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壱岐の島に行ったことがなかったので少し立ち寄りまして、車を借りて史跡を中心に巡ってみましたら2時間半くらいで密度たかく回ることができてかんたんしました。 城跡的には肥前の著名な水軍衆の名残りを感じさせてくれたり、魏志倭人伝的な世界に通じる古代の息吹を伺わせてくれたりと、それぞれスケールが大きくて満足度高いのでおすすめですわ。 勝本城 www.ikikankou.com ↑このリンク先の記事がめちゃ…
今回は豊臣姓羽柴氏の姻戚関係について、大政所の系譜を中心に述べていきます。一般に豊臣秀吉、豊臣秀長と呼ばれますが、豊臣は姓であって苗字は羽柴であるため、本来的には羽柴秀吉が氏名であることから、本ブログでは羽柴秀吉で記載を統一しています。 羽柴氏との血縁関係図 大政所の直系子孫 秀次の子孫 秀勝の子孫 大政所の妹の子孫 栄松院(小出秀政室)の子孫 松雲院(福島正信室)の子孫) 大恩院(青木重矩室)の…
概要 アンミアヌス・マルケリヌス『歴史』20巻11章15節~27節の日本語訳です。コンスタンティウス2世によるベザブデ奪還戦の中盤、ローマ軍とペルシア兵の激しい攻城戦を詳細に記述しています。破城槌、投石機、火攻めなど具体的な戦術描写から、古代史の史料的価値を伝える記事です。 « 前の記事へ 目次へ戻る ブログトップへ »
鹿児島市喜入生見町に帖地(ちょうち)というところがある。ここにふらりと立ち寄る。帖地は隠れ里のような雰囲気の場所だった。ちなみに平家の落人が隠れ住んだという言い伝えもあるとか。 山のほうに目をやると鳥居が見えた。山の神であるという。なんだか引っぱられるように、こちらをお参りする。 山の神 田の神 山の神 由緒は不明。奥に祀られているのは山の神。女神であるとも。鳥居をくぐって奥へ。 参道口 ごつごつ…
ポーツマス条約の内容に怒り狂った国民が、その憤懣を日比谷にて火遊びすることにより発散したあの(・・)当時。 政友会は方針として、これに便乗せんとした。 (Wikipediaより、政友会) 群集心理を煽り立て、火の手をもっと拡大し、政府に失態の上塗りをさせ、以って他日の自分たちの天下取り──政権奪取に役立てようとしたわけだ。 政党の本能に忠実な、いかさまらしい(・・・)策だろう。良心の疼きを感じる必…
金言銀句 ② 人間はつねに迷っている。迷っているあいだは、つねに何かを求めているのである。 (ゲーテ 『ファウスト』) どこかで読んだ言葉で出典を忘れていたが、『ファウスト』らしい。 ファウスト博士は16世紀ドイツにおける半ば歴史上、半ば伝説上の人物らしく、一説ではマウルブロン修道院の一角に建つ塔に籠もって錬金術の実験を行っていたともいう。外観がいかにも謎めいた塔だから、そんな伝説が生まれたのかも…
車からボートに乗り換える。乗り換えるのは,湖に流れ込む川岸からである。喫水の浅い細長の屋形船のような小型のボートが所狭しと並んでいる。乾季には湖の水深が1mになってしまうらしい。喫水の深い大きな船はここでは役に立たない。みな一様に明るいブルーの塗装が施されている。 ゆっくりと動き出したボートが湖に向かう。自転車ほども速度は出ない。両岸に高床に組まれた家屋が並ぶ。このときは8月,雨季であるが,水面か…
これまで、「山の学校」の『世説新語』を読むクラスで得た知見を共有してきました。私は他に『論語集注』を読む授業、『大学章句』と『大学或問』を読む授業もしておりまして、今回はそちらを題材に、多音字の読み分けについて整理しておきます。 ○「見、賢遍反」 中国古典を読んでいると、「見」の字の読み分けに出くわす機会は多いと思います。以下のように区別するのが常識的なところでしょう。 見 jiàn みる(見) …
神戸ファッション美術館で開催されている特別展「やすらぎの近代絵画ユニマットコレクション ミレーからワイエスまで」(2025年11月22日~2026年1月18日)を鑑賞しました。 同展覧会は、ユニマットグループ創業者・高橋洋二さんの西洋美術コレクションから厳選された近代美術を紹介するもの。近代美術とは1860~1970年代頃までに製作された印象派、後期印象派、キュビズム、象徴主義などの美術様式の作品…
しっかり蔦重の臨終でシメ 昨日は日曜日。いつもは「べらぼう」が放送されていた。なるべくその日までに今回も書こうと思ったのだけれど、はるばる横浜の「お城EXPO」に参城してきた関係で、1日遅れと相成り申した💦 私のような人生の折り返しを過ぎた世代も多数いれば、ちびっ子たちまでが大挙お城目当てに集っていたのは末頼もしい。特にちびっこの研究発表が高度で、ええ?これを小学生が書いたの?と度肝を抜かれた。ま…
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