ほんとうにわからない。とはいえ、原稿に対して「これは直す」パターンのようなものはある。「そういうパターンをどうやって見つけていますか」という質問に答えれば、編集者がどうやって日本語を直しているのかを明確にできるかもしれない。 「これは直す」パターンの1つに、「読み手が迷子になりそう」がある。このパターンを見つけるには、一つひとつの文字を次のような意図をもって読み進めなければならない。 いま読んでいる段落と、その前後の段落は、どういう関係にあるか。前の段落の話が掘り下げられているのか、違う話に移っ…
株式会社はてな(代表取締役社長:栗栖義臣/本社所在地:京都市中京区)は、本日2026年8月20日、ディスカッションフォーラム「はてなパークス」を正式リリースしました。2026年5月26日より事前登録ユーザーを対象に提供していたクローズドベータを経て、本日よりはてなIDをお持ちのすべてのユーザーにご利用いただけます。▽ はてなパークス(Hatena PARKS)https://p.hatena.ne.jp/ サービストップパークトップスレッドトップ※ページ画面はイメージです「はてなパークス」では、…
本記事はIT技術を専門とする会社員で、社外にある程度「あのコミュニティ(例えばプログラミング言語、フレームワーク)のあの人」として名が通っていて、業務の一環としてそのようなこと(以後「コミュニティ活動」と記載)をしている人が注意するとよさそうなことについて書きました。そのような人になりたい人も読むと役立つかもしれません。なお、本記事は特定個人の話ではなく、自分もそうなりかけた経験を含めた一般論です。 誰かが「あのコミュニティのあの人」であることは、それが当人とそのコミュニティにとって良いことであ…
1. はじめに — 「テストは全部 結合テスト」だったプロジェクト 出前館で商品ドメインを扱うマイクロサービスの開発を担当している左官です。 今回は、そのマイクロサービスのチームで取り組んだ「結合テストに偏りきったテストコードを、単体テストへ移し替える」という改善についてお話しします。 CI は23分から11分になり、テストコードは8.6万行減りました。どう判断して消していったのか、その過程を書いていきます。 さて、私たちが扱っているのは、メニュー情報(メニューパターン・カテゴリ・商品・サイズ・…
先日、譜読み練習アプリをリリースした話を書きましたが、そのときに作ったストア掲載用の電話番号に半日に1回くらい非通知着信がかかってくるようになりました。 一瞬で切れてしまうので、番号収集業者が自動的に番号の死活確認をしているような感じです。一瞬で切れるとはいっても履歴は残るし、音楽聴いてると途切れたりするのでかなり嫌です。というわけで不在着信を拒否する方法を調べました。キャリアによってやり方が違いますが、MVNO(格安SIM)の場合もだいたい回線キャリアに準ずるようです。 ※情報は公開時点のもの…
エンジニアの仕事として、ギャップを見つけて改善する、があると思う。そもそも改善案は AS IS と TO BE を捉えて、その差分をどうやったら改善可能かを考えるところから生まれる。 例えば「テックリードが忙しい」という状態があったとする。これを改善可能な状態と見なし、「重要な判断がテックリードに集まっている」が問題だと捉えて(いや、そもそも「重要な技術判断を誰もが担えるチームでありたい」という理想があるのかもしれない)、じゃあ「任せる」範囲を増やしていこうとか、レビューのやり方を変えようとか、…
セキュリティベンダのANY.RUNと、脅威インテリジェンス組織のBCA LTD、NorthScanの3者は2026年8月10日、偽のDeFiスタートアップを設立し、Famous Chollimaに属するとみられる北朝鮮IT労働者を実際に採用したうえで、取引先が用意したと説明した仮想デスクトップ環境を通じて採用後の挙動を記録したとする調査結果を公表しました。ここでは関連する情報をまとめます。 Famous Chollimaとは何か Famous Chollimaは、北朝鮮政府による外貨獲得を目的と…
第二子の誕生をきっかけに、約1年間の育休を取得しました。復職してからは3か月ほど経ちます。 この記事では、育休中の過ごし方と、復職後に変わった働き方・キャリアの考え方について書きます。 育休を取得できたことへの感謝 育休中にやったこと 時間の使い方が変わった 学習の考え方が変わった 復職後のキャリア AIでキャッチアップの不安がなくなった まとめ 読んでよかった子育て書 育休を取得できたことへの感謝 まず、1年という長い育休の取得を受け入れてくれたチームや会社に感謝しています。育休前の引き継ぎか…
前の職場から数えて17年、「編集する」ということと向き合ってきました(肩書きが編集者だったのが約15年、現職でも肩書きは違うけれど記事の編集はしている)。今回は「職業としての編集あるある」について書こうと思います。人それぞれ仕事の仕方はいろいろなので、私個人の話だと思っていただければ幸いです。 まず、わかりやすいところから Web上の文章などの誤字・誤変換に気づきやすいです。計測したことはないですが、ぱっと見て「あ、あるな」くらいの認識でわかるので、認識までの時間は1秒を切るんじゃないでしょうか…
本記事は、Rich Mironov 氏の The Slippery Slope of Sales-Led Development(2018-11-02)の日本語訳です。直訳ではなく、論点と口調が残るようにAIで意訳しています。公式訳ではありません。誤訳・ニュアンスのずれがあれば訳者の責任です。著者からAIで意訳すること含めて許可もいただいています。 www.mironov.com 著者について 訳者まえがき 本文 [1] プロダクト主導のロードマップと、投資ポートフォリオの配分 [2] エンター…
注意:本稿はセンシティブな内容を含みます。 社会として売春とどう向き合うかは論争的である。 売春防止法制定70年の節目に当たる日本でも、売春防止法を見直すため法務省が有識者らによる検討会での議論を始め、今秋の臨時国会か来年の通常国会での法改正をめざしている。 www.asahi.com 争点の1つとなっているのが買春の犯罪化であり、SNSでも議論を呼んでいる。 www.asahi.com 朝日新聞は「性売買の現在地」という連載特集を組み、例えば大御所社会学者でフェミニストである上野千鶴子氏のイン…
EM選考プロセスを公開します 〜面接で何を見ているか、なぜそう設計したか〜 面接で何を聞かれるのか分からないまま選考に進むのは、けっこうしんどい。自分が転職活動をしていた頃にそう思っていたので、ROXXのEM選考は質問の中身まで含めて公開することにしました。 こんにちは、ROXXでEM(エンジニアリングマネージャー)を務めている窪内です。 先月、「1チームのEMをやめて、"横断EM"を設計している話」という記事を書きました。 techblog.roxx.co.jp その前には、CTOの松本がFD…
SmartHRの人給基幹プロダクト開発本部で、チーフ(プレイングマネージャー)をしている山下です。 私は2024年からチーフになり、現在2年が経ちました。 SmartHRでは制度上、評価者と被評価者が隔週で1on1(定期的に行う1対1の対話)を実施するよう決められています。 チーフになりたての頃、メンバーとの1on1に対して苦手意識がありました。 何を話せばいいのかわからない、メンバーにとって有意義な時間になっているのだろうか? 当時、上長にはそんな相談をよくしていました。 わからないながらも、…
こんにちは、LayerXのAi Workforce事業部でPMOをしているkurosawaです! この記事ではPMO業務にAIを取り入れる際にどの業務から始めるとよいのか、逆にどこを後回しにすべきなのか、そしてLayerXで実際にどのような取り組みをしているのかを紹介します。 Ai Workforceは、企業内のデータや文書を活用し、AIエージェントで多様な業務を継続的に自動化するエンタープライズ向けプラットフォームです。 我々の事業部では大手法人のお客様向けにAi Workforceの導入支援…
今日で現職在籍ちょうど一周年🥳 オファー承諾から一年経った🎞️(入社日は8月10日) pic.twitter.com/aBF6mLo67L— Ryuta Kamizono (@kamipo) 2026年8月3日 この一年ぐらいの出来事をいくつか振り返ってみようと思って書き始めたら、仕事パートだけでだいぶ量いったからタイトルを「仕事の近況2026」にした。その他の近況については気が向いたらそのうち書く。 あと、2026年9月19日(土)に名古屋Ruby会議05でなんか話すのでよかったら聴きに来てね…
「エンジニアのための自己管理入門」を読み終えました。 本書は自己管理を通して日々の生活に「余白」を作り出し、成果を上げてスキルを磨き、キャリアを前進させる方法を述べた本です。 www.shoeisha.co.jp 最近、読書記事は手元のメモ書きをそのまま出していますが、本書についてはしっかり書こうと思います。 というのも、本書が自分を忙しさから救ってくれたからです。
こんにちは、クラスター株式会社のソフトウェアエンジニアのid:shiba_yu36です。最近はプロダクト開発と共に、AIを活用した社内業務の効率化にも取り組んでいます。 clusterには法人のお客様からの問い合わせが日々届きます。社内の業務フローをヒアリングしてみると、AIで改善できそうなポイントが見つかったため、問い合わせの一次振り分けをAIへ任せるようにしました。その結果、人間は最後に対応方針を決めるだけで良くなり対応コストが削減され、問い合わせ到着から返信までの時間も約4分の1に短縮され…
(注: 8/10 に説明の構成を大幅に変えました。) 2005年に完成したソウル市の清渓川復元事業では、都心を貫く高架道路が撤去され、その下に埋もれていた川が復元されました。都心の大動脈を消すと、交通は麻痺するように思えます。 実際、工事直後には一時的な速度低下もあったようです。しかしその後は地下鉄利用が増え、道路移動が減り、懸念された大渋滞がそのまま固定化することはありませんでした。(ただし、同じ時期にはバス路線の再編や中央バス専用レーンの整備など、公共交通改革も行われています。道路撤去だけの…
QAエンジニア の @kiyou77 です。 「インシデントが起きたとき、動けるのがいつも同じ人ばかり」というのはよくある話かと思います。私たちの開発組織でも、負担が特定のメンバーに偏っている状況が続いていました。 この課題を少しずつ崩していくために、私たちTebikiでは昨年から 「障害対応訓練」 を実施しています。およそ半年ごとに、プロダクト別で実施を続けてきました。直近では、7月にtebiki現場分析チームで訓練を行ったところです。 この記事では、私たちが障害対応訓練を行っている理由、企画…
僕は給食会社の営業部長だ。中小企業なので営業以外の仕事もこなさなければならない。先日、会社上層部から「なんで相手が激怒しているのかわからない。何とかしてくれ」と泣きつかれて後処理を任された。「あなたが相手から嫌われているだけでは?」という意味のことを言ってみたけど、反応はなかった。都合の悪いことは聞こえないみたいだ。話を聞くと、クレーム対応で向かった客先で理不尽なほど激烈に怒られたらしい。 問題はS県で給食業務を受託している施設で起きた。某日の夕食で提供した生姜焼きに火が十分に通ってなくて赤いま…
ソフトウェア開発者として芸歴10年を超え、それなりに仕事が出来るようになったと自負している。ふと自身の成長を振り返ってみると若手の頃と比べて「図々しさ」のようなもののレベルがかなり上がったように感じている。それについて言語化してみる。 相手の都合に遠慮しない 「相手が忙しくて返事が来ない」「依頼した仕事の進捗が見えない」——よくある話だろう。ここで黙って待つのが丁寧だと考える人もいるが、成果を出すためにはそれは明確に悪手である。 本当に他人のせいだとしても、それで自分の仕事が止まるなら止まったま…
読んだ本 https://www.amazon.co.jp/dp/4798194069 感想 「エンジニアのための自己管理入門」を読んだ。 読んでいる途中で関連するイベントに参加し、図々しくもサインまで頂いてしまったので簡単に感想を書く。 最近なんとなくワクワクしながら働いている感覚がなく (別に仕事が苦痛なわけではない)、このまま過ごして良いのか?もっといい働き方があるのではないか?というところから「自己管理」というタイトルに引かれて手に取った。 この本では、以下の 5 つの切り口で自己管理を…
はじめに ここ最近で、AIの急速な進歩を背景にAIコーディングツールの利用は一気に広がりました。MonotaROでもClaude Code、Cursor、Codex、Devinといったツールを日々の開発に取り入れて積極的に活用しています。 ただ、コードを書くことにおいて開発者一人あたりの生産性が向上した一方で、AI支援によるPRの増加と、それをレビューするシニアエンジニアの疲弊が顕在化してきました。 若手に仕様理解を深めてもらおう、と渡したタスクが半日後にはPRになってレビュー依頼されてくる。そ…
Reproでエンジニアをしている下村です。 自分はずっとプログラマとしてやってきました。最近はPdM的な動きも増えましたが、今でも機能の設計をして、コードを書いて、レビューもする、いわゆる現場のエンジニアです。 そんな自分が、この1年ほど「商談」に出るようになりました。Reproの導入を検討されているお客さんとの打ち合わせに、開発側の人間として同席する、あれです。最初は「エンジニアが商談に?」と自分でも思っていたのですが、実際に出てみると、これがエンジニアにとってかなり価値のある体験でした。この…
僕は給食会社の営業部長。一ヶ月前に某案件の入札の指名を受けた。公的な施設の給食業務だ。競争入札なので最も低い金額を入れた業者が落札することになる。なお最低制限価格はなし。募集要項と仕様書を確認したところ「安全、安心の給食を提供してほしい」とあり、それを担保する決めごとがズラズラーっと記載されている。報告書が多い。目を通しながら「でも最安値の業者と契約するのだよね」と醒めた気持ちになる。「最高の安全・安心を最安で。提出報告書は多いから覚悟してね」と真顔で宣言している。すごい。学校給食で内容や食中毒…
朝食を食べる。焼いた食パンに目玉焼きとスライスチーズを載せたもので、毎回同じように作って同じように食べている。毎日、律儀にそうしているのは主治医にそうするように言われたからで、自分の意思ですらない。食器を片づけると、書類と抗鬱薬のパッケージで乱雑になった机の上に、聖域のように置いてある黒いThinkPadを開く。五世代前のCPUが唸りを上げて、メールをチェックする。仕事に関するものは何もない。だからベッドに戻る。二十年以上前に買ったマットレスが、最後の義務感のように体を包んでくれて、私はまた眠り…
エンジニアのための自己管理入門【リフロー型】 堅牢でスケーラブルな働き方を構築する技術作者:小田中 育生翔泳社Amazon 小田中育生さんが執筆された『エンジニアのための自己管理入門』を購入して読みました。 とにかく扱っている話題の幅が広く、筆者の引き出しの多さに感心させられましたが、何より構成の素晴らしさが印象的でした。 「モチベーションマネジメント」→「タスク・タイムマネジメント」→「アンガー・ストレスマネジメント」→「スキルマネジメント」→「キャリアマネジメント」→「セルフマネジメントがチ…
私は新型コロナ禍よりさらに前から10年近くフルリモートワーカーです。自宅からオフィスまでは電車で4時間ほどかかります。出社は滅多にしません。そんな私が試行錯誤の上に考えた、リモートワーカーはどのように振る舞うとよさそうなのかという知見を共有します。本記事は「企業はリモートワークを推進すべきか否か」というホットトピックには言及しません。あくまで自分自身リモートワーカーであることを前提として、自分がチームの一員として仕事するにあたって、どうすればやりやすくなったかについて書きます。 まずは共有が必要…
https://x.com/Izumi_Sunagawa/status/2083100482109886869 宇城市において、インドネシア人があげたとされる動画が拡散していた。この動画は駐車場において休んでいる外国人と思われる複数の男性が映り、動画のさ中にファミマのケースが映り、そこには大量のおにぎりなどが入っているという動画である。この動画内でどのようにそのケースとおにぎりを手に入れたのか不明なために「盗品」であるという疑惑が出たわけである。 まず該当の場所だが、宇城市の九州フジパン熊本工場…
顔と名前が一致するエンジニアは、せいぜい一人か二人。直接の知り合いがひとりもいない職場で技術広報をすることになったらどうするか、をぼんやり考えてみました。参考になるものがあったら取り入れてみてください。 技術広報を18年やっていると、業界にそれなりの知り合いや、多少の知名度みたいなものはできます。ただ、これは声を大にして言いたいんですが、有名なのと新しい職場でちゃんと仕事ができることはまったく別の話です。結果を出し続けるために地に足をつけて地道にやるしかありません。 では順番に行ってみましょう。…
昨日、Google Cloud Next Tokyoで話す機会があった。そこで触れた話と、セッションが終わったあとに聞かれて考え込んでしまったことを、忘れないうちに書いておく。 明らかな間違い 少し前まで、AIは堂々と嘘をついた。存在しないAPIを呼び出し、動かないコードを平然と出してきた。だからこそ、指摘は簡単だった。実行すれば落ちる。ドキュメントを引けば、そんな関数はない。これは間違っていると言うのに、勇気は要らない。事実を報告しているだけであって、自分の意見を述べているわけではないからだ。…
2024年6月に株式会社カケハシに入社したので丸2年ちょっとが経ちました。節目じゃないと自分の仕事のことって案外書くタイミングがないので、何をしてきて今なにをやっているのかざっと書いておきます。 なぜ転職したのか きっかけは、自身が指定難病になったことでした。 病名を確定させる検査のために2週間ほど入院して、医療現場の大変さを身をもって知りました。同時に感じたのが「ITが浸透していない」という現実。命を扱う現場はアナログな仕組みで支えられている部分がまだまだ多い。 当時のわたしがどんな気持ちだっ…
多くの組織には、確かな実力を備え、周囲から頼られ、一目(いちもく)置かれるソフトウェアエンジニアがいる。組織の中でも限られた存在だ。純粋な技術力の高さだけでなく、仕事を通じて周囲に貢献し、確かな信頼を獲得している人物である。 “他者から頼られる”というのも、優れたエンジニアの一つの表れ方だろう。 たとえば、困っているといつも助けてくれる人。難易度の高い問題を解決してくれる人。チームや組織の能力を引き上げてくれる人。事業やプロジェクトの意思決定を技術面から支えてくれる人など。誰から、どのような場面…
AI コーディングエージェントに実装を任せると、あっという間に成果物が出来上がってきます。この速度を活かすなら、人間の理解を待たずにどんどん先へ進めるのが合理的にも見えます。人間が理解していなくても AI が理解していれば良く、分からないことが出てきたらその時に AI に聞けば良い、という考え方です。これは一面では真だと思います。それでも、理解しないまま進めることには、どこか違和感がありました。本エントリでは、この違和感を掘り下げながら、今は人間の理解をベースに進めるという私の現在地について書い…
トマ・ピケティの「r>g」を知らない投資家はいないでしょう。GDP、すなわち給与の伸びよりも、r=資産が生み出すリターンのほうが大きい。だから持つ者がさらに豊かになり、働いてもその差はそうそう埋まらない。だからみんな、投資は大事だよ――。と。 でも、超長期の人類の歴史においてはそれは真だったとしても、一個人の人生においては駆らずしもr>gにはなっていません。特に僕らのような団塊ジュニア世代は、実はgのほうが大きい、g>rの時代に生まれ育ったのです。 労働信仰が生まれた国 バブル崩壊とアベノミスク…
今週のお題「最近変えたこと・変わったこと」部署の進捗管理が思ったより順調に部下に浸透していてうれしい。おれがいるのはジャパニーズのトラディショナルかつ零細企業の一部署で、これまでの進捗管理といえば上司が「やっとるかー?」と聞いて「やってまーす」か「まだでーす急いでやりまーす」でまわっていたところだ。いや実際にはあんまり回っていないので今回旗振り役になって進捗管理を導入した。社内のファイルサーバーの共有フォルダにある部署のフォルダにワードファイルを置いてアウトラインビューで確認するだけの簡単なもの…
2026年6月12日、厚生労働省及び同省LANシステムの運用委託先である株式会社東芝は、システム更改作業中に設定を誤ったことによりMicrosoft Teamsのチャットデータ等の一部が削除され、このうち行政文書に該当するチャットデータの一部が復元困難な状態になったと公表しました。ここでは関連する情報をまとめます。 行政文書含むチャットデータの一部が復元困難に 厚生労働省は2026年6月12日、委託事業者である株式会社東芝(以下、東芝)が業務データの一部を消失させた事案が発生したと公表した(出典…
今回はコラムのような感じ。ちょっとしたきっかけで思い浮かんだので書いてみる。 きっかけ: 6年前のスライドが今も正しかった Songmu氏(松木雅幸、Nature CTO)が2020年のInfra Study Meetupで発表した「Infrastructure as Code変遷」というスライドがある。 junkyard.song.mu この発表の結論は3つ。 "Everything"の量を減らす コントローラブルなレイヤーでコントロール 管理レイヤーを増やさない 6年経った2026年に読み返…
何かの問題に対して、要因を深ぼって組織的に改善するというのは正しいアプローチだと思う。 一方で、自分自身がその問題を "過度に" 重く捉えてしまっているだけで、実は組織的に改善する問題ではなかったということが過去に何度かあった。何のことかちょっとわかりづらいが、このあたりの話を雑に整理しておきたい。 一言で言えば、「ただ "自分の実力が不足しているだけ" の話を "組織で解決するべき大きな問題" と過大解釈していないか?」ということである。 たとえばあるプロジェクトのコードについて、「設計がよく…
前回、極右批判をしたので手のひらをクルッと返して極左批判します。 Web上でよく見かけるネタで「日本共産党と中国共産党は仲が悪い」というのがあります。 「日本共産党と中国共産党は仲が悪い」ネタ はてなブックマークやX上では日本共産党批判に対する定番の反論ネタです。 X(2026年) https://x.com/sasakiatsushi/status/2075510780246872148 はてな(2025年) https://anond.hatelabo.jp/20250722063108 で…
こんにちは、 freee の権限管理基盤チームでマネージャーをしていた sentokun と申します。 突然ですが、リーダーやマネージャーなど、新たな役割になった際に何をしたらいいか悩んでいる方はいませんか? オーナーシップを持ってほしいと言われ、自分なりに頑張っているが何かしらのギャップを感じる。視座を上げるという話をよくされるが、ピンとこない。そんな心当たりはありませんか?私はそうでした。 こういった話題を取り扱った記事は世の中にたくさん出ていますが、思わぬ話が自分に刺さったりします。 とい…
自分のまわりですごいなと感じた人は、なんだか目立っていたことが多かった気がする。 そういう目立つ人は何が違うのか、何をしているから目立つのか よくわかっていないので、思い出しながら雑に考えてみる。 考えてみたけれど、2つくらいしかないかもしれない。 1. 問題を解決する 目の前の問題を解決するために、自分がすべきこととできることを常に考えてる感じがする。 ボールが浮いていたら手を上げる、会議で気になることがあったら発言する、直接関係していなくても必要だと思ったら越境する、といった動きは全部問題解…
あなたは「再発防止の呪い」に掛かっていないだろうか。 この記事のまとめ 再発防止策には必ずコストがかかる。タダの対策はない 仕事は投資。再発防止策も、コストとメリットを天秤にかけて判断しよう 「再度起きたとき何をどれだけ失うか」で測る。謝って済むことを高いコストを払ってまで予防しないのは、立派な選択肢の一つ 「再発防止はやって当たり前」という空気を疑え 当たり前の話として、何をするにしても必ずコストがかかる。そのコストと防ごうとしている損失を天秤にかけて、割に合わないなら堂々と「やらない」を選べ…
というアセモグルやオーターらの論文をタイラー・コーエンが紹介している。原題は「Baby Busts and Growth Booms: Demographic Change and the Macroeconomy」で、著者はDaron Acemoglu(MIT)、David Autor(同)、Keelan Beirne(同)、Andrew Scott(LBS and EIT*1)。 以下はその結論部。 The world has witnessed a remarkable and nearl…
追記: 言及いただき嬉しいです。が、タイトルの回答にすぐにたどり着けずご不満な方がいたので先に要約を書いておきます。 GitHubでもGoogle Driveでも、第三者が運営するサービスに情報を置く以上リスクは発生する。そのリスクを評価・対処したうえで、許容できるなら使えばいい。許容できないなら使うべきではない。 ふと思ったのだけど、githubに秘密鍵をpushしちゃいけないのは頭ではわかるんだけど、それとgoogle driveに機密情報をアップロードするのと何が違うのかわからんくなってき…
読むのがホネな技術書やビジネス書を取り上げて2週間の読書期限を課して読んでアウトプットする仮想読書会「デッドライン読書会」の第91回。同僚と読書期限を約束することによって積読が確実に減るという仕組み。過去記事はこちら。今回とりあげるのは「エンジニアリング戦略の作り方 ―エンジニアリングの難局を打破する意思決定」だ。エンジニアリングマネジメントの領域で良書を多数発表しているWill Larsonさんの新しい訳書であり期待値が高い。しかも前著でもトピックとして興味深かった「戦略」に関する深掘りである…
日々の心労に加えてプライベートで暴行やストーカーの被害に遭ってメンタルを壊し、3か月ほど外界との接続をほぼ絶って療養しておりました。 治療により日常生活もままならない状態からはひとまず回復しました。7月からの復職を目指すと主治医と相談し、復職の意思を表明していたところだったのですが、この度残念ながら退職となりました。 この先どうするかは未定です。面白い話があったらお声がけください。 またどこかで。 www.youtube.com"ダメかもしれないソーリー 燃料が尽きそうさ"──やくしまるえつこ「…
無料で読めない記事を見出しだけで判断して憶測だけ拡散させて元記事にヘイトを向けさせる手法が、今のSNSで跋扈している気がする。 新聞社や通信社といったマスコミサイトや、週刊誌サイトは、有料サブスク登録をしないと、満足に記事内容を把握できなくなっている。 新聞や週刊誌が有料なのは大昔からだが、SMAP解散を報じた初代文春砲の頃は、SNSには誌面や紙面のスクショ画像が日常的にアップされていたので、それらがまとめられ、「買わない人」でも記事に何が書かれているか、正確に知ることができていた。 その後、著…