読んだ本の書評を書く人のグループです。
はてなブログを持っていれば、誰でも参加できます。
一人で生き抜く読書記録 vol.17:データがあれば解決できる……そう思い込んでいませんか?(Geminiを使いました) データがあれば解決できる……そう思い込んでいませんか。 システムが導き出した「正解」に従っていれば、安全に生きられると信じ切っていないでしょうか。 しかし、2026年の今、私たちは情報の海に溺れ、自分自身の「実感」や「考える力」を失いかけています。 データは便利ですが、それだけ…
こんにちは! 最近ホラー小説ばかり読んでいて、久しぶりにちょっと普通のミステリー読みたいな… でもなんか少し変わったものないかな… と、わたしの読みたい本リストを眺めていたところ、 いいのあるじゃん! とビビッときた作品を本日はご紹介いたします。 今回読ませて頂いた作品はこちらです! 「銀波商店街の事件簿 SISTER編/BROTHER編」 井上真偽 はい。本日は同じタイトルの作品を2冊読みました…
何が私をこうさせたか —獄中手記— 金子文子岩波文庫 「何が私をこうさせたか」は、金子文子が獄中で書いた自伝である。 金子文子は関東大震災直後に無政府主義者として警察に連行され、クーデターを企てた疑いとして死刑が求刑された。のちに恩赦として無期懲役の減刑となったが時を置かずに文子は刑務所内で縊死してしまった。享年なんと23才。今年2026年は金子文子没後100年である。 最近の映画や本をみると、「…
澤村伊智著。講談社。 友人の香織の家に遊びに行った「わたし」。近況報告するうち、各々の家に伝わる独自のルールの話になり……。(「ひとんち」)「私」は食玩コレクターの柳から、「シュマシラ」という聞いたことのないUMAをモチーフにしたロボットを見せられ……。(「シュマシラ」)ホラー小説の新鋭・澤村伊智による、日常のすぐそばに潜む恐怖を描いた全8編!(裏表紙引用) 澤村さん2冊目。なんとな~く、面白そう…
10代の頃の私は、この小説を完全に読み違えていました。映画版を先に観て、ドロレスのほうがハンバートを誘惑したのだと、本気で思い込んでいたんです。タバコをくわえた挑発的な少女のポスター。背徳的なラブストーリー。そういうものとして受け取っていました。 大人になって原作を英語で読み直して、ようやく気づきました。自分は完全に、語り手の罠にはまっていたのだ、と。 ウラジーミル・ナボコフの《ロリータ》。ロリコ…
タイム・アフター・タイム posted with ヨメレバ 吉田 修一 幻冬舎 2026年05月27日頃 売り上げランキング : 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す さて、出た本。吉田修一「タイム・アフター・タイム」出ました。映画「国宝」の大ヒットで原作も脚光を浴びた吉田修一。新作は作家デビュー30周年記念作品。まずはアマゾンの紹介文を。
※この記事には広告リンクを含みます。 NHKラジオ『古典講読』 本年度は「恋の遍歴でたどる『伊勢物語』」 なので、『伊勢物語』関連の本を読んでいます。 yomumiru.hatenadiary.jp 今回は、KADOKAWAが発行する総合教養文庫のレーベル、角川ソフィア文庫から。 新版 伊勢物語 付現代語訳 (角川ソフィア文庫) 作者:石田 穣二 KADOKAWA Amazon 番組テキストは発売…
世の中と足並みがそろわない(新潮文庫) 作者:ふかわりょう 新潮社 Amazon ふかわりょうさんの「世の中と足並みがそろわない」を読みました。 近年のふかわさんは文筆家のイメージが強い。 「スマホを置いて旅したら」を読んで以降、いろんなエッセイを読んでます。 時系列でいくと、この本が最初。 お笑い芸人としてふかわさんがブレイクしたのはターバンを巻いて一言ネタ。 当時はテレビを見ていて斬新で変わっ…
<人形とは何か?に問いが収束していきました> おはようございます!ちくわです。 この何だかよくわからない人生に問い続け、その「わからなさ」を日々味わって楽しんでいきたいです。 私が参加していたある読書会の知り合い同士で始めた「哲学カフェ」。 今日は前回の続きで 「お散歩哲学カフェ」 について書いていきたいと思います。 前回の内容はこちら。 chikuwamonaka.hatenablog.com …
2018年11月に創刊80周年の節目を刻んだ岩波新書にて、同年同月に配本された新赤版の栗原康「アナキズム」(2018年)は、岩波新書の長い歴史の中で相当に新奇な新書であり、後々まで「異色の岩波新書」として折に触れ話題になるに違いない。何はともあれ、まずは本新書の書き出しを軽く引いてみる。 「チャンチャンチャチャーン、チャンチャチャチャチャチャーーーチャーンチャーンチャチャーン、チャーチャチャチャチ…
次のページ