白眉は現実には客観的、主観的の他に共同主観的レベルが存在するという主張だ。 「たいてい…
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