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現代物理学が時間と空間の概念を絶えず問い直すように、古代インドの仏教思想家たちもまた、時間と因果律(縁起)がどのように存在し、作用するのかについて深く、そして熱い議論を交わしました。 この壮大な思索の旅は、万物が実体を持つと考える一派から、すべては空であり、無常であると主張する革新的な思想へと展開していきます。本稿では、仏教における時間論と縁起の展開を、主要な宗派の視点から探り、その深い哲学的な意…
昨日までの休日は秋の後始末。 落ち葉が庭を覆う時期、殺風景でもふと見渡せば赤が目に入ります。 散る秋を集めてひとり咳をする
人は本来、生き方だけでなく神すらも選ぶことができる。 だからこそ、あまりに自由すぎて、どうやって生きていけばいいのか見失う時がある。 自分が何をしたいのか、分からなくなるのだ。 そうかと思えば、こうすべきやこうでなければならないと自分を偏った価値観で縛ろうとする時もある。 人生とは選択の積み重ねである。 一度選択を間違えてしまうと自分の人生という作品が恥ずべき失敗作になったように感じるかもしれない…
散歩をすると思考が進むように思います。マイルドな運動……というのが大切な局面も多いのかもしれません。ウォーキングはよいスポーツですね。 今日はブルグミュラーのやさしい花という曲を弾いていました。けっこう冒頭から高い音を出していて面白いなと感じます。それで冒頭を繰り返し弾きます。すると言葉にし難い色々なニュアンスが感じられてきて奥深いな……と思います。本当に。 それで文章もそうなのでは? という気づ…
エロマンガというジャンルにおける表現史。冒頭にも述べられているが、本書はビジュアル面、視覚記号面を中心とした考察したものであり物語やキャラクターを論じるものではない。中心としては美少女コミック周辺の表現史ではあるが、現代の青年誌、少年誌、TL、BLに表現として受け継いでいるところも短くではあるが書いてくれており、ジャンルに関わらずエロにたいする表現をまとめてくれようとする著者の熱意を感じる。先行研…
想いが溢れるとき、私たちの内部では何が起きているのでしょうか。それは情熱? あるいは……何が溢れるのか、溢れている人を見るとどう感じるのか、一緒に考えてみませんか。 ・母は「想い」があふれる人だった。家族は困惑しつつも愛されキャラだった。 ・「感情」と「想い」は同じもの? 「感情」は言葉になっているのだろうか。母は感情(湧き上がるエネルギー)のままに話す人で、なぜそうなったのか根拠を話してもらわな…
「仕事できない自分はダメだな…」 「みんな頑張ってるのに、頑張れない私って…」 「社会不適合者だ。社会は私の事なんて求めてない…」 もしあなたが今、そう感じて心をすりらしているなら、 この記事があなたの生きづらさを緩和する【処方箋】になるかもしれません。 こんにちは、みるくてぃーうさぎです。 みなさんは、上記のようなことを思ったことはありますか? 私はあります! しかし、なんの専門家でもない私から…
<存在しない言葉に対し、言葉を当てはめていく楽しさ> おはようございます!ちくわです。 この何だかよくわからない人生に問い続け、その「わからなさ」を日々味わって楽しんでいきたいです。 私が参加していたある読書会の知り合い同士で始めた「哲学カフェ」。 今日は前回の続きで 「必要悪と不要善」 について書いていきたいと思います。 前回の内容はこちら。 chikuwamonaka.hatenablog.c…
日常の風景は、ここまで面白かったのか。気づけば見過ごしていた小さな疑問や、ふと頭に浮かぶ考えごと。その一瞬の“ひっかかり”をすくい上げて形にしたのがヨシタケシンスケの『日々憶測』。物語としての流れを追う作品ではなく、著者の視点をそのまま借りるような一冊です。 本記事では本書の見どころ、特徴を抑え未読者向けに解説しています。
生きていると急に世界がカオスに見えるときがある。 全ての意味が些末なことに感じる。そういう時は気が穏やかになる。本当は なんでもいいんだと実感して、そんな自明なことが何故分からなかったのか不思議に思う。この状態は長続きせず、気づけば義務と雑用に帰っている。 作品を鑑賞するとき、意味を重視する向きと感覚を重視する向きがある。例えば「考察」は意味的だ。ストーリーの論理的な繋がりやキャラの機微を言葉にし…
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