ミステリ好きの方・ミステリのおける探偵のキャラの立ち方が好きな方・ミステリがもたらすカタルシスに酔いしれたい方。ミステリの持つ魔力に囚われた方も囚われそうな方も今から囚われる予定の方も、どなたでも大歓迎。
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2025年12月21日に、正統派現代RPG「太宰府カンコー奇聞わたる」の1.9版を公開しました。 ウディコンが終わった時点で1.7版だったので、ウディコン終了後2回目のバージョンアップとなります。 今回のバージョンアップでは、今まで固定メンバーだったパーティーメンバーが2名追加。 そしてパーティー編成まで、できるようになりました。 おっと、この記事のトップ画像では6人並んでいますけど、本編は4人パ…
最近積読も多いですし、とりあえずは山を崩すかとKindleのライブラリと自宅本棚を見て読む順番を決めております。最近、ふと目に入ったのが「獣の奏者」の合本版です。アニメ化もした結構なファンタジー大作なのですが、年末年始なんだか寂しくなってきた私は、そういやこの作品、恋愛要素も無くはなかったなと思い読み返すことにしました。 獣の奏者 全5冊合本版 (講談社文庫) 作者:上橋菜穂子 講談社 Amazo…
Blue あなたとわたしの本 274 カフェ・マジックアワー (後編・完結) 智(とも) やがて青年は最上階に着いたようだった。階段がとぎれていた。上へと向かう手段はもうどこにもない。がらんどうの、船の甲板(かんぱん)を連想させる、赤みがかったデッキに立っていた。建物の白い壁面が右手につづいている。窓のひとつもない。だが、のっぺりとしたその壁に、みどり色に塗られた扉が嵌めこまれている。このドアから…
今回はアメリカの探偵小説作家ヘレン・マクロイの『家蠅とカナリア』(1942)を取り上げる。この充実した作品は同時期のクリスティー作品と比較したくなるような、独自の「騙り」を含んでいる。以下では、探偵小説としての驚きの中心点へと導いていくような仕方で、本作を論じてみたい。 参照するのは深町眞理子訳(創元推理文庫、2002年)である。丸括弧内の算用数字は同書の頁付けを示す。 【以下、本作の核心に触れる…
虚構推理 忍法虚構推理 (講談社タイガ) 作者:城平京 講談社 Amazon 九郎の過去に纏わる幾つかのエピソードを収録した巻。といっても人魚やくだんを食べた頃ではなく、中学・高校時代『廃墟に出会う』と『まるで昔話のような』は既に漫画版で感想を書いているので簡潔に 『廃墟に出会う』は漫画版が第三者視点のような形を交えて描かれる為にあくまでも九郎と夏彦が廃墟で語り合うエピソードという体裁だった。けれ…
107.兇人邸の殺人(今村 昌弘/東京創元社) 総評:★★★☆☆ おすすめ:パニックホラーとミステリのフュージョン。『屍人荘の殺人』シリーズが好きな方へ。
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「優しい」性格は営業に必要ない? 押しが弱い 嫌われたくない・迷惑かけたくない 相手のためにならないものを売りたくない 営業だからできなきゃいけないことができない 会社や社会に迷惑をかけたくない 「自分は人に優しいって言われるような性格だから営業向いてないんだ」 そんな風に思ってしまうこともあるかと思います。 私も同じように、「相手の顔色を伺い過ぎて押しが弱すぎる」と 上司からいつも指摘を受け 向…
「メグレと若い女の死」 原作の『メグレ警視』ファンとして、 ジェラール・ドパルデュー(フランス人の演じる) メグレも見たいし、 今までイギリス人の映像化されたメグレしか見たことないのも、他国で食べるバゲットで満足してるみたいで、 アレだしな……。 という、 もろもろの理由で観たので書いておきます。 (ネタバレあり) 男性は想像もできないことでしょうが。 わたしは毎日ゾッとしていますよ。 女性が殺さ…
漫画『虚構推理』の23巻が発売。 新章『まるで昔話のような』の真相を解説していきます。 ろくろ首と人間の恋愛に、殺人事件が絡んだ物語。 今回も絶妙に真相が隠されています。 www.kodansha.co.jp ※ここから先は『虚構推理・まるで昔話のような』を読んだ人向けの内容です。作中には出てこない”隠された真相”の解説・考察ですが、ネタバレを含むので本編を知っている方のみご覧ください。
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