本を読んだ感想などなど
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病院、財閥、商社、航空会社、新聞社、戦争と国家──山崎豊子の小説は、毎日のニュースの裏側でうごめく「本当の力学」を、物語のかたちで見せてくれる。読み進めるうちに、企業不祥事も政治スキャンダルも、どこか既視感を伴って迫ってくるのは、その徹底した取材と構成力ゆえだ。 ここでは、長編の代表作から大阪商人もの、芸能・ファッション業界もの、さらには歌人を描いた異色作や未完の遺作まで、山崎豊子の厚みを味わえる…
これまで、キャリアデザイン×キャリアドリフトに関する記事を、いくつか投稿させていただきました。 今回は、今私がキャリアデザインとして描いている中長期的な夢を記したいと思います。 その一つは、「キャリアデザイン×キャリアドリフト」という考え方に即して生きてきた、私自身の経験や価値観を、これから社会に出ていく人たちに伝えることです。 たとえば、これから社会人になる大学生に向けて。非常勤講師という形でも…
2025年の最終出勤を終えた車の中にて 今年の9月から始めた約4年ぶりの労働(雇われ仕事)。そして、フルタイムではなく時間労働のアルバイトとして働くことは15年ぶりだった。紆余曲折を経て資格取得はしたけれど、正規雇用先を探していた15年前の若かりし頃の生活を思い返すと懐かしい。若い頃に一念発起して資格取得をしておいて下さい良かった。その資格のおかげで稼がせてもらった。 閑話休題 今回のアルバイトは…
道端で死んでいる人を見ました。 伸びをするように横に手を伸ばして、苦しそうではなかった。ただ、死んでいました。 横に警官がいて見下ろしていたから、何があったんだろうと思って気が付きました。 私は、生きるも死ぬも自然なことだと思っています。隣り合わせで、内包しあっていて、生きることは死ぬことで死ぬことの中にこそ生きることがあるのではと思っています。 けれど、現実として、死んでいる人を見た時、やっぱり…
大手ゲーム配信サイトで発売禁止になった話題のゲーム ※注意:本作には暴力、虐待、性的暴力などの過激な表現が含まれており、18歳以上推奨です。 もくじ もくじ 話題性について あらすじ シナリオ 開発者のコメント 見どころ 感想 購入方法 詳細 このブログについて 話題性について ・Steam配信禁止・Epic Gamesストアもリリース前に配信禁止に 配信禁止という形で注目を集めたが、実際にプレイ…
静岡県の元知事の回想録を今回読了しました。 静岡県というと以前、問題発言やリニア中央新幹線の事業関連で全国から注目を集めた学者出身の川勝平太前知事が話題になりましたが、今回読了した書籍はその前任者である石川嘉延氏の自伝です。 石川さんは統治下の台湾でお生まれになられて日本に引き揚げ後に現在の掛川市に住まわれました。 旧自治省(現総務省)に入省され千葉県や三重県などで勤務されて故郷である静岡県に着任…
ブログを移転しました。新ブログはこちらです。 今後もご愛顧のほど宜しくお願い致します。 本の扉を開く | おすすめ本と書評・感想ブログ book.windcastor.com
【Kindle出版】言語IQ144のギフテッドASDが描く「生きづらさ」の地図、出版しました! この度、私のKindle電子書籍**『ギフテッドASDの自己理解への旅: 言語IQ144が照らす「生きづらさ」の地図』**を出版しました! 私自身の「生きづらさ」を紐解き、ギフテッドASD当事者としてどのように社会と向き合ってきたかを綴った一冊です。 ギフテッドASDの自己理解への旅: 言語IQ144が…
三宅香帆 著『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(集英社新書,2024年)を読んだので、以下でその要約と異論を述べたいと思う。 簡単に要約すると、働いていると本が読めなくなるのは、日本の雇用システムがいまだに長時間労働(全身全霊で働く社会)だからであり、「労働」に過剰な意味を付与する勤労主義がそのシステムを道徳的に支えているからである。だから、人生における「労働」の負荷を分散させ「人生=労働」…
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