歌舞伎好きなことをつづるグループ
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ひさびさに青山の銕仙会の能楽堂へでかけて『藤戸』を観たが、この名作にふさわしい見ごえのある名演であった。 まずはこの演目らしい重厚さにみちている。シテの馬野正基、ワキの福王和幸のゆたかで深い声がじつに切実にひびく。大ベテラン曾和正博の小鼓の音もきわめて重厚で『藤戸』にふさわしい。これは現在能でありかつ夢幻能でもある藤戸の特殊性にもかかわっている。殺された若者の霊である後シテにたいし、前シテはその息…
紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA、2026年3月26日18時(全席指定夜チケット7,000円)。 作/井上ひさし、演出/大河内直子、音楽/阿部海太郎。1982年しゃぼん玉座初演、こまつ座では初の上演。全2幕。 プログラムにあらすじの記載がなく、またなんとも説明のしにくいお話でした。各場面のノリがけっこう違っていて、全体としては寓話的というか… 国語学者の花見万太郎(筧利夫)の生き様と死…
歌舞伎座夜の部Bプロを観劇。二階席の二等B席が上手から下手迄ずらっと空席であったが、その他の席はほぼほぼ埋まっていた感じであった。去年から歌舞伎座は一等席の一部を特等席に格上げして値上げし、二等席をABの二階級からABCの三階級にして、値上げと値下げを実施した。以前から筆者は、二階席の真ん中から後ろによく空席が見られていた事から、ここら辺りの座席は値下げすべきだと思っていた。その意味で二階席後方が…
ただいま新春浅草歌舞伎で上演中の「角力場」についてお話してきました。 歌舞伎には、独特の言葉やお約束などがいろいろとあります。 なんらかのとっかかりがあると芝居はもっと楽しくなるはずです。 「角力場」の重要な人物であった山崎屋与五郎に関連する言葉がありますので、 今日は一つ覚えていただけたらうれしく思います(´▽`) まずはおさらいを…ざっくりとしたあらすじはこちらです。 www.suehiroy…
1月2日に浅草歌舞伎の初日に行ってきました。 鏡開きを見るために、朝早めに行きましたが、前日に発生した能登地方の地震を鑑みて鏡開きは中止で、出演者のご挨拶のみとなりました。 新春浅草歌舞伎|浅草公会堂|歌舞伎美人 本朝二十四孝 十種香 米吉の八重垣姫がとても良かったです。 私は十種香はわりと眠くなってしまうことが多い演目なのですが、米吉の八重垣姫の恋一途さが溢れてて、目が離せず、最後まで集中力を切…
毎年10月は私的歌舞伎月間です。 国立劇場では文化庁芸術祭主催公演が定番ですし、歌舞伎座も芸術祭参加公演となります。行くしかない配役や狂言が並びワクワク。 地元では地歌舞伎・横浜いずみ歌舞伎が催されますし、歌舞伎を観る機会が断然増えるというわけです。 今年の国立劇場は贔屓の芝翫丈主演で、しかも初見の演目、早変わり、本水演出ということで、とても楽しみにしていました。 昔ながらの演出に拘られたようで、…