トピック一覧

働き方

共産党職員は労働者であると公式に認めた

1月20日は私の共産党不当解雇裁判の第1回期日でした。たくさんの傍聴に来ていただいてありがとうございます。また、そのあとの報告集会にもたくさんの方が来ていただきました。資料が足りずご不便をおかけしました。カンパや支援をその場でもいただきました。心からお礼を申し上げます。(時間がなくて十分にお話しできない方も大勢いらっしゃいました。申し訳ありません) 私の意見陳述などは追ってお知らせいたします。 このことにも関わりますが、産経の昨日の報道は歴史的なものだったと思います。 www.sankei.co…

円滑な情報共有と、適切なリスクマネジメントのための障害管理の運用事例

こんにちは。テクノロジー本部の岡より、障害管理運用のより具体的な取り組み内容を紹介していきます。障害管理に関わる方の参考になれば幸いです。 障害報告のおおまかな流れ 具体的な障害ステータスと報告内容 最近の運用改善事例 まとめ

リモートと出社と時計の時刻合わせ

最初に書いておくと、これは特定の会社や制度を批判、あるいは揶揄するような話ではありません。オフィスへの出社に関して、自分の中で考え方の整理をするために書いた文章です。 --- コロナ禍以降、ずっとフルリモートで仕事をしてきた。オフィスに行くのは「行く用事」があるときだけなので、せいぜい半年に1回とか、四半期に1回とか。逆に必要があれば連日行くこともある、という感じ。 フルリモートということはおうちがオフィスになるので、快適に働けるようにデスクや会議用個室も整備した。 私個人としては「大きく変える…

テックリードの役割を定義しました

こんにちは。 id:skozawa です。 こちらの記事は Gunosy Advent Calendar 2024 の 24 日目の記事です。 昨日は上村さんの 「LLM で Web 検索を効率化!- Web 検索エージェントとブラウザ拡張によるアプローチ」 でした。 背景 エンジニアのマネジメント領域 TL の見直し EM と TL の役割定義 キャリアパスの見直し まとめ 背景 Gunosy にはエンジニアマネージャー(EM)とテックリード(TL)、リードエンジニア(LE)という役職がありま…

本番環境のEC2に自動でダウンタイムなくパッチを当てる

お疲れ様です。大木 @2357gi です。 とっておきの豆知識なのですが、スノーボードというものは滑走時は運動して体が温まり、リフトで体が冷えるので実質交互浴実質サウナであります。 本題ですが、今回はEC2のAWS Patch Managerを用いて本番環境のEC2に自動でパッチを当てる際のノウハウについて共有したいと思います。 背景 弊社のAWS環境は、DBの踏み台に至るまで基本的に全てECSで運用されており(踏み台ECSについてはこちら)、EC2のメンテナンスからは解放されているのですが、本…

AWS マネジメントコンソールで同時に複数の AWS アカウントへログインできるようになりました

みなさん、こんにちは。 AWS CLI が好きなテクニカルサポート課の市野です。 ブログエントリのタイトル通りですが、現地時間 2025年1月16日の発表で、AWS マネジメントコンソールで同時に複数の AWS アカウントへログインできるようになったとのアナウンスがありました。 今日はその機能を見てみるとともに、仕組みがどのようになっているかを確認してみようと思います。 クリックで目次が表示されます。 公式発表 使い方 動作要件 うれしい点と懸念点 うれしい(と思われる)点 懸念点 制御の可否は…

やったことあるかないかの認識を揃えておくと便利

仕事していて、どの部分が新しくて、どの部分が過去にやったことのあることなのか、という認識を揃えておけると便利。 表にするとこんな感じだと思う。 本人から見て\他人から見て 過去にやったことがあるように見える 新たに取り組んでいるように見える 過去にやったことがあると認識している 過去のこれと同じなので、さっさと終わらせよう、という話をする 見落としている落とし穴があるかもしれないので認識を揃える 新たに取り組んでいるという認識 実はこれと同じなんじゃないの?という話をする 新しい挑戦なので応援す…

自分がレトロスペクティブで最初はKPTをやるけどそのうちやらなくなる理由

どうも、ばやしです。 先日@ryuzeeさんがこんな記事書いてましたね。 www.ryuzee.com 記事の内容に関して同意しかないので、自分も最初はKPTをやるけどそのうちやらなくなる理由を書いていきます。 なおレトロスペクティブの手法はファシリテーターの振る舞いで効果効能が変わると思うので、ここから書く話はあくまで自分がファシリをする場合の話です。本記事内で登場する「KPTは」という表現は「(私がファシリする)KPTは」の短縮表現なのでご承知おきのほどお願いします。 KPTから始める理由 …

メンバーの考え方を変えて背中を押したら、半年間でチームのPullRequest数が1.5倍になった話

どうもエンジニアリングマネージャーのkobaanです。 オフィスが湯島ということで、初詣は湯島天神に行ってきました!中高生の娘たち用に学業御守りを購入して手渡したら、若干訝しげな顔をしておりました・・・。 勉学を頑張るのだ若人よ、これは中年からの警告だ。などとは言ってませんがそう言う思いで渡しています(笑) エンジニアリングマネージャーとしてACES Meet事業で行ってきたこと 今回は、ACES Meet事業にて私が入社してから実施した取り組みと成果についてお話しできればと思っています。 もち…

Faber Companyにグループインします

本日、私が代表を務めます株式会社so.laは株式会社Faber Companyにグループインすることを発表しました。 ずっとSEOの仕事をしてきましたが、その大半は一人会社での活動でした。SEO、特に巨大サイトなど複雑なサイトのSEOは属人性の高い専門職です。属人性を突き詰めた仕事のため、一人会社で問題を感じることは少なかったです。独立後十数年、そのような仕事をを続けて日本の検索の5%以上に関わるようになりました。多くの領域のSEOでは日本一の実績と経験を持っていると評価頂くようになりました。ま…

リモートワークによる生産性についての研究を簡単に調べてみた

新型コロナウィルスの影響を受けて、広く導入されたリモートワークが、最近になって縮小傾向にある。 ビッグテックをはじめ、それに倣う形で出社回帰の方針を打ち出す企業も少なくない。 これらの企業の発信を見ていると、多くが生産性やコミュニケーションのしづらさを理由にあげているケースが多い。実際、感覚的にはこれは理解できなくもない。 仮に、生産性を理由とした出社回帰を狙うのであれば、リモートワークによって生産性がどの程度低下し、出社回帰によってどのような機序があってどの程度向上することを見込んでいるかの仮…

何かがそれほど得意でなくても、世の中の平均よりは得意だと思っておいたほうがよい

仕事とかプライベートとかで、ものすごく頭が回るときと、エンストしたようにまるで回転しないときとがあり、その差はどこから来るのだろうと考えていた時期があった。 結論から言うと、自分の場合、「それを得意だと思っているかどうか」によって頭の回転具合がかなり変わるらしいことがわかった。 例えば、自分はこうした執筆がそこそこにできて、プログラミング言語でいえばScalaが他人よりも得意だが、こうした、自分の脳が「これは得意だぞ」と思っていることがらと相対すると、脳はやらせてくれやらせてくれと元気に働き始め…

藤井隆さんに聞く「嫌なおじさん」にならないための秘訣

「嫌なおじさんになりたくない」 そう考える若年男性は増えているのではないだろうか。油断していると、いつか自分もそうなる可能性はあるし、周囲から知らず知らずのうちに嫌がられているかもしれない…。そうならないためには、どうすればいいのだろうか?そこで思いついたのが、自分が「こうなりたい!」と考える憧れのおじさんに話を聞くことだ。 そこで今回、嫌な感じが全くしないお笑い芸人・藤井隆さんに「嫌なおじさんにならないためにできること」をテーマに話を伺った。笑いをとるときに意識していることや、藤井さんにとって…

「終わってみたら何にも決まってなかった」という会議を無くすための4つのP

このエントリが結構反響あった。 blog.inorinrinrin.com ので、同じく榊巻さんのシリーズの『世界で一番やさしい会議の教科書』で学んでから実践してる会議のコツについて書こうと思う。 世界で一番やさしい会議の教科書(日経BP Next ICT選書)作者:榊巻 亮日経BPAmazon 相変わらずおすすめだし、明日からでもできることがたくさんある。構成自体は物語仕立てだけど、途中途中でテクニックの部分だけでもまとめてくれてはいる。なので拾い読みするだけでも結構効果があると思う。 前置き…

退職予定と仕事募集のお知らせ

多少長くなるかもしれないので、先にまとめというか概要を書いておくと 「2025年3月末で現職を退職することになったけれど、次はフリーランスになろうかなぁ、と思っているけど、詳細決まっていないので退職報告記事、かつ、仕事募集記事だよ!」 という内容です。

『世界で一番やさしい考え方の教科書』を読んだ

書籍はこちらから。 世界で一番やさしい考え方の教科書作者:榊巻 亮日経BPAmazon 思考とは総合的なものである 「論理的に考えろ」と言われると、どうしても"考える"というその一点のみに集中しがちです。 世の中にはロジカルシンキング研修というものもあるくらいです。 しかしこの本では、「ロジカルシンキングの研修だけを受けるのは、サッカー少年がフリーキックの練習だけしているようなもの」としています。 どういうことかというと、この本では"考える"という行為は"思考"の一部に過ぎないと考えているわけで…

お局制度による日本企業ガバナンスの研究

というような論文がないかと探したけれど、能力不足のせいか見つけられなかった。もちろん、「お局」(otsubone)の存在は多くの文献で報告されている。けれど、そのほとんどはビジネス関連の軽い本であったり、あるいは小説のような文学作品であったりする。私はむしろ社会学的にとても面白いネタだと思うのだけれど、そんなふうにこの素材を扱ったものを、そういえば読んだ記憶がない*1。「お局制度による日本企業ガバナンスの研究」は、いまだに見つからない。 なんでそんなことを思ったか(そしてGoogle Schol…

NTTを退職しました(貧乏で妻に逃げられた編)

入社から10年ちょっと、NTT研究所でエンジニアをやっていました。今回退職したので、NTTでの経験を書き留めておきます。 入社理由 1億人全員が顧客であり、ユーザーが多い舞台で研究開発ができると思い入社。 入社当時、NTT研究所は理系就職の最高峰の一つと考えられていたので、若干の優越感はあった。(だが、kumagi のブログにより、情報系の優秀な人はまったく入社しなくなった。) NTTにいてよかったこと 入社当初から仕事は緩くて、「薄給まったり」というのは本当だなと思った。 コロナ後は完全リモー…

さくらインターネットに入社しました

「チーム生ハム原木」です。 2025年1月から、さくらインターネット株式会社に入社しております。 縁あって id:tagomoris さんに声かけていただきまして、色々とお話させていただいて試しに応募してみたところ 有り難いことに今までの実績や能力を大変高く評価していただき、それならばということで入社に至りました。 直属の上長は id:kazeburo さんということで、前々職で一緒だった方々と再度同じ組織で働いていくことになりました。ワクワクです。 また同日入社の同僚にも知ってる人がいてビック…

GitHub Actionsで定期実行(cron)のワークフローを組んだユーザーが退職すると、ワークフローは無効化される

GitHub Actionsで定期実行(cron)のワークフローを組んだユーザーが退職すると、ワークフローは無効化される 大事なことなので、見出しでも同じことを書いてしまいました。 何を言っているんだという感じですが、とにかくそういうことらしいです。 厳密には最後にワークフローにコミットしたユーザーが組織から削除されると、無効になるようです。 GitHub Actionsの定期実行でPR作成を自動化*1している会社もそれなりにあるかと思うのですが、その場合はそれらが全部停まります。 さらに、1度…

2024年を振り返る~"休職"を通して学んだこと~

はじめに 2023年2月に実務未経験からWebアプリケーションエンジニアとして働き始めましたが、2024年5月から休職していました。 今月1月6日付けで会社を退職することになったので、一つの節目として休職期間を振り返ることにしました。 「働く先が決まってひと段落ついてから書こう」とか、「どこの会社にも所属しておらず、次の就職先を探しているという中途半端な状態で何かアウトプットするのはちょっと勇気が要るな」と思って、何か書きたい気持ちはずっとありつつも書けない日々が続いていました。 でも今の気持ち…

休養も仕事と同じ本気度で取り組むと決めた

休養も仕事と同じくらいの本気度で取り組むべき重要事項だと気づいた経緯と、これからの取り組みについて整理してみました。 自分自身の仕事への深いコミットと専念を尊んできましたが、年末年始休暇に入ってもなお仕事のことばかり考えている自分に気づき、今はよくてもこのままでは持久できないと考えを改めることにしました。 わたしの仕事への専念度 常に120%の力を振り絞って仕事に取り組んできました。新しい組織の立ち上げ、Developer Relation最前線稼働、日本CTO協会のプロボノ活動など、どれも全力…

10年同じ会社で働いてCTOにもなったけど、やっぱソフトウェアエンジニアに戻った話

最近、自転車の話題ばっかりでnoteしか更新してなかったのでひさしぶりに、こっちのブログも更新してみる。 一部の人には個別に共有していましたが、2024/10月で10年働いたVideoTouch(旧Viibar)を離れて、いちソフトウェアエンジニアとしてキャリアを再スタートしました。 ここに辿り着くまでにいろいろ考えました。キャリアの道は一本道ではないし、同様の悩みを抱えるエンジニアも多いと思うので何かの参考になればと思います。 入社時はあくまでソフトウェアエンジニアとしてスタート 紆余曲折あっ…

新卒2年目で退職するエンジニアのAさんへ

5月から10月に入っていた現場に、新卒2年目のジュニアエンジニアAさんがいました。 しかし、PJTの終わりごろ、Aさんがその現場を最後に退職することを知りました。 彼にはたくさん質問に答えてもらいましたし、助けてもらった恩がありました。 だから、私はAさんに餞別として1本のドキュメントを作成しました。 この記事は、その内容を公開できる形へ改変したものです。 一万文字ぐらいありますが、若手のエンジニアの人に読んでもらえたら、とても嬉しく思います。 はじめに 本書の構成 1. 仕事を通じて感じたAさ…

これほど人の悪意を直視し、裏切られた年は今までなかった(2024年の振り返り)

あけましておめでとうございます。 年始の挨拶的なブログを書こうとした時、 「去年は色々ありました…」みたいなパターンがあると思いますが、 去年の私は本当に色んなことがありすぎました。 まだ、現在進行系で終わってないこともあるし、諸事情があるので、 ここでは一切詳細が書けないのですが、表題の通り、 「これほど人の悪意を直視し、裏切られた年は今までなかった」 と自信を持って言えるのが2024年でした。

トグルホールディングス株式会社に入社します

あけましておめでとうございます、2025年もよろしくお願いいたします。 さて、タイトルにあります通り、本日2025年1月1日よりトグルホールディングス株式会社に入社します(初出社は1月6日の予定です)。 toggle.co.jp ただ、12月より既に業務委託の形で関わらせていただいております。業務委託を受け入れてくださったトグルホールディングス株式会社と、許可して頂いた前職の株式会社はてなには大変感謝しております。 やること 「デベNAVI」という不動産に関するサービスの開発に従事する予定です。…

退職エントリ

2017年にインターン生として入社し、7年ほどいた会社を2024年12月31日で退職しました。チラシの裏感覚で、頭の中で思い出したことをツラツラ残しておこうと思います。 Valueを愛していた もちろん今でも「プロダクト」も「利用して下さるお客様」も「プロダクト成長に貢献する全てのメンバー」も愛していますが、私が最も愛していたのはValueでした。社内ではいつからかValueが飛び交う事が少なくなり、Valueに感銘を受けて入社した自分にとっては少し寂しいものでしたが、今振り返っても非常に優れた…

上層部の仕事が見えないのはなぜか 〜組織構造と不確実性の観点から〜

はじめに 不確実性の高さ・低さ 上司の上司が仕事していないように見える理由 まとめ はじめに はじめまして。DMMでVPoEを任されている大久保です。 今年で4回目になりますが、DMMグループ Advent Calendar 2024の最後を務めさせていただきます。最後までお読みいただけると嬉しいです。 また、Advent Calendarの他の記事も面白いのでまだ読まれていない方はぜひお読みください。 今回は私がメンバーだった頃から感じていたことについて言語化してみました。 不確実性の高さ・低…

総括2024

年末。KOBA789 です。 南米出張から戻ったあとちっとも時差ボケが治らず、自律神経を単振動させていたらもう年が明けそうです。それに限らず本年もさまざまなことがありました。 2023はこちら: diary.hatenablog.jp 年初 1月。2024年は配信2連チャンで幕を開けました。いずれも好評で、というか宮乃やみさんとやらせてもらったRust の所有権とライフタイムを解説する方はやたらと好評で、アーカイブについたコメントの数に驚いたりしました。まったくありがたいことです。結局2024年…

株式会社はてなを退職します

2024年11月7日を最終出社として、本日2024年12月31日をもって株式会社はてなを退職することになりました。 はてな最終出社でした。お世話になりました!!!!!! pic.twitter.com/Z9NkGXf5vh— PAPI𝕏 (微笑みデブ) (@__papix__) 2024年11月7日 はてなには、2017年2月から約7年半ほどお世話になりました。概ね在籍期間のうち前半はブログチーム、後半は漫画チームで過ごさせていただいて、それぞれ様々なジャンルのタスクに取り組むことができました(…

「コネクティング ザ ドッツ」を自らつなげにいく

2025年1月末でGMOペパボ株式会社を退職します。現在有給消化中になります。 領域を広げた6年間 ダーマの神殿だった 「ダーマの神殿に行った気持ちで」と入社したGMOペパボ株式会社(以下ペパボ)での日々は確実に自分のソフトウェアエンジニアとしての領域を広げてくれました。 ペパボは多くのサービスを運用している会社です。それぞれは全然違うサービスでありながら「人類のアウトプットを増やす」という点で繋がっています。 全然違うサービスなので、サービスとして提供している価値が異なります。そして、その違い…

目標ばかり見ると失敗しがちなワケ。「OODAループ」が導く行動中心の思考術

「3か月で売上20%アップ」「今年中にTOEICスコア800点」「年末までに10kg減量」 私たちのまわりには、常に「目標」が存在します。そして多くの場合、その達成のためにPDCAサイクルを回すように言われます。 でも、正直なところどうでしょう? 緻密な計画を立てても、予期せぬ出来事で計画が狂う。目標を立てたものの、日々の業務に追われて後回しになる。立派な目標を掲げれば掲げるほど、達成できない自分を責めてしまう……。 そんなとき、注目したいのがOODAループです。PDCAサイクルとは異なり、計画…

今は亡き上司の言葉をまとめてみた2024

今は亡き上司の言葉をまとめてみました。久しぶりなので入門者にもわかりやすい「オールタイムベスト」と、昨年発掘された手帳に記録されたものからセレクトした「発掘品」で構成されてます。激動の令和を生き抜くヒントにしてもらいたい。 【オールタイムベスト】・「刺身が生なんだが……」刺身に対する熱いクレーム。・「妻の配偶者が死んだ……」斬新な欠勤理由。人間て想定外の事態に遭遇したとき「お前や」のひとことが出ないものですね。その後無事に離婚されました。・「俺はチャンスをピンチに変える男だ…」やめてくれ・「腹を…

コミュニケーション能力を評価してはいけない理由

この記事はジンジニアアドベントカレンダー2024 25日目の記事です。 人事選考で安易に使われがちで、避けたほうが良い判断軸の項目に「コミュニケーション能力」や「地頭」があることが良く知られています(要出展)。ここではなぜコミュニケーション能力を問わないほうが良いかについて論じます。 コミュニケーション能力4象限 コミュニケーション能力を同質か多様か、能動か受動かという2つの軸で以下の4象限に分けてみます。 コミュニケーションスキル4象限 内訳をざっと細分化すると以下のようになるでしょうか。 同…

あなたの仕事、どこまで「自動化」できていますか? 誰でもすぐ出来る、初心者のための自動化ツール設定方法

仕事もプライベートも忙しく、「気づけば今日もやりたいことに手をつけられなかった……」という日、ありませんか? こうした忙しい日常を効率よく進める方法として注目されているのが、RPA(Robotic Process Automation)――いわゆる人間が行なっている定型的な作業を、ソフトウェアロボットが自動化する技術です。この技術によって、これまで手間だった作業が、ほぼ「ほったらかし」で完了するような状況になりつつあります。 ただ、「自動化は魅力的だけど、なんだか難しそうなので、自分には無理かも…

CTOを引き継ぐということ

カケハシ Advent Calendar 2024の25日目の記事になります。 こんにちは、カケハシでCTOをやっているゆのん(@yunon_@phys)です。 様々なスタートアップやベンチャーでCTOの肩書を持った方が、入れ替わっているのを観測しています。かくいう私も、創業メンバーに近かった海老原さんからCTO のポジションを今年の3月より引き継いでいます。私自身はこれまでのキャリアでCTOになったことはなく、これまでに無いリーダーシップが求められています。まだ9ヶ月という短い期間ではあるので…

【令和最新版】今BASEに入社してやることあるの?という疑問に答えるよ

本記事はBASEアドベントカレンダー2024の24日目の記事です。 はじめに CTOの川口 (id:dmnlk) です。 昨日の記事は下記です、それぞれいい記事なんで読んでね。 今、リモートワークについて思うこと 統括マネージャー(EM of EM)の仕事7選 BASE社では現在もエンジニア採用を行っています。 その中でよく質問を頂くのは「BASEに今から入社した場合にやることはあるのか?」というものです。 ここまで読んだBASE開発ブログファンの方はお気づきかもしれませんが、こんな内容の記事を…

わたしが新卒で会社を選ぶときに知りたかったこと

この記事は freee Developers Advent Calendar 2024 の 25 日目の記事です。本記事は、freeeの共同創業者で取締役CTOの横路が担当します。 わたしが新卒で会社を選ぶときに知りたかったこと 最短で成長するためのエッセンス:打席数・没頭・巨人の肩の上に立つ なぜ打席にたくさん立つことが大事なのか なぜ没頭することが大事なのか なぜ巨人の肩の上に立つことが大事なのか なぜ会社選びと行動習慣が大事なのか 打席数を増やすための会社選びと行動習慣 没頭するための会社…

「育つ」エンジニアが持っている、最も大事な適性

エンジニアの育成、時間がかかりますよね。つよつよになるには・・・みたいな話は、エンジニアクラスタのSNSで定期的に話題に上がるような気がします。 エンジニアの育成について考えたので、とりあえずアウトプットします。 エンジニア、覚えることが大杉 プログラミングは、基礎文法を覚えるだけなら1ヶ月で一通り学習できますが、仕事にする場合は基礎文法だけでは「全く」足りない。 HTTPなどの通信規約・TCP/IPの仕組み Webサーバ構築などのインフラ・GCP/AWSなどのクラウドサービスへの理解 GitH…

ソフトウェアエンジニアとしての5年先を見据えた来年と今年の話 - 50歳に向けて.

先日行った鹿児島が最高でした 今年(2024年)の振り返りと, 来年(2025年), pyspa Advent Calendar 2024最終日の記事(昨日は@shibu_jpさんでした)かつ, 先日のエントリーの続きの話となります*1. 改めまして, 当ブログ「Lean Baseball」の中の人でshinyorke(しんよーく)と申します. このエントリーでは, 来年 過去(5年前) 今年 未来(5年後, 50歳に向けて) ぐらいにフォーカスした自分の話を書きます. TL;DR 来年(202…

今、リモートワークについて思うこと

本記事は BASE アドベントカレンダー 2024 の 24 日目の記事です。 こんにちは、エンジニアリングマネージャーの松原(@simezi9)です。 新型コロナウイルスの流行に端を発する世の中の変動からもうじき5年が経過しようとしています。 当時の感染対策の流れで多くの企業がリモートワーク制度の導入を進めました。この記事を読んでいる方の中にもそのタイミングではじめてリモートワークに取り組んだ方も多いのではないでしょうか。 私もその当時に、BASE株式会社のリモートワークへの取り組みをエントリ…

嫌なことからは逃げてもいい。自分の得意領域で勝負する。「平日プログラマ、週末音楽家」がバランスを取りながら働き続けられた理由

キャリアを歩むうえで、「心身の健康を保ちながら、前向きな気持ちで仕事を続けること」はとても重要です。エンジニアのなかには、過酷なプロジェクトでの長時間労働や仕事へのモチベーション低下などが原因で、消耗する人も少なくありません。自分の得意領域や情熱を持てる分野を見つけ、バランスよく働く方法を模索することが大切です。 今回ご紹介するのは「平日プログラマ、週末音楽家」として活動しているCHEEBOW(本名・関根元和)さん。ソフトウェア開発会社であるエムロジック株式会社の取締役 兼 プログラマと、多くの…

とある事業の醜い終焉

食品会社の営業部長だが、ときどき、管理業務も任されている。つか、やらされている。契約違反ではなかろうか。今月に入ってから年末をもって契約満了となる事業を任されることになった。年末で終わる仕事を今さら?嫌な予感しかない。契約満了となるのはオーナーと委託契約を結び当社が運営しているレストランである。長年契約更新してきたが、3ヶ月前にオーナーから契約満了(更新の意思なし)を伝えられた。食堂は一旦クローズして、工事期間を経て数ヶ月後にリニューアルする予定。リニューアルを機に業態を変えるので当社はお役御免…

マネージャーになる前にできるフィードバックの練習

マネージャーになると、1on1や評価のタイミングで期待を伝える一環として誰かにフィードバックする機会が増える。マネージャーになって初めて誰かに明確にフィードバックするという経験をする人は多いと思う。自分もそうだった。 今思うと、マネージャーになる前にフィードバックの練習をする機会は色々あったと感じる。自分がもっと意識してやっておけばよかったと思いつくものをざっと書き出してみる。 チームの振り返り 対個人ではなくとも、自分がよかったと感じたこと、問題だと思っていることを言葉にして伝える練習になる …

入社エントリ 〜金融機関からの転職者からみたInsight Edgeの幅広さ〜

Insight Edge(以降IE)でデータサイエンティストをしております市川です。技術部の分析チームと、戦略企画部に属しております。この12月現在で入社7ヶ月が経過しましたので振り返りと学びをシェアできればと考えております! 自己紹介と入社のきっかけ 自己紹介 私の経歴を簡単に紹介しますと、 転職は3回目ですが、途中兼務などで計6社を経験しており、一貫して金融機関で働いてきました。直近は取締役や事業責任者のキャリアが長いのですが、一貫してデータ分析に従事してきました。 基本的には市場・相場分析…

40代にやっておいてよかったこと

50代のおっさんエンジニアになってたので、雑に40代にやっておいてよかったことなどを振り返ってみた。思い出補正があるかもしれないので参考にしようとする人は注意。 運動習慣をつけた 資格学習を継続した 読書習慣を維持した 仕事と関係ない勉強を始めた IT勉強会コミュニティへの参加をやめた ブログを書き続けた 運動習慣をつけた 40歳になったころに人間ドックでメタボ判定を1度受けたことをきっかけに、運動をするようになった。現在も続けているので習慣化に成功しており、おおむね健康を維持できている。 ゴル…

体力や健康も才能のうち

結局、というわけでもないけど、意志の強さや継続って、体力と健康に依存してると思うなー。身体と心のメンテナンスをやり続けないと、ハードワークというか、アクションって続かない。健康第一!— ペトロニウス (@Gaius_Petronius) 2024年12月18日 年の瀬は仕事が忙しい。診療、執筆、打ち合わせなどが立て込んでくると、体力がぎりぎりだと感じることも多い。もう少し身体が弱かったら、これだけの業務はできなかったか、健康を害して退場していたと思う。 若かった頃、才能といえば「早くて正確な読解…

「知ってるつもり」からの脱却:売上構造の解像度を上げるプロダクトマネジメント

この記事はエムスリーAdvent Calendar 2024の19日目の記事です。 こんにちは。エンジニアリンググループ プロダクト支援チームでプロダクトマネージャーをしている中村です。私は現在、医師向けのライブ動画配信サービスである「Web講演会」というプロダクトにプロダクトマネージャーとして携わっています。今回の記事では、Web講演会のグロースに取り組む中での学びをご紹介します。 はじめに 「知らないこと」を認識する 「知らないこと」を知るためにやったこと フォーカスする(まずはみかんの売上…