海外文学が好きなひとのためのグループです。イメージは生田耕作が設立した出版社、奢覇都館の謳い文句、「低俗と量産の時代に、敢て問う誇り高き少数者の声」。
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いまだ、誰かの手にある本を想う 頼んだ本が届くまでの期間は、少しの活字も読みたくなくなる。それは読んでいる本に対して無礼な振る舞いをしないためである。そしてこの期間は、恋人が見せた視線の意味を考える時間のような、幸せで少し苦しい思いに似ている、と私は思う。 図書館で朝食を ―おや、あそこの棚に、やけに分厚い本があるな。冷たいアスファルトで休んでいる雨水たちのような色をしている。うん、フランス文学の…
私の推しは6年前から変わらずヴィクターくんです。 メアリー・シェリー著『フランケンシュタイン;あるいは現代のプロメテウス』の主人公、ヴィクター・フランケンシュタイン。推しなので、私も推しの誕生日を祝ったりグッズを集めたりしたい~! ……ので、色々グッズを作ったりと独自に自給自足で頑張っています(*'▽')9月11~12日はヴィクターくんの命日だと判明しましたので、追悼イラストを描きました! 北極の…
Christel によるPixabayからの画像 中心街にある美容院に行ったとき(短くカットしてすっきりした)、「おすすめ読書感想文によい本」の記事を書く参考にするために書店に寄り、候補作(?)をピックアップした。 カテゴリー「◇高校生の読書感想文におすすめの本」『マダムNの覚書』https://elder.tea-nifty.com/blog/cat24014203/index.html これま…
あの冬の、火曜日の異常な雨に。カーテンを閉めて明かりをつけて。俺のラコステのシャツとニーソックス姿の君。永遠に続くあの日の午前0時。 ーKnee Socks こんばんは、ベラドンナです。今週は有明、羽田、大阪と、アークティック・モンキーズ来日公演すべてに馳せ参じ、燃え尽きて気力・体力ともに抜け殻のようになりました。アークティック・モンキーズは実在していて、自分と同じ時代を生きてて年相応の姿になって…
寝る前、夫は私に聞いたのだった。「何か欲しいものある?」 少し考えて私は答えた。「欲しい『もの』はないけど、欲しいものはある。何を食べても太らない体とずっとベッドでごろごろしていられる権利」 そんな私の答えに夫は笑った。いや笑ってる場合ではなくて。こっちは大真面目だ。 そう答えた数日後から一週間以上、私は苦しんでいた。そう、下痢だ。食事中の方がいたら申し訳ないが、でも本当に辛かったのだ。心当たりは…
浅井建爾『日本の駅名 おもしろ雑学』(三笠書房)松本侑子『アメリカ・カナダ物語紀行』(幻冬舎)ジェームズ・ヘリオット『犬物語』(集英社)綾崎隼『赤と灰色のサクリファイス』(KADOKAWA)綾崎隼『青と無色のサクリファイス』(KADOKAWA)池上彰『世界を変えた10人の女性』(文藝春秋)神永学『革命のリベリオン 第Ⅰ部 いつわりの世界』(新潮社)神永学『革命のリベリオン 第Ⅱ部 叛逆の狼煙』(新…
もともと「海外文学アドベントカレンダー 2022」の記事として、「海外文学の新刊まとめ2022」を書く予定だった。 ところがうっかり、不可避の寝不足が続いて執筆計画が破壊されたので、ブログの下書きを掘り返し、数年前に書いたまま眠っていたものを、代打として出すことにした。 なお、「海外文学の新刊まとめ2022」は、12月中か1月には公開予定。 それでは本編。 ■マンションポエム マンションポエムとは…
日蓮正宗では位牌ではなく、過去帳に先祖の戒名を記載して回向します。 今日は数少ないお休み。朝の勤行をコンプリート出来ましたので、元気百倍。やっぱ違いますね。血脈の通った御本尊様に、五座の勤行・唱題すると。午前中に所用を全て片付けることが出来ました。毎日できる環境に変わりたいです。不規則な今の仕事から、カレンダー通りにお休みのいただける仕事に。残りの人生もわずかですから、信心を後回しにしている暇はな…
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