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店を出ると、神戸の夕暮れは思いのほか早かった。 六甲の山並みに太陽が隠れ、空は深い群青色からオレンジ色のグラデーションに染まっている。 手元に残った2万5,690円。 かつての「俺」を支えてくれたキャラクターグッズたちが、今の「俺」の生活費へと姿を変えた。少しの寂しさはあるが、それ以上に、空になったキャリーワゴンの軽さが、今の自分には心地よかった。 駐車場に停めた年季の入った四駆に乗り込み、俺は市…
【大切なお知らせ】 ご訪問ありがとうございます。 小説「約束の岬」は、note(アプリ)で配信することにいたしました。 恐れ入りますが、こちらのリンクからnoteに入っていただきますよう、 よろしくお願いいたします。 ▼ note はコチラです。 note.com ありがとうございます。
連作短編「夢現」第1話 真っ白な紙の日めくりカレンダーのページが一枚ずつ減っていく。その移り変わりによってひなみは日々の時の流れを実感していた。 (血がついてる…。) “十八”と書かれた紙の端に付着した鮮やかな赤を拭うと、まだ生々しい感触がした。 白く無機質な壁にぽっかりと開いた穴のような窓の向こうに濃い緑の夏の葉が茂るのが見える。蝉の声の行き交うのを聞いているとなぜか目の端がじんわりと熱くなった…
「キングコブラをご存知でしょうか?」 一応動植物研究所の職員と思われる人物への質問としてあまりにも失礼では?という感想が一瞬浮かんだが、モニタ越しであってもはっきりとわかるほどに質問した相手は疲弊しきっていたので「もちろん」と返すだけに留めた。 「実は、当研究所の職員がキングコブラを利用した研究を無断で行っていたことが判明しまして……」 何と返すのが正解なのかわからず、続きを待つ。 「すぐに研究は…
今、「猫の草子」という、江戸時代初期に書かれた「御伽草子」を題材にして、翻案小説を書いているのですが、思いついてその一文をAIに翻訳させてみました。 AIに対する命令文は以下の通り。 次の古典文学の一文を現代文に翻訳せよ。 何より心の殘り候ふは、やがて正月に、かゞみ、はなびら、煎餅、あられ、かき餅、おこし米など、春雨の中うち徒然とぜんなぐさみにかぶりくひて、じゞめいて遊ばんとたくみしに、大敵の猫ど…
最新情報です。下に行くほど新しいニュースです。母艦サイトのINFOや自作創作小説カテゴリー に内容紹介文を詳しく載せてます。タイトルから飛べます。母艦サイトへのリンク→BLUE HUMAN 2026/01/07 勝デク小説「ヒーローズカムバック【時系列順版】」UPしました。 2026/01/07 勝デク小説「ヒーローズカムバック【時系列順版】(全年齢版) 」をUPしました
新年あけましておめでとうございます。 2025年、一度更新しただけで放置しておりました。 その後の私は、新年早々自殺企図をしたことから試験の前日まで精神科病院に入院しておりました。 しかも入院中にコロナにかかりました。 しかし、精神保健福祉士の試験には無事合格し、現在は精神科病院に勤務しております。 勤務中にも色々あって、一度ODをしましたが、なんとか自力で復帰しました。 新年早々相談室からデイケ…
「焼けたね~」 久々の日本は真夏だった。ところが連日40度を超すインドの気候に慣れた身には、30度台では暑くない。むしろ寒い。栄養失調でガリガリに痩せた体ならなおさらだ。 こんなときは家でゆっくりと温かいフロにでも浸かって、長旅の疲れをいやしたい。 だが、私には帰る家がない。日本を出るとき、家どころか生活道具から住民票にいたるまで、一切合切を捨ててインドに渡ったのだから、今の私はホームレスなのであ…
高速巡洋艦「衣笠」の冒険 【1-12-5】 ■南米の港湾施設 その昔シナがインフラ整備を有利子の資金援助で行った結果 返済が滞り、100年間の契約で無償で使用権を得た施設で世界の至る所に存在する。この施設もそのひとつでシナの国有企業がコンテナヤードとして利用している事にはなっているが シナの軍隊が警備と言う名目で駐留している。 その施設の周辺で一人の帯締学園 訓練生が聞き込みをしていた。 【アミリ…
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