CTOの杉本です。 「コードレビューが忙しくて開発の時間がとれない」というのは、ある程度役割が広がったエンジニアからよく上がる不満だと思います。 コードレビューはチーム開発で重要な活動ではありますが、「コードレビューで使う時間に対してどれだけの価値を出せるかを意識できていない」ことが原因の一つにあることが多い、と僕は思っています。 僕自身も立場上日々のコードレビューの負担が重く、うまく開発が進まないと感じていた時期がありました。時間対価値を意識して思い切ってやり方を変えてからは、コードレビューの…
Startup Aquarium 2025 に、Nstock社で参加しました! スタートアップで働くことに興味をもった人たちが、有料チケットを買って、土曜のお昼にも関わらず、なんと参加者3,300名という、世界最大級のスタートアップキャリアフェアです。 メインイベントは、54社が3分間でピッチ(プレゼン)する「スタートアップピッチ」。私もSmartHRの初期ぶりに、作り込んだピッチで挑み、なんと優勝することができました。 カンファレンスのピッチ大会と違い、審査員はいなくて、ピッチを見た来場者の投…
CARTA fluct エンジニア の なっかー @konsent_nakka です。 PHPerKaigi2025 (3/22, 3/23) に @konsent_nakka @ryu9555 @_guri3 の3人で登壇してきました! その経験からどうやって登壇を成功させるまでに至ったのか、流れやTipsを備忘録として残します。未来の私やこれから登壇する人はぜひ参考にしてください。 そして今回の登壇をするにあたって、かなりのサポートをしてもらいました。 @ShuzoN__ さん、 @t_wa…
なぜCursorを使うと執筆が捗るのか? それはAIファーストな環境では、自律的に情報を探索してくれるからだ。 執筆のパラダイムシフトは既に始まっている。
僕は食品業界(給食会社)の中の人(営業部長)、まだまだ業務用のお米の確保に追われている。営業部が米の確保に奔走しているのは、業務用の米の目途が立たなければ新規開発どころではないからだ。ウチの会社は中小企業だ。事業展開にしくじったら持ちこたえる体力はない。必死なのだ。 契約している米業者からは年末に「現状以上の取扱量は約束できない。無理」と伝えられていた。先日、政府備蓄米の放出というポジティブな要素があった。業務米の取扱量がどうなるか期待していたが、残念ながら好転しなかった。契約米業者からはいい回…
現在、IT系の仕事の中でデータアナリストは高い人気を博している。大手を含めて日本企業の大多数は情報活用が出来ていないので、データアナリストやその志望者にはブルーオーシャンが広がっているように見えるかもしれない。しかし、情報の分析・活用の現場で欠けているのはデータ分析のスキルではない。豊穣かつ正確なローデータ(分析用の生データ)の供給源となるべき「まともな基幹システム」である。 「いや、だからこそ分析基盤の整備から始める必要があるんです」とデータアナリストは語るかもしれない。そんな彼らにはあらため…
本日2025年3月14日をもって、2021年4月1日から約4年間アルバイトとして勤めた株式会社はてなを退職します。はてなでのお仕事については、これまでこのブログで取り上げてきませんでした。ここでは退職にあたり、id:NAoi として、これまでお世話になった方々へご挨拶いたします。はてなとの出会いは、うごメモはてなで遊んでいた10歳にまで遡ります。その後、13歳の頃からはてなブログを利用しはじめ、今に至ります。はてなブログに育てられました。アルバイトとして雇っていただいたのは、19歳の春からでした…
こんにちは。バクラク事業部 機械学習・データ部 データグループの@civitaspoです。最近、アルコール度数の低いお酒にハマっています。飲んでも意識がハッキリしているので、趣味の時間を長く確保できるようになってハッピーになれます。僕的には「正気のサタン」がおすすめです。 yonasato.com さて本記事では、最近バクラクのデータ基盤管理リポジトリで導入した Taskfile.dev を紹介しようと思います。 これまでバクラクのデータ基盤では、非エンジニア職のPC環境でも問題なく動作するよう…
僕は食品業界の片隅で働く営業部長だ。僕が勤めている会社も、米の価格と量の確保に苦戦している。業務用のお米については、昨年の夏ぐらいから価格が上がりはじめ、取引のある業者(数社)からは、来月からの値上げもすでに決定している。米を使用する商品から別の食材使用する商品へのシフトを進めるなど、事業計画の修正を終えたところだ。市場に出回っている米が少ないため、価格が高騰している。理由については米の価格の高騰を見越して(あるいは誘発して)、他業界や転売ヤーが大量に買い付けたからといわれているが、どうだろう?…
「今日こそは計画通りに進めよう」 朝、コーヒーを片手にGoogleカレンダーを開き、タイムブロッキングした今日のスケジュールを確認。効率的に動けるはず、そう思っていたのに… 予想外に会議が長引き、上司からの急ぎのメール、同僚からの差し込み作業。丁寧に組んだ予定はどんどん削られ、気づけばスケジュールは崩壊。未消化タスクの山を前に「タイムブロッキングは効果的なはずなのに、なぜうまく活用できないんだろう」とため息。 タイムブロッキングを実践しているのに成果が出ない、むしろストレスを感じてしまう—そんな…
今回は、知る人ぞ知る、確定拠出年金(DC)と退職一時金との関係です。 「改悪」と評価する方もいらっしゃれば、制度が出来た頃は転職する人が少なく、複数回、退職金を受取る方がいなかったが、その制度を上手に?活用するテクニックも生じ、それに対処するため、今回の制度改正に繋がったという意見もあるようです。 <現行>現行は、退職一時金をもらった「前年以前4年以内」に、他の退職一時金をもらったら、退職所得控除の計算上の「勤続年数」を調整(短く)するという制度です。 つまり、退職一時金をもらった前年以前4年以…
はじめに 予約して買って読みました。セキュリティエンジニアの知識地図作者:井上 圭,大塚 淳平,幸田 将司,国分 裕,下川 善久,洲崎 俊,関根 鉄平,坪井 祐一,山本 和也,山本 健太,吉田 聡技術評論社AmazonXでとりとめなくポストしたものをまとめた記事です。Xの方にはここに書いていないことも書いているで興味のある方はこちらをどうぞ。扁桃炎で寝込み中だけど昨日から寝っぱなしでこれ以上眠れなさそうなので、「セキュリティエンジニアの知識地図」を読んだ感想として自分のキャリアを振り返ってみる。…
「やる仕事が多くて人が足りない」という声を聞くことがあるので、普段伝えていることをまとめてみました。 人を増やす その仕事はやらない やるべき仕事であれば既存の仕事を見直す むしろ人を減らす 人を増やす スタートアップなどで、T2D3で成長している際に、人を増やしたよい場面はあるなと実感しています。 現場の体制では、明らかにビジネスの成長に組織がおいつておらず、人を増やして、ビジネスを加速させ、市場を取りに行くことも必要な場面があるなと実感しています。 とはいえ、単に人を増やすとなると、既存人材…
「毎日忙しさに追われて、時間的にも精神的にも余裕がない」 「やるべきことが多すぎて、1日があっという間に過ぎてしまう……」 このような状態に頭を抱えている方は、生産性を高めるシンプルなタスク管理法「アイビー・リー・メソッド」を取り入れてみてはいかがでしょうか。 アイビー・リー・メソッドは、次の日にやるべきタスクを6つに絞ってリスト化しておき、優先順位をつけて実行するという非常にシンプルな方法です。このメソッドを実践すれば、余裕をもったスケジュールで成果をあげることができます。 筆者の実践を交えて…
1年6ヶ月勤めた前職を2025年2月末をもって退職し、2025年3月1日付けで SmartHR に入社しました! 正式な職種名としては "プロダクトエンジニア" で、いわゆるソフトウェアエンジニア職になります。コードを書くこと自体は趣味や個人開発として続けてきてはいたものの、"職業ソフトウェアエンジニア" だったのは直近で2016年7月が最後だったので、実に8年8ヶ月・9年弱ぶりに戻ることになります。
はじめに こんにちは。食べログ開発本部ウェブ開発2部でWEBエンジニアをしている向島です。 私は普段、要件や仕様決め、スケジュール調整など、一緒に開発を進める企画やデザイナーと日々連携をとりながら開発を進めています。 プロダクト開発を遅延や品質の低下なく順調に進行させるためにも、他職種とのコミュニケーションは非常に大切な要素のひとつですが、これまでの開発経験の中でコミュニケーション面において課題を感じることもありました。 今回は、日々の開発を通じて私自身が感じていたコミュニケーション上の課題と、…
「最近、自分の成長を感じられない…」 「部下やメンバーの成長の助けになりたいけれど、うまくいかない…」 そんな状況への対応として、仕事における人の成長に立ち返り、何をする必要があるかを整理します。
[]創作のための健康管理法&ドーパミン維持について──私の場合 p-shirokuma.hatenadiary.com blog.tinect.jp 頑丈な人間とそうでもない人間が存在する話と、ドーパミンを味方につけつつドーパミンに頼り過ぎない活動の話を、続けてアップロードした。 これらは創作活動にも、受験勉強や資格取得にも、ゲームやり込みにも役立つ話だと思う。自分の健康をうまく管理し、命を削りすぎない範囲で自分自身を使い込めればインプットもアウトプットも増える。と同時に、ドーパミンをなるべく味…
タイトルには退職と書きましたが、今後もアルとは業務委託契約で関わらせていただくことになりました。 引き続き、FanSpireというファン創作サービスの開発をお手伝いさせて頂く予定なので、みんなぜひ使ってください! fanspire.jp で、誰? id:koogawa と申します。ITエンジニアをやっております。 アルでやったこと 私が3人目の社員としてアルにJoinしたのは2018年のことなので、丸6年近く在籍していたことになります。 アルで担当したプロダクトはこんな感じです。 アル - マン…
こんにちは、株式会社ACES でテックリードをしている福澤 (@fuku_tech) です! 最近、新車を購入し、遂に昨日納車されました!しばらくはノー残業で早く帰宅して、たっぷりと新車を楽しもうと心に決めた今日この頃です。 1. はじめに 大学院時代、ポスドクの方から「論文や技術書には執筆者の数ヶ月・数年にわたる集大成が詰まっている。それを短時間でトレースできるなら、とても効率の良い投資だ」という話を伺ったことがあります。 この考え方は、開発生産性の改善にも当てはまるのではないでしょうか。試行…
ウォーターフォールとアジャイルは、それぞれ異なる前提と目的を持つマネジメント手法です。ウォーターフォールは全体計画の精度を前提に効率的な開発を目指し、アジャイルは変化に適応しながら試行錯誤を重ねることに重点を置きます。しかし、世の中ではマネジメント手法としてフェアな評価ができていないようにも感じます。その要因は、アジャイルの説明が精神論や感情論に寄りすぎている点にあると思っています。そこで、そういった要素を排除し、双方をマネジメント手法として整理してみました。
なぜオジサンは一人でブツブツと喋るのか。 それは、音声入力こそが最強のプロンプトを生み出すからである。 両手をキーボードから解放する時が来た。
自社プロダクトのSRE意外と初めてなので学び直してるの巻 先月の真ん中ぐらいから新天地のLayerX AI・LLM事業部*1でSRE(Site Reliability Engineering)を主とするエンジニアとして新たなキャリアを歩み始めました(報告したブログはこちら). 「野球エンジニアやってた人」「バックエンドからインフラから機械学習まで割となんでもやってるマン」が大筋な自分のPublic Image(=多くの方の認知)であり, 自分から見てもそれは事実かなぁー, なのですが. 「何故S…
はじめに マネージャーにとって目標は組織の成果を大きくするための強力なツールです。しかしジュニアなマネージャーにとって、目標設定をどのように行うかは、なかなかまとまった知見を得づらく不安を感じやすいようです。本エントリでは私がエンジニアリングマネージャーとして目標設定で考えていることをまとめてみます。 まず前提として、私は自社でWebサービスを開発している事業会社のエンジニアリングマネージャーで、ソフトウェアエンジニアの目標管理を行なっています。組織全体の制度としてはMBOに近く、組織の目標があ…
先週読んだ、「眠いと思うから眠いんです。眠いと認めなければ、いくらでも時間がうまれてきます。」という文章がなかなか忘れられず、以下のようにはてなブックマークを書いた後も反芻してしまっていた。 これは、恐ろしく、深く、重要なお話だと思いました。 できる人は限られているし万人に勧められるわけがない、生存バイアスな話でもある。でもできる人はやってのけるでしょう。 / “眠いと思うから眠いんです。眠いと認めなければ、いくらでも時間がうまれてきます。” https://t.co/03b8sP1lvq— p…
デブサミ2025で品質に関するパネルディスカッションに参加してきました。アジャイル開発において「価値提供のスピードを落とさずに品質を維持するためにどうするか」というテーマにおいて、僕はアーキテクトという立場から「構造」の側面、ブロッコリーさんはQAエンジニアという立場から「プロセス」の側面から話をしました。アジャイル開発で品質とスピードを両立するには、構造とプロセスの両面からのアプローチが必須です。
7歳長女は、些細なことで不機嫌になるタイプだ。 そのせいで揉めることが多く、でも本人に悪気はないし…と悩んでたんだけど、最近長女と一緒に編み出した対応策がすごく良かったので書き留めておこうと思う。 その対応策は、"不機嫌になった後にハグする"こと。 下に詳しく解説書くので、すごく長くなるけど、ぜひ読んで欲しいし、よければ参考にして欲しい。 長女の性質 私の長女は本当に「え!?」と思うことで傷ついて不機嫌になる(ちなみに眠い時は傷つきやすさ5割増になる) どうも言葉を深読みしすぎて、こちらが意図し…
こんにちは。LayerX AI・LLM事業部 SREのshinyorke(しんよーく)と申します。 LayerXには2025年1月中旬に入社しました。このブログの執筆時点ではようやっと入社一ヶ月といったところでしょうか。 私はAI・LLM事業部のAIプラットフォーム「Ai Workforce」1人目のSREとして、 SRE(Site Reliability Engineering)の戦略策定と導入、実装。 企業への導入に際する技術的なサポート・伴走。 SREチーム立ち上げの為の組織作り。より具体…
2025年2月16日付で、株式会社リンケージに入社しました。2月17日(月)が初出勤の日でした。 linkage-inc.co.jp 16年7ヶ月ぶり(4回目)の転職に関する諸手続きをして、なんだか懐かしい気持ちになりました。年月を経て以前と変わったことといえば、知見と知恵と度胸がついたことでしょうか。新しい環境で新しいことを始める人生を選択しましたが、その選択をしてよかったと思えるように、ベストを尽くしていこうと思います。 今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
恐縮ですが、タイトルは好きな映画「桐島、部活やめるってよ」をリスペクトしています。 実は株式会社ヘンリーのVPoEを3年あまり勤めましたが、ついに卒業することにしました。当たり障りのない話はあまり好きではないので、退職エントリーを長々と書くつもりはありません。退職理由は3行にまとめます。全部本音なので、これ以上でもこれ以下でもありません。 やはり0→1が一番好きで自ら課題解決をしたくなった 生成AIの波を一人称視点で体験したくなった 医療基幹システムを中長期のキャリア主戦場にする意欲がまだ足りな…
プレイングマネージャー型のEMをしています、鈴木(@szk3)です。 今回は、私たちのサービスチームが新規プロダクト開発を始めるにあたって「スクラムを導入しなかった」経験について共有します。 このタイトルだけを見ると、スクラムに対して否定的な印象を持たれるかもしれません。しかし、これはスクラムへのアンチテーゼではありません。むしろ、スクラムの価値をリスペクトし、その実践に真摯に向き合いたいからこそ行った慎重な決断でした。実際、新規プロダクト開発の開始とほぼ同時期に認定スクラムマスター資格も取得し…
題名の通り、AIサミットでの基調講演。 ヴァンス続きで、別にヴァンスのファンというわけじゃないが、AI会議でのアメリカのAI政策の話。 2025年パリAIサミットでのJ.D.ヴァンス米副大統領基調講演 このツイートで好意的に言われていたので、ちょっと見てみてついでに訳した。 トランプ政権AI責任者のデービッド・サックス氏も出演する「All-In Podcast」が先ほど公開されました。AIに関する重要だと思われる内容を以下にまとめます。---・⭐️JD・バンスが火曜にパリで開かれた「AI Act…
「戦略の要諦」を読みました。この本が語っている「戦略」は戦略の一部であり狭義の存在なので、あまり「戦略」という言葉を使ってほしくなかったなぁというのが第一印象でした。戦略論の世界的権威に何言ってるんだとは自分でも思いますが。。。 戦略の要諦 (日本経済新聞出版)作者:リチャード・P・ルメルト日経BPAmazon 広義の戦略について理解していると、狭義の戦略を理解する助けになる もう少し掘り下げて説明すると、自分の中では「戦略とは現状を理想に近づけるための実現可能なアプローチのこと」だという理解が…
2021年1月にLINEに入社してから4年1ヶ月勤めてきましたが、2025/2/14をもって卒業しました。この4年を総評すると「最高に楽しく、かけがえのない財産となる4年間」でした。 在職期間については感謝しかなく、この会社はこんなに良い機会に恵まれている(N=1)ということを知ってほしくて初めて退職エントリを書いています。 LINEに入社したきっかけ 元々私はインフラ・バックエンド開発のフリーランスとして活動していましたが、フリーランスを続けていくことにキャリアリスクを感じて会社員に戻ることを…
だいぶ前だけど『SOFT SKILLS』を読んだので、簡単に書かれてることと感想を書く。書籍はこちら。 SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル 第2版作者:ジョン・ソンメズ日経BPAmazon 率直な感想としては、この本を読むまでは「セルフプロデュース」というワードを聞くと吐き気を催すくらいネガティブな感情を抱いた。 けど、この本を読んでからはそれをポジティブに捉えられるようになった。 読むきっかけ ばんくしさんが自身のnoteで紹介されていたことがきっかけ。 note.co…
DevLOVE関西 200回目で紹介した、私の個人指針。迂闊に採用すると大怪我する取扱注意なものだとは思います。 出典はClean Coderで、訳書は2012年。薄い本ですが、今回取り上げるのその中でもさらに一部です。 Clean Coder プロフェッショナルプログラマへの道 (アスキードワンゴ)作者:Robert C.Martin,角 征典ドワンゴAmazon "緊急時の規律"(CleanCoder)にはいろいろ納得した。— irof (@irof) 2012年8月28日 「本番は練習のよ…
こんにちは。スマートバンクでプロダクトマネージャーをやっているinagakiです。 最近プロダクトマネージャー(PM)のイベントに参加させていただく機会が増えてきているのですが、そのたびにtoCプロダクトのPMの方に出会わないな…と感じます。 どうやらtoCスタートアップへの投資総額が10年で下がり続けている話もあるそうです。個人の感覚的にも、もしやtoCプロダクトスタートアップの数が減っているのでは?と感じています(統計的にどうかは知りません)。 トップVCのC向けスタートアップへの投資額はこ…
カインズは法令に関する質問に対して次のような回答を行いました。 (実際のカインズとのやりとりの詳細な資料は以前のエントリーで公開しています。) (1)外構工事等のリフォーム工事を御社が請け負う際、宅地造成法や自治体の条例等により、工事現場に適用される法規の調査は行われないのでしょうか。調査を行わずとも問題なく施工できるという認識でしょうか。御社の公式見解を教えてください。 ⇒本件工事については、建築確認申請が必要な工事ではありませんので調査は実施しません。 建築確認が不要なリフォームでも、守らな…
こんにちは、エンジニアリンググループプロダクトマネージャーの阪口です。 私は医師向けのアンケート調査やそのデータ分析を手掛けるリサーチプロダクトチームに所属し、チームのビジョン「データとテクノロジーを活用し、医療に関する意思決定とアクションを、無駄なく、正しく、最速にする」を実現するため、日々奮闘しています。 この記事では、あるプロダクトのリニューアルにて自らがセールス活動に奔走することで得ることができた学びを共有したいと思います。 プロダクトリニューアルの背景 クライアントからの評価と課題 俺…
日本国籍を有していない人間が国家公務員になれるわけがないみたいな常識的な反応は置いとくとしても、要は「敵は外国人である(日本人ではない)」を極端化するとこうなるという典型的な画像とはいえる。なお画像中の国会議員についての方の以前の記事で書いたのでその出所をここでは割愛する。このはっきりいって「馬鹿げた」画像であるが、しかし中々に広まっている様である。 https://x.com/gatapi21/status/1887299991284388210 https://www.youtube.com…
タイトルははなちんさんリスペクトです というわけで2025年1月から株式会社コードタクトに入社していました 入社まで コードタクトは沖縄関係のエンジニアが多数所属しているのもあって、会社自体は以前から知っていました。 きっかけとしては去年那覇で行われたRubyKaigi 2024で、たまたま研究室の先輩でもあるぱるすさんと懇親会へ向かうバスで合流して、その後の二次会でid:h6nさん、id:tompngさん、id:sylph01さん、後藤さんあたりと飲むことになり、その後で面談を設定していただい…
2025年1月末に14年間勤務した 面白法人カヤック を退職し、2025年2月から さくらインターネット に入社しました。 転職の経緯 自分はここ数年、クラウドを便利に使う「隙間家具OSS」として主にCLIツールをいっぱい作ってきたわけですが、実はサーバー/デーモンっぽいものを作るのも好きなんですよね。とはいえ昨今の状況で自作のミドルウェアやサーバーをクラウド上にデプロイしても運用が大変なだけですし(自分以外に運用させるのはなおさら)、なかなかできないなと。 そんなこんなで手持ちの運用サービス(…
2015年度の新卒社員としてさくらインターネットに就職、2018年からミクシィ(現 MIXI)で勤務していましたが、2024年7月にさくらインターネットに再入社しました。最近はアルムナイ採用というらしいです。 MIXIでは新規事業(残念ながら未リリースでクローズ)の開発を半年ほど担当した後に、家族アルバムみてねのSREを6年ほど担当し、気づけば6.5年ほど在籍していました。 MIXIはとても居心地が良く職種やポジションに関わらず尊敬できる人が多い会社だったので、大きな不満点はありませんでした。一…
前編のエントリに結構反響があったので後編を書くことにした。後編は"ボールを拾わせる"視点の話を書く。前編はこちらから。 blog.inorinrinrin.com 後編の本筋を語る前に改めて"落ちてるボール"の意味を定義しておく。"落ちてるボール"とは、 誰かがやらないといけないが、誰も手を付けていない状態のタスク "誰かがやらないといけない"ことを他の関係者も認識している状態 のことを指すものとする。前編ではこれを自分が拾うための技術について書いた。 ところで前編に対する感想やコメントにて「ボ…
地獄というものがあるらしい。現世で悪いことをした人間、例えば嘘をついた人間とかは、エンマさまとやらに舌を引っこ抜かれて、そこに連れていかれるそうだ。 それを聞いてぼくは思う。 だとしたら、ぼくを含めた障害者なんかはみんな、そこで舌を引っこ抜かれて、地獄に行くんだろうなと。
PMBOK®ガイド第7版について会話をしていて、「テーラリング」という考え方って改めて大事だよねと思った。 プロジェクトの状況や環境に合わせて価値提供のアプローチを柔軟に調整し、変えていくこと。 価値を最大限に高め、コストをマネジメントし、スピードを速めながら望ましい成果を達成するため、「過不足ない」プロセスを使用して、プロジェクト、プロジェクト目標、ステークホルダー、ガバナンス、環境のコンテキスト(状況)に基づき、プロジェクト開発アプローチを設計すること。 (PMBOK®ガイド第7版より抜粋)…
私は1月5日、それを今年のテーマとすることに決めた。といっても半分女性になるわけではない。以前からこれに取り組んでいたけれど、有害な性質はまだまだ私の中にある。その性質をもっとなくしていくということだ。 取り組みの契機を私にもたらしたのはコロナ禍だった。リモートワークのおかげで、職場の男性同士で顔を突き合わせる場面がほとんどなくなり、ホモソーシャルな関係に巻き込まれずに済むようになった。 異性愛男性同士で資本と権力を分配するホモソーシャルな人間関係の構造は強力だ。いったん中に巻き込まれると、正気…
フジテレビの件に関するアメリカ在住の冷泉彰彦の記事を読んだ。WedgeはJR東海系なので私が好まない媒体だが、記事は興味深かった。 news.yahoo.co.jp 以下抜粋して引用する。 (前略)アメリカから見ていると、事件発生の土壌となったとも言える制度や労働環境、あるいはビジネス風土というものには多くの違和感を持つのも事実だ。今回の事件と直接関係はなくても、メディア産業の経営環境や労働環境ということでは、参考になると思い、以下の議論を提起したいと考える。 未完成なアナウンサーというジョブ型…