物語や小説なら何でもOKです。
はてなブログを持っていれば、誰でも参加できます。
読書習慣が戻ってからというもの、話題になっていて面白そうな本があれば図書館で予約しています。 『木挽町のあだ討ち』(永井紗耶子 著/新潮社/2023.01発行)もそのひとつです。 木挽町のあだ討ち(新潮文庫) 作者:永井紗耶子 新潮社 Amazon 山本周五郎賞、直木賞を受賞し、歌舞伎舞台化や映画化もされている超・話題作なので、借りられるまで数ヶ月待ちました。 ようやく手にして読んでみると、評判に…
第四章:極限の翼(帆布)と東の杜(ハブ)の誕生② 「『絹の代用品』で終わるつもりなんて、最初からないわ。……絹を超えてみせる」 都の支配から抜け出し、男たちの命を守る「新しい帆」を織るため、真比呂(まひろ)たちは神宮の最深部に隠された機殿(はたどの)を訪れた。そこで出会ったのは、技の極致ゆえに白濁した瞳を持つ伝説の老媛巫女・五百旗(いおき)。「命を織りあげる技術者」としての覚悟を問われた真比呂たち…
アパートの道路向かいに割と大きな公園があった。名前など当時から知らない。気にしたこともなかった。子供の世界は面白いもので決して正式な名前で呼ばない。丸公園とか三角公園とか勝手な名前を付けていた。だがこの公園はアパートの目の前にあるのでただの公園としか呼ばなかった。 公園の位置というのは基本的に変わらない。大きな公園であればなおさらだろう。街割りは単純で、記憶をすり合わせる程のこともなく、別に探すほ…
白い果実に触れた指が、それを摘むための形を取った。 触れて、曲がって、指の腹が果実の側面に押し付けられている。台形型に切り揃えられたそれを逃さぬようにと、爪の先が少し刺さる。力が込められた関節が、皺を深くした。 摘んだ指は、ゆっくりと、口元まで運ばれていく。私の視線はそれを追って、同じ速度で上昇する。 それと言うが、追ったのは、はたして果実だろうか? ぴたりと止まった指の動きにならうようにして、視…
源義経黄金伝説■第72回■最終回★源義経の存在が日本の統一を可能とした。 源頼朝は日本全国に守護地頭を置く。律法の世、貴族の世である日本を、革命においこんだ。 クリイチ 源義経黄金伝説■第72回■最終回★ 飛鳥 京香 | クリイチ 作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・Manga Agency山田企画事務所 ●http://www.yamada-kikaku.com/ yamadakikaku2009-yo…
妻とつくる 智(とも) 僕の妻はバンドを組んで歌っている。オリジナルをやる。曲はギターの男性が担当し、歌詞は妻と僕とでつくる。曲が先にでき、妻がそれを聴いたイメージを僕につたえ、僕が言葉にする。妻は、「あなたはわたしのアイディアを詞にしているだけだ」などと言ったりもするので、「アイディアなんてものはそれだけあっても作品にはならないんだよぉ」と僕も言い返す。僕の本職はフリーのライターで、雑文全般を引…
2026年 夏イラスト もう夏です! 気がついたら一年の半分が過ぎてしまっていましたwww さて、今年の夏も素敵なイラストを描いていただきました!! この度のモデルさんは、エミリアです。 このエミリア・エステバンさんは、NATO スペイン代表部隊 として帯締学園に留学中です。 最新話では 添下学園との対抗戦を前に他のNATO軍留学生らと一時帰国して早々、NATO カザフスタン派遣隊 ハヤブサ破壊チ…
みなさまこんにちは 熟女のアイドル エックスツー※1の味玉です ※1:バツ2のことです。でもってシングルファーザーです 昨年とは打って変わり 梅雨らしい天気が続く今日この頃 イカ🦑いかがお過ごしでしょうか? ワタクシと言えば 貯まった有給を惜しげもなく使い 現在『梅雨休み』3週目に突入 思いがけず降って湧いたこのバカンスも しかし、間もなく終わりを迎え 週が明けたら また、あの日常に戻ります ホッ…
青とオレンジ 第一部 改めて見てみるとこのバインダー、ずいぶんキズだらけだな。いつ買ったんだっけ?思い出すこともできないくらい昔なのかもしれない。あまり使わないのだけど、いつも目の届くところにあったな。だからほら、こんなにキズだらけだ。 知人から8年ぶりにメッセージが来た。大学時代の友人。僕は大学を中退していて、だから友人らしい友人などいなかったのだけれど、彼だけはたまに連絡をしてくれて食事などを…
グノーシス主義の『ユダの福音書』に描かれる、物質界を冷徹に見下ろすイエス・キリスト。 悟りを開いた直後、世の理(ことわり)の深遠さに「語るべからず」と瞑目した初期仏教のブッダ――ゴータマ・シッダールタ。 「到達した真理が、あまりにも世俗の常識とかけ離れている。人々に説いても無駄ではないか」 そんな孤高の絶望を共有する二人が、時空を超えた光の領域――プレーローマ、あるいは「空(くう)」の境界で邂逅…
次のページ