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枠組みを脱ぎ捨て、「本来の自分」の音を取り戻す物語。 事前に何の予備知識も持たず、「本屋大賞を受賞した作品」という情報だけで恩田陸さんの『蜜蜂と遠雷』を読み始めました。 ミステリなのか恋愛小説なのかも分からないままページを開いたのですが、そこに広がる怒濤の音楽描写と熱量に圧倒され、気づけば最後までほぼ一気読みしてしまいました。 一次予選から本選へと進むにつれて挑戦者が絞り込まれていくコンクール独特…
『死霊の恋/化身~ゴーティエ恋愛奇譚集~』テオフィル・ゴーティエ (著), 永田 千奈 (翻訳) 光文社古典新訳文庫 死霊の恋/化身 ゴーティエ恋愛奇譚集 (光文社古典新訳文庫 K-Aコ 13-1) 作者:テオフィル・ゴーティエ 光文社 Amazon 吸血鬼モノを大好物としているので古典といわれるこちらの作品を読んでみた。 驚くくらい描写が細かくて、自分の脳内でフルカラーの映画ができそうなくらいだ…
今年(2026年)もお盆の時期が終わり、秋のお彼岸の時期になってきました。本記事はお盆の時期に投稿する予定でしたが、タイミングが大きくズレてしまいました(笑)。 〇餓鬼を救済する話 「餓鬼を救う話」で有名な仏教経典と言えば、おそらく以下の①②③ではないかと思われます。成立した時代・仏教史上の位置づけ・救済の仕組み・日本の盆行事との関係はかなり異なります。 ①『パーリ仏典 小部 餓鬼事』の第二章に属…
ヨグマタ 相川圭子 著 永遠版サマディ 頁232~235に、『瞑想は、内側の浄化を積極的に進めます。』とある。 自分が自分だと思い込んでしまっている自分(偽我)に意識が向いていると、過去の記憶や頭にインプットされたものに囚われて、「こうしなければ・・・」「ああしなければ・・・」というもので、自分で自分を縛ってしまい、視野が狭く、物事を偏って捉えてしまい、何事にも上手くいかず、悩みや苦しみの多い重苦…
ボタニストの殺人 上 ワシントン・ポー (ハヤカワ・ミステリ文庫) 作者:M W クレイヴン 早川書房 Amazon
■はじめに テレビで「世界一美しい野菜」という紹介動画を見て、ロマネスコという野菜に一目惚れしました。 数学的なフラクタル構造を持つ、まるで自然が作り出した芸術品のようなその姿。 こんな美しい野菜を、自分の手で種から育ててみたい—そう思ったのが、この栽培記録を始めるきっかけです。 ■ロマネスコとは? ロマネスコは、ブロッコリーとカリフラワーの中間のような野菜で、「カリッコリー」や「カリブロ」とも呼…
<推し>という言葉は、どこから生まれ、いつごろから定着したのでしょう。宇佐美りんさんの「推し、燃ゆ」が芥川賞を取ったのは2021(令和3)年1月で、わたしはこのとき初めて<推し>という言葉を意識しました。 以前から<イチオシ>という言葉遣いはあり、そこから<オシ>の部分を切り離して独り立ちさせた用法のようで、ゼロから出現した唐突感はない。半分の既視感と同じだけの新鮮味。このあたりが、この言葉の魅力…
印綬格は、学びと知識を蓄え、命式全体の流れの中で活かす格局です。 「印綬格(いんじゅかく)」とは、どのような命式なのでしょうか。 印綬が命式にあれば印綬格になるのか、身旺と身弱では何が変わるのか、財星があると印綬が破れるのか。「印綬は多いほどよい」「身弱のほうがよい」と考えてよいのかなど、判断に迷いやすい格局のひとつです。 印綬は、学問・知識・理解・名誉・人望・保護・継承などと関係する通変星です。…
今週のお題「思い出のゲーム」 まずはお題から。少し前までかなりハマり込んで、今でもその残り火に悩まされているのが「CivilizationⅥ」。最新版より一つ前のバージョンだ。世界各国の文明の指導者から1名を選び、科学、文化、制覇、宗教のいずれかのジャンルで世界を席捲すれば勝ちというシミュレーションゲームだ。以前のバージョンにも何度かハマった記憶はあるが、今回が一番重症だ。 何しろ一度机の前に座っ…
こんにちは。かんきっくです。 めっきり涼しくなってきました。今年もあと4か月?時の過ぎ去る早さに愕然としますね。 僕の住んでいる地方はここ最近なんだか雨が多くて憂鬱です。皆様もぜひご自愛ください。 さて。今回はずーっと前に気まぐれにやった漫画レビューの2本目です。 取り上げる作品は現在アニメが絶賛放送中の「鉄鍋のジャン」になります。 正直レビューするにはあまりにも有名作品というか、俗っぽい言い方を…
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