Science Fiction、空想科学小説に関連するブログ
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橋の上から街を眺めていると、すぐ近くに、丸い扉のようなものがあることに気が付きました。 扉の上には、琥珀色のランプがひとつ吊るされています。 その灯りは、ほかの橋の灯りよりも少しだけ暖かく見えました。 近づいてみると、扉の隙間から、甘い匂いが流れてきます。 乾いた木の匂いと、あたたかい樹液の匂い。 なんだかとても、落ち着く匂いでした。 そっと扉を押してみると、内側から、ころころと小さな音がしました…
<ギヴァー・シリーズ4部作>の最終巻。タイトルの「ある子ども」とは。第1巻<ギヴァー 記憶を注ぐ者>でジョナスがコミュニティから連れ出したゲイブのことである。原題は”SON”となっており、息子のことである。 今作には、ゲイブを産んだクレアが登場する。クレアは「出産母」をクビになるのだが、自分の産んだ子を追い求める。そしてコミュニティを脱出し、ゲイブの元にたどりつくのだが、そこ行きつくまでのドラマが…
ドオーンッ。ドオウンッ! いまや、次々と崖を転がり落ちてくる砂岩は、大人の身体ほどの大きさになっていました。 それは、交易隊の男に当たった場合には、その不幸な男を地面へ押し倒し、駱駝の横っ腹に当たった場合には、それを谷底へと突き落とすのでした。 ガコンッ、ドスンッという落下音に交じって、男たちの悲鳴と「ヒュホオオゥ・・・・・・」という悲しげな駱駝のいななきが、交易路を吹く風に乗って広がっていきまし…
最後の一行 white作者:金子 玲介,斜線堂 有紀,法月 綸太郎,芦沢 央講談社Amazon 収録作品は以下の四編。 ・金子玲介「ゼリーに満たされて」 ・斜線堂有紀「人魚の骨を拾い往く」 ・法月綸太郎「次はあんたの番だよ」 ・芦沢央「ひび割れ」 「ラスト一行で世界が反転する短編を書いてください」 という要望に応えて書かれた作品たち。 正直、この要望をきっちり満たしている作品はない。 最初の三作は…
連休の最終日。といっても自分は仕事を入れた日が多く、また明日以降に休暇日があるため、さほどゴールデン感は無い。それでも今日は、友人知人に会うなどして、連休っぽく過ごすことができた。 白河夜船 作者:吉本ばなな 幻冬舎 Amazon 昼食は昔からの友人と食べた。確か高校時代からの付き合いで、今でも数年に1回くらい連絡があって、会うことがある。塾で知り合い、お互いに実家を出てからずっと数年に1回だけ会…
「オールド・オーク」、良い映画だった、今年のベストになるかも知れない。大体の感動する映画というのはクライマックを過ぎた辺りかエンドロールなんだけれどもこの映画では半ば過ぎあたりに自然と涙腺が緩む。なんと言っても主演の俳優さんの芝居が素晴らしい、まるでドキュメンタリの様な自然さで地味な生活を表現している。〔内容〕シリア難民の受け入れを巡って住民同士の対立が深刻化していく中で、不愛想ながら根は優しいパ…
過去に 『ヴァリス』フィリップ・K・ディック ― ひかえよわが自己愛、と宗教狂いは言った でも述べたとおり、私はけっしてディックの良きファンではない。そして、この『流れよわが涙、と警官は言った』に何らかの経緯で行き当たってブラインドで読もうという人は ー 非SF読みはもちろんのこと、むしろSF読みならなおさら ー “いったいコイツはSFが、いやそもそも小説が書けるのか?” の念を抱きながら我慢しい…
あらすじ・概要 主人公は宇宙船の中で記憶喪失になった状態で目を覚ます。自分は何者なのか、この宇宙船は何なのか。少しずつ記憶を取り戻すうちに、地球の存亡をかけたミッションに参加していることがわかる。しかしこのミッションは片道切符の決死行。迫りくる死を意識しながらミッションを続ける主人公だったが……。 地球を救うためのプロジェクトと異種族交流 主人公グレースが死の恐怖と戦いながらミッションを遂行すると…
4月、終わったぞー!!!!!! 気づいたら終わっていた4月。 新年度始まりましたが、私は何も変わりません。 子どももまた仲良しな友達と同じクラスになって、ほっとしていたら、あっという間に4月が終わっていました。なんつーか、早いような別にそうでもないような、、、 正直、石油のこととかで心がざわざわしていて、ざわざわざわざわ、と思ったら鼻水止まらなかったり、喉が痛かったり、寒かったり暑かったり、雨すご…
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