トピック一覧

読書・マンガ

『spectator 文化戦争』③

「リベラル」と「保守」のちがい。 政治思想は、 ノーラン・チャートで二次元的にとらえるやり方があるそうです。 横(X)軸:経済的自由 (税金が高い(左側)、安い(右側)) 縦(Y)軸:個人的自由 (伝統や宗教にしばられない(上側)、まとまる(下側)) うーん…… 自分でもチャートをかいて、 いろいろ書き加えてみたけど、 よくわからないや。 とりあえず、 上記2つの軸は、「人」だけの区分けなので、 ここに「環境(人以外)」という「軸」を取り入れると、どうなるかなぁ? にしても、 やっぱり「右」と「…

「女王様の夜食カフェ マカン・マランふたたび」古内一絵

おじさん教師にも、女王様にも悩みはある * * * * * * * * * * * * * * * * * 病に倒れていたドラァッグクイーンのシャールが復活し、いつものように常連がくつろげるお店に戻った「マカン・マラン」。 そこには、やはり様々な悩みを抱えた人たちが集ってきて… 共感&美味しさ満載、リピート間違いなしの1冊です。 * * * * * * * * * * * * * * * * * 古内一絵さんのドラァッグクイーン、シャールの物語、2作目です。 一作目のラストは、シャールが病の手術…

『美味礼讃』 by ブリア=サヴァラン、 玉村豊男 編訳

美味礼讃ブリア=サヴァラン 著玉村豊男 編訳・解説新潮社2017年4月25日 発行 ワインスクールで、「西洋史とワイン」の授業の中で、先生が面白いから読んでみて、と紹介してくださった本。彼女が薦めてくれる本はいつも面白い。 megureca.hatenablog.com 図書館で検索したら、玉村さんの解説付きの本書がでてきた。岩波書店の翻訳本もあるのだが、クラシックな本だし、難しそうなのでこちらを借りて読んでみた。 『美味礼讃』は、1825年に刊行されたブリア・サヴァランの『味覚の生理学』の訳書…

読了 世界から猫が消えたなら

ランキング参加中読書 著者 川村 元気 www.shogakukan.co.jp 郵便配達員として働く三十歳の僕。ちょっと映画オタク。猫とふたり暮らし。そんな僕がある日突然、脳腫瘍で余命わずかであることを宣告される。絶望的な気分で家に帰ってくると、自分とまったく同じ姿をした男が待っていた。その男は自分が悪魔だと言い、奇妙な取引を持ちかけてくる。「この世界からひとつ何かを消す。その代わりにあなたは一日だけ命を得ることができる」僕は生きるために、消すことを決めた。電話、映画、時計……そして、猫。僕の…

6月9日販売マンガ:「転生したらスライムだった件 32巻」他

6月9日販売マンガ 「転生したらスライムだった件 32巻」他 転生したらスライムだった件(32) (シリウスKC) [ 川上 泰樹 ] 楽天で購入 6月9日販売マンガ 薫る花は凛と咲く(23) (講談社コミックス) [ 三香見 サカ ] 楽天で購入 極主夫道 17 (バンチコミックス) [ おおの こうすけ ] 楽天で購入 ふらいんぐうぃっち(15) (講談社コミックス) [ 石塚 千尋 ] 楽天で購入 WIND BREAKER(26) (講談社コミックス) [ にい さとる ] 楽天で購入 転…

谷村新司の不思議すぎる話

とても興味深かったです。 P33 プレアデス星団からの導きに勇気付けられながら、いろいろと調べているうちに「昴」が古代中国で「財の星」と言われてきた理由が、だんだんわかってきました。 古代の農業は天空に輝く星を見て季節の移り変わりを知り、農作物の種を蒔く時期や収穫のタイミングを決めていました。 そのときに重要な目印の一つになっていたのが「昴」でした。 古代の人びとは海原を行き来して活発な交易と交流をしていました。その航海の目印になっていたのも星。 ・・・ 農業や海路を通じた交易が活発になると人び…

言語化力 言葉にできれば人生は変わる

『言語化力 言葉にできれば人生は変わる』(三浦崇宏,SB クリエイティブ,2020年1月24日)を読了した。 価値は「伝え方」で変わる 怯えてもいい,それでもやれ アイデアは「放牧」する 一般論よりも個人的な感覚を語る 言葉で人を動かすための 3 要素 交渉とは「共同作業」である グレーゾーンを味方につける 言葉は麻薬である ランキング参加中読書 価値は「伝え方」で変わる どんなモノにだって価値はある。だが,「その価値をどう表現するか?」「どう伝達するか?」「どう理解してもらうか?」で価値が変わ…

東アジアエンタメ史 前史

Claude Monet, La Japonaise シノワズリ、ジャポニスムと韓流 海外での日本文化の流行、すなわち日流の源泉を辿れば19世紀後半のヨーロッパのジャポニスムに行き着く。万博で展示された工芸品やキモノなども注目されたが、特に影響が大きかったのは江戸時代の浮世絵で、ゴッホ、マネ、モネ、ロートレック、ドガといった有名画家がこぞって模倣した。さらに影響はロティの小説やプッチーニのオペラなど多様なジャンルに及び、日本文化が一世を風靡した。 華流の源泉はさらに古く、17世紀のシノワズリ(支…

「この人に聞いてもダメだ」と思われた気がした話

展示会での出来事 はじめまして、あたまがよくなりたいさかいです! 周りから信頼されて、さかいさん頭いいなと言われたいと思い日々意識していることや学んだことを記録に残しています。 ある展示会に会社も出展しその顧客への対応をお願いされました。初めての展示会の係でとてもワクワクしていましたが、どうせそこまで重役は任されないだろうと楽観的にいました。 それこそ簡単に装置の特徴と長所だけ答えるものだと思っていました。 しかし、来場される方は同業者でしかも現場を知る人ばかり。質問も現場でどう運用するかや中身…

梅雨入り

もうとっくにいっちゃってるから赦して

~ 六人の男子生徒達 ~ 『あっ、あっ、あっ、あっ、あぁ……、あ……、あぁあっ……』 「あははっ、見ろよ、燦のこの顔」 「ははっ、バカだよね、こいつ、せっかく俺が告ってやったのに断るなんてさ、俺とつきあってれば、こんな目に遭うこともなかったのに」 「でも、こんな目に遭うこともっていうかさぁ、この淫乱女めっちゃ愉しんでない?いきまくりじゃん?」 「なあ……」 「お?」 「マジでほんとに大丈夫かなぁ……、こんなにやっちゃって……」 「大丈夫だって、人間、そんな簡単に死なねえし、妊娠だってしねぇよ」 …

『深夜カフェ・ポラリス』

『深夜カフェ・ポラリス』秋川滝美 子供の入院に付き添う日々を送るシングルマザーの美和。子供の病気のこと、自分の仕事のこと、厳しい経済状況――立ち向かわないといけないことは沢山あるのに、疲れ果てて動けなくなりそうになる。そんな時、一軒の小さなカフェが彼女をそっと導き入れて――(夜更けのぬくもり)。「夜更けのぬくもり」他4編を収録。先が見えなくて立ち尽くしそうな時、深夜営業の小さなカフェがあなたに静かに寄り添う。夜闇をやさしく照らす珠玉の短編集。 この著者さんが書かれている別のシリーズ作品が好みだっ…

司馬遼太郎『桜田門外の変』を読んで

こんにちは、皆さん!一人ぼっちユウトです。今日は、司馬遼太郎の歴史小説の中でも異彩を放つ作品――『桜田門外の変』について語りたいと思います。 歴史の教科書で一度は目にする「桜田門外の変」。しかし、司馬遼太郎の手にかかると、この事件は単なる“暗殺劇”ではなく、時代のうねりに翻弄される人々の息遣いが聞こえてくる、圧倒的なドラマとして立ち上がってきます。 作品の魅力『桜田門外の変』は、幕末の激動期を舞台に、大老・井伊直弼の暗殺事件を中心に描かれた歴史小説です。司馬遼太郎の筆致は、史実の枠を超えて、当時…

写楽 Sharaku

著者:渡邊章 発行元:KADOKAWA 写楽 Sharakuまとめ 写楽 Sharakuを読んた理由 写楽 Sharakuで仕事に活かせるポイント 写楽 Sharakuから学んだことと活かせること 写楽 Sharakuの目次 写楽 Sharakuの感想 写楽 Sharakuまとめ 写楽の作品をまるっと掲載し、その解説が添えられてる本。ただそれだけ。それだけ故に写楽の凄さが際立つ。 写楽 Sharakuを読んた理由 奥さんから勧められて 写楽 Sharakuで仕事に活かせるポイント 特になし 写楽…

成瀬は天下を取りにいく

最初の2篇を読んで、島崎目線で語られる成瀬・島崎コンビの物語なんだろうなと思っていたら、3篇目からはパッと視界が変わってほぼスピンオフみたいな目線から成瀬を目撃することになり、一気に世界が開ける感じがした。 そしてやってくる最終篇。成瀬から見た世界。語り手が成瀬と分かった瞬間に笑顔になっちゃってたと思う。ここまでとにかく他者からの目線で成瀬という人間の軸のブレなさを目撃させられ続けているからこそ、ちょっとした描写に『ですよねえ・・・!』と謎の納得感がやってきて楽しい。 特に「やってみないとわから…

自称:読書家

ガチの読書勢はアホみたいに小説でも新書でも何でも読みまくるし、もう暴飲暴食と言っていいレベルの読書ぶりなので、あんなのを基準にすると三体程度を一冊読んだ程度で一丁前の読書家名乗るのもなみたいな顔になる。 https://x.com/Sz73B/status/2063428455056982236 読書が生きがい、あるいは習慣の人間が読書家を自称するだろうか。例えば、ピアノ演奏を仕事にしてるなら私はピアニストですと自称するだろう。しかし、ピアノを趣味で弾いている人が自己紹介でピアノが好きでよく弾い…

竹田信弥、田中佳祐 著『紙の読書会』より。韓国文学が読みたくなります。

竹田:この作品のどんなところが、僕が好きそうだと思ったんですか?田中:竹田さんは就職に苦労した上に、ブラック企業に勤めていた経験があるので社会の価値を転倒させる作品が好きなんじゃないかと思いました。主人公たちは後付けで、就活の失敗を芸術表現だということにして世の中に発信します。不自由な就活を自由な表現として社会を騙すような表現があったり、自由だと思った芸術が不自由に報道される描写があったり、コミカルな作品だけどブラックジョークが効いている。竹田さんの人生にも重なる場面がたくさんあるなと思いました…

今週は寝坊しませんように(笑)

今日の天気は午前中からとても晴れたため、洗濯物は良く乾きました。 明日の雨を警戒して昨日今日と洗濯をしたのは正解。 午後は↓(なぜ22℃なんて低め設定?)25℃を超えていたので、暑くて扇風機回してました。 先週末から読み始めた新しい本。 これで去年の11月に『リサイクル図書』でもらった本の残りも折り返し。10冊いただいてまだ読んでないのがコレ合わせて4冊になりました。 【中古】どんな人にも大切な「売る力」ノート / 津田晃 (単行本)価格: 110 円楽天で詳細を見る どんな人にも大切な「売る力…

『〈私〉を取り戻す哲学』岩内章太郎

『〈私〉を取り戻す哲学』岩内章太郎 講談社現代新書 〈私〉を取り戻す哲学 (講談社現代新書) 作者:岩内章太郎 講談社 Amazon 帯で「なぜスマホを見続けてしまうのか」とあったのに惹かれて読んだ。 これかるーい内容かと思ったらめちゃくちゃ重たい哲学の話だった。自分の予想と全然違っていたのでひるんだ。 ポスト・トゥルースを終わらせるという章ではSNSで感情的な判断に翻弄される陰謀論の話が出ていた。そうなんだよなあ。でも反論する自分も感情論になったらあかんよなといつも思う。 「対話とネガティブ・…

人生の正体 ひろゆき

まじめ、いい人、そんな人に読んで欲しい一冊 時間は有限 親の影響は、当たり前のように感じていて疑う余地を与えない。 当たり前だと思っていることは、その家庭内の当たり前に過ぎずない。 社会で通用する、 認められる、それが、正しいというのでもない。 自分の人生は自分が中心でいい。 ひろゆき氏のことは、あまり好きでなかったが、 この人の本にはいろいろ救われてきた。 まじめで疲れている人に、お薦めです😊 Amazon.co.jp: 人生の正体 生きること、死ぬこと eBook : ひろゆき(西村博之)

【6月7日】おふ。の読書日記

【2026年6月7日】おふ。の読書日記 お仕事に対して考えることが増えた。 ”これって結構しあわせではないか?” 少し前の私は一通りできるようになり、 正直つまらないと思っていて、 ”もっと極めたり、仕事見つけなよ” って毎日自分に言い聞かせてなんとかやってた。 自分ののびしろが見えて、 ”仕事重いな、どうせなぁ”とか ”でもあれもこれも挑戦してみたい”とか、 ”この人はこうやって伝えたら良いんじゃないか?” とか色々試行錯誤を、考えている。 もちろん、疲れるけど生きてるって感じだ。 通勤中は決…

『こんな時代だからこそ面白い本を知りたい』第六回

インターネット上で女子ボクシング小説を書いている人たちが読んでる本を紹介する「こんな時代だからこそ面白い本を知りたい」。 今回は、読みやすい小説編で、僕のおすすめ小説を紹介します。 ▮読みやすい小説編 三冊目:希望(ホープ)のいる町(ジョーン・バウアー著) あたしはパパの名も知らず、ママも幼いあたしをおばさんに預けて出て行ってしまった。でもあたしは、自分の名前をホープに変えて、人生の荒波に立ちむかう……。 ウェイトレスをしながら高校に通う少女が、名コックのおばさんと一緒に小さな町の町長選で正義感…

今日の一冊 『新耳袋 現代百物語』(全10巻)

日曜夜にこんばんは 本好きVtuber(近日デビュー予定)本多よむが、お勧め本を紹介する『本多よむの異界図書館』のお時間です 六月早々の季節外れの台風に続き、各地が梅雨入りし始めましたね 今日は関東甲信と東海が梅雨入りしたもよう 梅雨はないと言われる北の大地にも、蝦夷梅雨と呼ばれる雨の多い期間があります これから一週間がちょうどその蝦夷梅雨になりそうですが、本州以南の梅雨ほど雨が長続きはしません そのためかお店でも傘やレイングッズがたくさん並んでいる光景は、あまり見ないように感じます 梅雨のじと…

『ベスト本格ミステリTOP5 短編傑作選001』 アンソロジー

ベスト本格ミステリTOP5 短編傑作選 (001) (講談社文庫) 著者 : 本格ミステリ作家クラブ 講談社 発売日 : 2018-12-14 ブクログでレビューを見る» アンソロジー作品『ベスト本格ミステリTOP5 短編傑作選001』を読みました。『心に残る物語――日本文学秀作選 右か、左か』に続き、アンソロジー作品です。-----story-------------当たり前だった現実が突然逆転したり、人生の見方がガラリと変わるような出来事が起こったり、この世界には驚くような謎や奇跡が鏤められ…

この先も独学を続けていきます

勉強するのが楽しいと感じるのは、やはり私には独学が合っている証拠なんだと思います。 どんな状況になっても、勉強だけは続けていきたいのです。 なかなか経済的に厳しいこともあるけれど、それでも勉強はすることができると思います。 いろいろ・・・・ 続きはこちら

『月曜日が嫌いな私の好きなこと』 ほうじ茶

本_20260607 「最近の若いもんは、、、、」 大人しくて気の小さい僕でもたまに 心の中でそう呟くことがある。 若い人が漢字を知らなかったり、 敬語が間違っていたり、 言葉の言い回しがヘンだったりした時。 そう、僕がそう思うのは主に国語なのだ。 国語は生涯学習。 生きていればどんどんスキルが向上する科目。 だから、国語力の熟達した高齢者が 未熟な国語力の若者を情けなく思うのは 当然の成り行きなのだ。 しかしである。 それだけでカタがつくのか??? 漫画の隆盛と小説の発行部数の減少。 国語力は…

久しぶりに本屋で本を買いました

今日は、ちょっとした用事があって外出しました。 その帰りに中古本屋さんに立ち寄って40分くらいいろいろと見て回ったのだけれど、なんだか今ひとつピンとくるものがありませんでした。 予算的なところもあったので、今回はあまり無理をせず2冊だけ購入することにしました。 初め・・・・ 続きはこちら

人生を変えるのは「今日」 ー『24 TWENTY FOUR 今日1日に集中する力』堀田秀吾 著

私たちはつい、過去を後悔したり、未来を不安に思ったりします。 あのとき違う選択をしていたら。失敗したらどうしよう。将来うまくいくだろうか。 しかし、どれだけ考えても変えられない過去と、まだ来ていない未来に意識を奪われてしまうと、今この瞬間を十分に生きることができません。 堀田秀吾さんの『24 TWENTY FOUR 今日1日に集中する力』は、人生をより良くするためには「今日」という一日に集中することが大切だと教えてくれる一冊です。 人生は一日の積み重ね。 当たり前のようでいて、多くの人が忘れてい…

『今ひとたびの、和泉式部』

『今ひとたびの、和泉式部 諸田玲子著 集英社 ¥1700』天才的に情感あふれる秀歌をそれこそ息をするように次々と詠む歌人って、宮廷社会の憧れの的としてもてはやされ、大変なステイタスがあるんだと感心しました。実務能力よりも、別次元の芸術的センスを持った人が圧倒的に高い評価を受ける、それが本著の主人公和泉式部。・貴族社会の最高のエリートたちに言い寄られる弾正宮・帥宮・橘道貞・源頼信・藤原安保昌・道命…出会った大物権力者にだいたい言い寄られてるのですが、唐突に言い寄る彼らの恋の動機がもうひとつよくわか…

【一番ハマっているといっても過言ではない】「異世界転生したけど、七合目モブだったので普通に生きる。」

つい先日、「身分差に終わった恋を、今さらですが。」にハマりまくってイラスト生成まで披露した私ですが、実はこの「異世界転生したけど、七合目モブだったので普通に生きる。」にもハマりまくっているのです。 なんだかんだで漫画大好き。小学生の頃からずっと漫画が好きなんですが、40代後半になっても衰えなし。 リンク リンク 主人公は乙女ゲームの世界に転生してしまったアルフレッド・ラグワーズ(伯爵家長男)。容姿も身分も成績も中の上で「七合目モブ」を自称していますが、どうみても七合目ではない。 超美形ではないけ…

感想文26-34:はじめての圏論 ブンゲン先生の現代数学入門

生命の起源を問う(26-08)に続くブルーバックス第7弾。分野は数学のなかの「圏論」。とあるプレゼンで圏論という言葉を初めて知り、知らないことを知りたいという欲求が沸き起こり、手に取ったのが本書。 本書は「圏論をあまり専門的になりすぎない程度に、なおかつ基本的な考え方の本質はちゃんと理解できるように勉強したい」という人向けの「圏論入門」です。(3) ということで、入門書ではあるけれど、後半部分は難しい。私は完全に理解できたとは到底言えない。もっと時間をかけて、手を動かして、たくさん書かないと血肉…

読書日記2170

つづきを展開 nainaiteiyan.hatenablog.com 久々に読書日記を書く。 久々、という言葉を使うことに、少しだけ違和感がある。私は読書から完全に離れていたわけではない。むしろ、別の仕方でずっと読んでいた。条文を読み、過去問を読み、制度を読み、解説を読み、間違えた選択肢の構造を読み、疲労した自分の身体の反応を読んでいた。読書日記を書いていない時間も、私は何かを読み続けていたのである。ただ、それはいつものように本を媒介にして言葉をほどく読書ではなく、試験と仕事と生活の圧力のなかで…

本・飼い犬に腹を噛まれる の感想

皇族の方々。学生の頃は歴史や公民の授業で触れたことのある方々ではありますが、では普段どういった御公務をされていて、”象徴”とは一体…みたいな日本人として知っておくべきところは、意外とふんわりとしか学んでいないように思います。いぁ、教育の不足のせいだ!って言いたいわけではないのですけれど。 ですが、”新嘗祭”がどういったことか、新米がどうして大切にされるのか、勤労感謝の日って元々…とか、教養と言ったらいいのか解りかねますが、そういったことをなんにも学ばずに年齢だけ重ねてきてしまった私。(聞いたけれ…

【感想】結城涼『魔石グルメ 4 魔物の力を食べたオレは最強!』(カドカワBOOKS)

結城涼『魔石グルメ 4 魔物の力を食べたオレは最強!』(カドカワBOOKS)の感想になります。 ※ネタバレを含みます※ 結城涼『魔石グルメ 4 魔物の力を食べたオレは最強!』(カドカワBOOKS) 冒険者の街バルトへの旅路、そして魔王城で待つのは忠義の騎士マルコ、旅時の果てにアインが王となるシリーズ4巻目。 あらすじ 結城涼『魔石グルメ 4 魔物の力を食べたオレは最強!』(カドカワBOOKS) 魔石グルメ 4 魔物の力を食べたオレは最強! (カドカワBOOKS) 作者:結城 涼 KADOKAWA…

【初心者向け】闇と人間の本質に迫る!中村文則のおすすめ小説5選と読む順番

【初心者向け】闇と人間の本質に迫る!中村文則のおすすめ小説5選と読む順番 「人間の心の奥底にある闇を見てみたい」「一味違う深いサスペンス小説を読みたい」 そんな読書好きの方に今もっともおすすめしたいのが、芥川賞作家である中村文則(なかむら ふみのり)さんの作品です。 中村文則さんの小説は、人間の「悪」や「極限状態の心理」をリアルに描き出し、国内外で高い評価を受けています。しかし、ダークで重厚な世界観の作品が多いため、「どれから読み始めればいいか分からない」と迷ってしまう方も少なくありません。 そ…

バツハレ 12 感想

バツハレ 12 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) 作者:稲葉みのり 集英社 Amazon 綿花というトラウマを忘れ去る為の”衝撃”は過激さを増す運びに。というか、ああした状況で憎からぬ相手や仲の良い友人が性行為に勤しんでいれば、そりゃ影響されてしまうのは当然の話で恐ろしいのは押上が参戦する事をくるみは望んでいたというか、むしろ誘導した点かくるみとしては自分が和光からきちんと愛される状況を作り出す為にはどうしても姉の幻影を和光の中から追い出す必要がある。その為なら何でもやる…というロジッ…

文系か、理系か、そして読書させるには

マンスリー報告化しているブログにようこそ。 お読みくださり本当にありがとうございます! さてさて、総合型選抜で国公立大学を受けると決めてその対策ができる塾に通っているうちのTaka。 とっても塾が楽しいらしい。 お友達はできているし、小論文の問題を数多く解いて、志望理由書を何度も書き直して、充実しているようです。 以前、大手塾に通っていた時とは全然違うそうで、「塾ってこんなにも楽しいの!?」と笑顔。 よきよき。 ですが! 第一志望校は書類選考&小論文&面接&共通テストで合否が決まります。 共通テ…

殺し屋たち、あざとくなる。【デストロ246⑥】

5巻の殺伐さは何処へ…。 イマリのお気に入り。 ここまで妙な縁で繋がり、殺し合ってきたメンバー。 殺し屋メイドや893達を「気に入ったから殺さない」宣言したイマリ。 イマリを中心に、彼女たちは何となくまとまっていく…。 あざとい…。 「血の海に沈める」とか言ってたのに…。 敵と一緒にスイーツ頬張ったり、藍と翠も変わった気がする…。(可愛い) キャラクター共通で、口を食べ物で一杯にしてリスみたいな顔になる描写が増えた。 あざといなぁ。 ここまで殺し屋の血と鉄のマンガだったけど、美少女たちの可愛さを…

全国の本屋が1万件を下回る

https://www.yomiuri.co.jp/culture/book/articles/20260606-GYT1T00311/日本の本屋件数が1万を切ってピークの4割となった。自分は月に1冊は本を読むが、基本的に最新の流行に興味がなく絶版本を読む頻度がそれなりにあるので、年12冊としても半数近くが図書館の本になる。仮に古本を買っても本屋の利益にならない。今月は振り仮名があれば学力は上がるのかを買う予定だが本屋ではなく送料無料のヨドバシで注文する予定だ。日本では月に1冊も本を読まない人口…

『この世にたやすい仕事はない』を読んで

津村記久子著『この世にたやすい仕事はない』を読みました。 この小説の主人公(女性)は、物語の中で、さまざまな仕事を渡り歩いていきます。 例えば、 だれかを見張る仕事ポスターを張り替える仕事コミュニテイバスのアナウンスを考える仕事おかきの裏袋に書き添える文言を考える仕事森の中の小屋に1日いる仕事 ありそうで、ない。そんな仕事ばかり。 その仕事を気に入っていても、気に入らなくても、まもなく主人公は転職を余儀なくされるのですが、その転職理由が、また面白いのです。 給料や待遇だけではない。 人間関係だけ…

内村鑑三「デンマルク国の話 ほか」

すごい人そうだな、くらいのイメージだった内村鑑三さん。順風満帆ではなく、かなり苦労をした時期もありました。だからこその思想なのでしょう。 平和を望み、少しでも人々が穏やかに暮らせるかを考えます。特に後世に何かを残すことの重要さを説きます。少しずつ積み重なってとてつもなく大きなものになる、と。 今でもきっとそうなんだと思います。 収録作品「後世への最大遺物」「デンマルク国の話」「詩人ワルト ホイットマン」「失望と希望」「戦争廃止論」「平和の福音」 デンマルク国の話: ほか (読んでおきたい日本の名…

【感想】『白ゆき姫殺人事件』|噂や匿名の書き込みの怖さがリアルなミステリー

『白ゆき姫殺人事件』は、湊かなえさんらしい人間関係の嫌なリアルさが詰まった物語です。 読み始めた時は、「事件の真相を追うミステリー」だと思っていたのですが、実際は“人の言葉の怖さ”が強く印象に残る作品でした。 噂、思い込み、匿名掲示板で広がっていく言葉。 誰かの一言で、人の印象がどんどん変わっていく怖さに、読んでいてぞっとしました。 読みやすいのに、後からじわじわ怖さが残る作品でした。 『白ゆき姫殺人事件』はどんな作品? 『白ゆき姫殺人事件』は、ある女性社員が殺害された事件をきっかけに、周囲の証…

心地よい家事

小さい子どもがいると、そして外がだんだん暑くなってくると、自然と家にいることが増える。いつ起きるか、いつ泣き出すかわからない子どもがいると、隙を見て進めていた家事も中断する。料理も掃除も洗濯も、自分のペースで思い通りになんてできない。でも、そうでなくてもいいと思える本に出会った。 ひとり上手のがんばらない家事 (だいわ文庫) 作者:岸本葉子 大和書房 Amazon 家事の本はよく読むほうだ。他人の家事術や家の様子、工夫を知るのが楽しい。だけど、この本でこれまでなんとなくもやもやとしていた家事に対…

2026-06-07 Audible 観測日記

仕事の都合により、予定より遅れて更新。もう少し配信数を期待したいのですが、どうでしょうか。ライトノベルの配信 魔術師クノンは見えている 8 安達としまむら 13 エヴァンゲリオン ANIMA 1 目覚めたら最強装備と宇宙船持ちだったので、一戸建て目指して傭兵として自由に生きたい 13 Dジェネシス ダンジョンが出来て3年 07 緋弾のアリア 44 ぼくたちのリメイク Ver.β 3 転生王女と天才令嬢の魔法革命 12 響け! ユーフォニアム 北宇治高校の吹奏楽部日誌 一般小説の配信 アイズ 猟奇…

【読書記録】猫のお告げは樹の下で

最近、小説を読むときは、もっぱら青山美智子さんの小説を読んでいます。 心がじんわりあったかくなるので好きです。 この『猫のお告げは樹の下で』は、7つの物語で構成されています。 それぞれ、主人公が異なりますが、とある神社の不思議な猫からもたらされる「お告げ」をもとにそれぞれが抱える悩みや自分と向き合っていく姿が胸を打ちます。 私が特に気に入ったのは、5話目の「マンナカ」。 主人公が子どもなのでその目線でストーリーも進んでいきますが、大人にも当てはまることだし、大切なことが詰まっているなと思いました…

【cafe nicotto】まだこの時間を、終わらせたくなかった。

昨日の記事にて綴った、極上の刺身と穴子を食べ、世界最古の海辺でぼんやりした話の続きだ。 ↓↓↓昨日の記事↓↓↓ saffrony.hatenablog.com 帰路につく前に、もう一か所だけ寄り道をした。 まだ、この時間を終わらせたくなかったのだ。 海のすぐ近く。トレーラーハウスを改装した、小さなカフェ。 『cafe nicotto』。 外観を見た瞬間、「ここだ」と思った。 理由は、うまく言えない。ただ、呼ばれた気がした。 この日は5月とは思えない陽気で、気温は30℃を超えていた。 海辺で長時間…

まんがタイムオリジナル7月号(2026) 感想(マンガ)

『まんがタイムオリジナル7月号』の一言感想を書こうと思います。 まんがタイムオリジナル 2026年7月号 [雑誌] 作者:まんがタイム編集部 芳文社 Amazon

  「デッドマンズ・チェア」阿津川辰海

う~ん、全然面白くなかったので、10ページくらいでお終いでした。 (先に進めば、面白くなったのかな~なんて思いながらも・・・) 「デッドマンズ・チェア」阿津川辰海