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善と悪では、語りきれない物語。盗賊と天才仏師、正反対の人生を歩む二人が交差する『火の鳥 鳳凰編』。輪廻転生という大きなテーマを、歴史漫画として描いた一編です。 本記事では物語の見どころ、特徴を抑え未読者向けに解説します。『火の鳥』をこれから読み始めたい方や、作品の深いテーマを改めて知りたい方におすすめの記事です。 その他の『火の鳥』の解説ページ ≫黎明編 ≫異形編 ≫太陽編 ≫復活編 ≫未来編 ≫…
このゲームにはゴールがない ――ひとの心の哲学 (単行本) 作者:古田 徹也 筑摩書房 Amazon 哲学者ウィトゲンシュタインとスタンリー・カヴェルの議論を手がかりに他者の心の懐疑論に迫る本。久々の哲学の本であり、ちゃんと読めるかしらと思っていたが頻繁に前の議論を整理してくれるので、懐疑論初心者の私も読み進めることができた。本書を読もうと思った動機は、山口尚さんの人生の意味の発表に参加するため。…
事件や事故が起きると、私たちはまず「なぜこの人が?」「この人はおかしかったのではないか?」という問いを立てがちだ。 加害者本人の性格や資質、異常性を分析する記事は多いし、それで一応の「説明」をした気分にもなる。 でも私は、そうした説明にいつも少し引っかかりを覚える。 本当にそれだけで説明がつくのだろうか。その人一人の中で、あれほど大きな出来事が突然生まれるものなのだろうか。 私が持っている、事件の…
Blue あなたとわたしの本 274 カフェ・マジックアワー (後編・完結) 智(とも) やがて青年は最上階に着いたようだった。階段がとぎれていた。上へと向かう手段はもうどこにもない。がらんどうの、船の甲板(かんぱん)を連想させる、赤みがかったデッキに立っていた。建物の白い壁面が右手につづいている。窓のひとつもない。だが、のっぺりとしたその壁に、みどり色に塗られた扉が嵌めこまれている。このドアから…
措置の時代にあった、大切なこと 介護のお仕事の多くが、“契約に基づくサービス”ではなく、“国から提供される「サービス」”であった、措置の時代の介護を知る方とお話しをさせていただく機会が、今までで何度かありました。個人的には、なんとなくですが、昔は高齢者の方の施設は劣悪な環境であったという認識が強かったのです。しかし、お話を伺ううちに、確かにハード面では、大部屋が当たり前であったり、拘束に関する規制…
2025年の最終出勤を終えた車の中にて 今年の9月から始めた約4年ぶりの労働(雇われ仕事)。フルタイムではなく時間給のアルバイトとして働くことは15年ぶりだった。紆余曲折を経て資格取得はしたけれど、正規雇用先を探していた若かりし頃の生活を思い返すと懐かしい。若い頃に一念発起して資格取得をしておいて良かった。その資格のおかげで楽しく稼がせてもらった。 閑話休題 今回のアルバイトは週3勤務のシフトでは…
<今回も見事にジャンルがバラバラで楽しかったです> おはようございます!ちくわです。 この何だかよくわからない人生に問い続け、その「わからなさ」を日々味わって楽しんでいきたいです。 私が参加していたある読書会の知り合い同士で始めた「哲学カフェ」。 2020年より主にオンラインの場(ZOOM)で開催しています。 ※今のところ、クローズドでの開催です 今回は、第122回開催になります。 前回開催の記事…
最近は家族葬という名の小規模な葬儀が主流となり街の至る所に斎場が出来つつあります。その数はコンビニより多いのではないかと思うほどです。 その費用ですが家族葬とはいえ父の葬儀では150万円ほどの葬儀費用に更にお坊さんの念仏代に50万円ほど、合わせて200万円近くかかったわけであります。 更に四十九日の法要では来てくださる方々への食事の用意などもあり、納骨費用やお墓などを新たに建てる場合は追加で費用が…
source: Gemini 3 Pro 通知はいつも、肋骨の裏側が冷えるような感覚と共にやってくる。 午前三時、六畳の狭い部屋は排熱と湿気で淀んでいる。枕元の端末が青白く明滅し、私の網膜に文字列を焼き付けた。 Request: Human_Intervention / Node_ID: 8940 / Priority: High 私は重たい身体を起こし、咳を一つする。かつて「クリエイティブディレ…
記事の内容 私たちの体のふしぎ。 私という存在、私という心を考えるためにも、この身体という物体についてよく知りたい、感じています。 この記事では、私たちの体の仕組みというテーマで読書しているので、それら本を記録としてまとめようと思います。 学問的には、医学という分野を土台にし、そこからさらに専門分化することでしょう。 全く専門外なので、一般向けの本をゆるく楽しむ、という態度で読んでいきたいです。 …
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