海外文学が好きなひとのためのグループです。イメージは生田耕作が設立した出版社、奢覇都館の謳い文句、「低俗と量産の時代に、敢て問う誇り高き少数者の声」。
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敷地内には如何なる見処を付加しうるか。 第252投。586ページ、1552行目。 What additional attractions might the grounds contain? As addenda, a tennis and fives court, a shrubbery, a glass summerhouse with tropical palms, equipped in …
今回は、私が作成した動画「【絶対おすすめ】涙と笑いの源氏物語 ガイドブック|阿刀田高『源氏物語を知っていますか』」の内容を、ブログ読者の皆様に向けて改めて文章でご紹介します。 「艦隊」としてのガイドブックとの出会い 私は常々、古典(クラシック)とは「人生の危機に駆けつける艦隊」であると考えています。しかし、日本が世界に誇る至宝『源氏物語』を前にして、私自身、60歳を過ぎるまでその真価を十分に味わえ…
読書会の課題として「百年の孤独」を再読した。前に読んだのは20年近く前か、細かいことは全然覚えてなくて、鮮烈なイメージだけ記憶にあったけど、再読するとそのイメージも自分の中でまた変わってきてたと思う。再読でもやはり10日くらいかかったなー。前半は30ページくらいでなんかお腹いっぱいになって進まなかったけど、後半半分は2日半くらいでわりと一気に読んだ。 この本の孤独とはなんのことだろう。 長い物語を…
2013年に刊行されたウェールズの作家オーウェン・マーテルによる小説『Intermission』は、伝説的ジャズ・ピアニスト ビル・エヴァンスの人生における、決定的で悲劇的な空白の時期をフィクションとして描いた作品である。 舞台は1961年、夏のニューヨーク。エヴァンスは自らの音楽的理想を体現する「最高のトリオ」を率いてヴィレッジ・ヴァンガードの舞台に立っていた。しかしその伝説的演奏の直後、25歳…
今朝はベッドの上にぶん投げられた衝撃で目が覚めた。すぐ横にはじいちゃんが立っていて、「お前が『りく』でワシが『りゅう』な!」 と言って鼻息を荒くしている。なにやら夜中に「りくりゅう」と呼ばれるフィギュアスケートの日本人ペアが金メダルを獲得したらしく、じいちゃんはそこで人を持ち上げてぶん投げる技を憶えたらしい。てゆうか僕もじいちゃんも人じゃなくて河童なんだけど。あいかわらずじいちゃんはいにしえの河童…
1月はなんか面白い本にめちゃくちゃ出会ったので長々と書いていたら感想書くのに時間がかかってしまった。こんなブログをがんばって書くよりもっと本を読んだりさまざまな知識の習得に時間を費やしたほうがいいのでは? と毎月我に返るけど、もうなんだか読書感想を投稿しないと歯みがきしてないよりも気持ち悪い身体になってしまっているのだ……。 小説 『雪』オルハン・パムク(宮下遼 訳) 『砕かれた四月』イスマイル・…
▶年が明けてすでに1カ月。 何事もなく、光のように時は過ぎ去り、わたしの日常はたいして変わらない。 今日も、5時過ぎに起きて、苦くて熱い珈琲をちびちび飲みながら読書。 若い頃から、音楽を聴き、映画を観、本を読んできたが、けっきょく本だけが残った気がする。 今でも音楽は聴くし映画も好きだが、どちらもべつに無くなっても良いかなって気はしている。 渇望しないと言うか。 本は、なくなると困る。 じつに困る…
僕は『バートルビー』を再読した。それで思ったのは、前に書いた記事は芯を外した読解になっているな、ということだった。そこで本稿であらためて『バートルビー』を読み解いていく。 『バートルビー』の出発点は書写という作業である。おそらく著者のメルヴィルは書写人という職業を憐れんでいた。書写人は法律文書などの原本を書き写す作業をするが、それはなかなか神経を使う仕事である。一文字も誤らないように注意を払って、…
理想(1861年版) シャルル・ボードレール/平岡公彦訳 それは決してあんな挿絵のカットの美女たちなどではない。 益体もない世紀の生んだ、あんな傷物の製品では。 あんな編上靴履きの足や、カスタネットつきの指でもない。 私のもっているような心を満足させられるものは。 施療院行きの美女たちの囀る群れのことならもう、 萎黄病好きの詩人、ガヴァルニにでも任せておくとしよう。 なぜなら、あんな蒼ざめた薔薇た…
初めまして! Khylieといいます。 日々の記録を残しておきたくてブログを始めました。この記事では私の趣味などについてまとめます。 プロフィール 名前: Khylie 職業: 高校生 趣味: ゲーム・絵・読書・バスケ・映画・音楽鑑賞etc ◯音楽 HIPHOPが大好きで、1980年代〜現在までの、主にUSラップやR&Bをジャンル問わず聴きます。ロックも好き。 その流れで英語に興味があり、たまに好…
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