日々考えることを綴るグループです。ご自由に参加ください。
はてなブログを持っていれば、誰でも参加できます。
私は常々、宗教など精神的な道は、観念ごとに留まるものではないと思っています。宗教は、当たり前のように信じることを重んじ、それが無ければ宗教でないように思われているようです。しかし同じそういう信仰でもただ、言葉として説かれているものを信じ従うという在り方とは別に、何か上から...というのは思いを超えてということですが、“力“が加えられて引き込まれ、惹かれてやまないように信じざるを得ないような在り方が…
自販機で水を買う。ガチャンと落ちてきたペットボトルを取り出し口から掴み取って、瞬間、反射的に「細い」と思った。いつも飲んでいるペットボトルよりも、一回り細い。しまった、商品写真をちゃんと見ていなかった、500mlに見せかけた400mlのペットボトルだ。以前にも、同じような手口に引っかかった。最近の自販機では、商品一覧が並ぶショーケースに、ボトル本体じゃなく、ボトルの写真だけが並んでいることがある。…
ランキング参加中哲学 ■「ベルクソンと現代哲学下」平井靖史他、福岡大学人文論叢53(3);941~969より引用。 時制の現在 過去 現在 未来 永久主義 ○ ○ ○ 成長ブロック説 ○ ○ ✕ 現在主義 ✕ ○ ✕ ベルクソン △ ○ ✕ 先にベルクソンの立場を、現代の議論地図のなかに位置付けておくと、過去、現在、未来、全部が存在している「永久主義」と、現在しか存在しないという「現在主義」、過去…
チャット AI 読書メモ 「堕落」とは崩壊でも破滅でもなく、「人間性への回帰」 以下に、**坂口安吾『堕落論』の読書メモ(要点整理+理解を深めるポイント付き)**をまとめます。構成は ①概要 → ②主張のポイント → ③重要な引用的論点 → ④背景 → ⑤他作品との比較 → ⑥考察のヒント の順です。 📘 『堕落論』 読書メモ(坂口安吾)① 概要(どんな作品か)1946年、戦後混乱期に発表された評…
キラキラ輝くみなもを嫌う 夜明けの陽光をあびてキラキラきらめく海面に、マイナス感情はいだきにくい。前向きな気持ちを強制されていそうな気配すらある。逆に、たとえば「強制」や「廃退」って言葉には、マイナス感情を向けやすい。自然に「嫌える」感じ。思わず明るく受け止めてしまうものと、なぜか苦しく受け止めてしまうものがあって、そうそうかんたんに入れ替えはできない。朽ちてカビと埃にまみれた家屋に、ふわふわの焼…
冬の心を映すクリスマス映画セレクト 毎年必ずみることになるクリスマス映画。どれをみるかは、その時の気分次第で変わる。家族の温もりに癒されたいのか、静かに心を落ち着けたいのか、それとも痛快に笑ってすっきりしたいのか。名作と呼ばれる作品には、どれも確かな物語の力があり、その年の自分の心を映す鏡のような存在になる。ここでは、自分の気分に合わせられるように、バランスとともに整理する。どの作品からみるかの目…
大阪関西万博、アメリカ館を行列に並んで満喫したけど。 gyakutorajiro.com 他にも気になる国はいっぱいあった。コモンズC館にあった「サンマリノ」(San-Marino)も、その1つ。 なんか音響ドームみたいなのに入ったんだよな。 この音響ドームの下で一瞬立ち止まって、サンマリノの音に包まれてみてください。音の風景は、季節と日常生活のリズムを通じて、この土地の物語を語ります。それは、年…
問題に遭遇するとき、誰もがその状況を望むカタチに変えようと闘う。苦悩に苛まれるとき、誰もがその痛みを取り除くことに悪戦苦闘する。その試みは上手くいく場合もあれば失敗することもある。 こうして私たちは、状況や人、物、感情や観念という対象との格闘に人生の大半を費やす。その姿はまさにこの世界の囚人とも言える。なぜなら、その試みが上手いってもいかなくてもそこに真の解放はないからだ。 望みが叶えられれば、確…
運が良い悪いはただの感想 運の本質はただの現象 目の前で起こった現象を掴む(利用する)にはそれを掴めるだけの実力が必要 実力が無ければどんな現象が目の前で起こってもそれを利用する事は出来ない
序──ニック・ランドを再考する e/acc(effective accelerationism)とd/acc(decelerationism)の議論がX上で熱を帯び、AIの進化が資本主義の暴走を加速させる時代に生きながら、我々は「知性」の非人間的側面に直面している。ニック・ランドの加速主義は、そんな現代の鏡として、技術の自律的力と人間の終焉を予言する。 本稿では、ランドの思想をバタイユ、ハイデガー…
次のページ