読んだ本の書評を書く人のグループです。
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最近よんだ文学研究論文のまとめです。 1. 三上桜「潜在する逸脱の可能性ーー吉行淳之介「寝台の舟」をめぐって」 吉行淳之介作品(の男性主人公)は異性愛規範を無批判に内在化しており、女性抑圧的だと批判される傾向にあるが、「寝台の舟」では異性愛規範やそれに基づく男性優位の権力関係から逃れる性的関係が描かれている、と主張する論文。 先行文献として吉行作品の文学研究のみならず、トランスジェンダーの人々や異…
夫婦の間柄というのは、他の種類の人間関係とはちょっと違った性質の、たとえば若かりし恋愛関係にはない、ちょっとした"特別さ"があって、これに心あたりのある方ならば、この本、眉村卓『妻に捧げた1778話』(新潮新書、2004年)は、どこか響くところのある本になると思います。 本書は、作家である夫が、長く連れそった妻の闘病生活をともに暮らし、そのあいだに一日一話短編を書きつづることを誓って、書き溜めて、…
考察する若者たち (PHP新書) 作者:三宅 香帆 PHP研究所 Amazon 私たちが暮らす現代の空気感は、まず言葉にならない感情として現れます。 そして、その感情が芸術やビジネスによって作品やコンテンツとなり、最後に、それらを言語化できる書き手によって整理され、社会に共有されるにいたります。 本書は、そうした現代特有の感覚を的確に捉え、言葉にした一冊です。 1.報われない社会のなかの「報われ消…
読んでくださりありがとうございます。 本日もお疲れ様でした🙂 今回は、リチャード・コッチ氏の著書 仁平和夫氏 高遠裕子氏の訳 CCCメディアハウス 「人生を変える80対20の法則」 の感想を書かせて頂きます。 タイトルは、第5章より取りました。文字数は、約1100です。この本は、いわゆる 「パレートの法則」 を仕事や人生にどう応用していくか、長々と解説してくれています。 読み終えるまでに、何度 8…
おはこんばんちは! ゆるふわSEの「ゆるちょここ」です♪ 皆さんは、「映画」ってどのくらい見たりしますか?! 私はそこそこの頻度で見まーす!!! (月2くらい?!) 今までも映画を見て、「あー、面白かった!」 と、こんな感じで弊ブログに感想を書き散らしてきてて、 www.yurufuwase.com www.yurufuwase.com www.yurufuwase.com それが私の映画ログ的な…
ジャルジャルの理不尽暴力からしか得られないものってありますよね。 YouTubeとジャルジャルが同時に存在する時代に生きられて感謝です。 「腹殴る奴」 「腹殴るスケジュール立ててる奴」 「腹殴るスケジュール立ててる奴」【朝メシ食う奴】 「興奮してるキーパーの腹殴る奴」 「ネタとばした相方の腹殴る奴」
ここ数日で、ネットに上げられている大学受験指導の「たたよび・文系チャンネル」内での日本史講義動画、田中結也「日本史・プレミアム全講義」の原始・古代から近現代までの全44回を視聴した。講師の田中結也は現在、京都や神戸や福岡ら西日本地域を中心に駿台予備学校らに出講している40代の、そこそこのベテランな日本史講師であるらしい。 今回の「大学受験参考書を読む」で取り上げるのは、そうした駿台日本史科に在籍の…
『おがみむし』 遠藤徹/2009年/211ページ 「これが恋というものなのだ」。男はわたしの心臓を丸呑みにして、得意そうに言った。虜になったわたしは、11名の女と共に男の僕となった。ところが13番目にやってきた少女だけは違っていた。なぜなら彼女は…。支配と従属、希望と諦観。心どころか“臓”まで奪われる愛の果てに、少女たちが選択したものは?『姉飼』の著者が放つ耽美ホラーの傑作!最狂の純愛(?)スペク…
ノーベル経済学賞を受賞したジャン・ティロールの著書『良き社会のための経済学(Economics for the Common Good)』。本書の導入部分である「序論(Introduction)」では、現代社会における市場経済の支配と、それに対する人々の不信感、そして私たちが目指すべき「共通善(Common Good)」について、深い考察が展開されています。この記事では、序論のキーポイントとなる「…
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