同じ本について続けて書いたら多分くどいだろうと思いつつ、前回記事”The Psychology of Money”読書感想の追記です。 まず何故こういうことになったか一応記しておくと、私はスローペースながらもココに駄文を綴っているうち、自分は1500~2000字程度で文章をまとめるのが好きだということに気づき、まぁこれに深い意味はなく単なる好みということだけなのですけど、でもそんなことに気づいてからは、そのくらいの文字数でまとめられるよう意識しながら駄文をしたためるようになりました。 で、前回の…
こんにちは、皆さん!一人ぼっちユウトです。今日は、朝井リョウの衝撃作『正欲』について語りたいと思います。この作品は、ただの小説ではありません。読む者の価値観を揺さぶり、心の奥に潜む「見たくない自分」を静かに照らし出す、まさに“現代の必読書”です。 🌑 『正欲』という“問い”に触れる『正欲』は、複数の人物の視点が交錯しながら進む群像劇です。しかし、その中心にあるのは一つのテーマ——「正しさとは何か」。 社会が求める“普通”や“正しさ”の基準に、私たちはどれほど縛られているのか。そして、その基準から…
編者:茂木健一郎・NHKプロフェッショナル制作班 発行元:NHK出版 プロフェッショナル仕事の流儀 長崎尚志まとめ プロフェッショナル仕事の流儀 長崎尚志を読んだ理由 プロフェッショナル仕事の流儀 長崎尚志で仕事に活かせるポイント プロフェッショナル仕事の流儀 長崎尚志から学んだことと活かせること プロフェッショナル仕事の流儀 長崎尚志の感想 プロフェッショナル仕事の流儀 長崎尚志まとめ 漫画家・浦沢直樹のバディ、長崎さん。そんな長崎さんの仕事の流儀に迫る本。 プロフェッショナル仕事の流儀 長崎…
毎週日曜日は、この一週間に週刊誌や新聞などの書評やブックレビューに取り上げられた本を紹介しています。読書などの参考になれば幸いです。書評内容やレビューについては各誌・HPなどをご覧ください。 今週の書評本 (8/17~8/23 全101冊) *表示凡例◆掲載された媒体: 発行号数 掲載冊数書籍タイトル 著者.編者 出版社 税込価格 書評掲載回数(②回以上を表示) ◆AERA「アエラ読書部」: 8/24 号 2 冊虫はなぜ海にいないのか 朝野維起 ちくま新書 1,056 ② 鶏まみれ 繁延あづさ …
先日、書店をうろついているときに下記書籍を見つけたので手に取ってみました。 2026年6月に発売されたばかりのようです。 イメージで理解!Kubernetesを始める人が最初に読む本作者:福田 敦史シーアンドアール研究所Amazon この書籍では、Kubernetes の各機能をレストラン内の役割とイラストでの分かりやすく解説しているのがいいですね。 また、Kubernetes を学習するための環境として、Docker 環境の構築方法を解説しているのもよかったです。 というか、これがこの書籍を購…
メキシコ・シティ レオン・トロツキー博物館(旧トロツキー邸宅) 昨日8月21日は、トロツキー虐殺86年でしたね。岩波書店のツイートで知りました。 今日はロシアの革命家トロツキーの命日(1940年)。1905年革命ではソビエト議長。ソビエト政府成立後、重職を歴任、赤軍の創始者に。世界革命論を唱えたもののスターリンとの党内闘争に敗れ国外追放、メキシコで暗殺されました。『トロツキー わが生涯』(上下)☞ https://t.co/gn5yn9zxQB pic.twitter.com/tEh67CdMX…
【2026年8月22日】おふ。の読書日記 昨日から読書日記と読書再開。 やっぱり本がある暮らしって、豊かで余白があって、とてもいい感じ。精神衛生状態がものすんっごくいい。🕊️🌳✨ 今朝は、電車で「あさ酒 / 原田ひ香」を読んでいた。原田ひ香さんの「ランチ酒」はほとんど読んだので、同じ主人公が出てくるのが安心できて楽しくて、ほっこりした。仕事に行く前や後、休憩中もこの本があることで心が支えられる。お気に入りの本に出会えたことに、感謝。 夜も読んでから眠れたらいいなぁ。 ではまた。
事前情報全くなしで図書館で借りた本。なんとなく惹かれて棚から取った本。最初5ページほどを読んだ時点では読みにくさを覚えた。私の場合だけかもしれないが、登場人物の名前がすっと入ってこなかったり、他にも色々。それで、この時点で軽く検索してみた。芥川賞受賞作だったら読むのをやめようと思ったのだ。私との相性の悪さが確定していたので。 天龍院亜希子の日記|安壇美緒|集英社 WEB文芸 RENZABURO レンザブロー 芥川賞受賞作ではなかった。小説すばる新人賞受賞作とのこと。選考委員さんや書店員さんの推薦…
※本サイトで紹介している商品・サービス等の外部リンクには、アフィリエイト広告が含まれる場合があります。 ボクと無職転生 異世界転生ものが大好物な、黒豆柴です☘️ またまた、この話をしなければなりません。 そう、「無職転生」です。 ボクは、この作品が大好きです。 「異世界転生ものが好きです」と自己紹介すると、「じゃあ、無職転生は読んだ?」と聞かれることがあります。 もちろん、読んでます(笑) しかも、最初は小説だけだったはずなのに、見事に沼へ沈んでいきました。 小説を読む↓アニメを見る↓ゲームもや…
先日、文豪ストレイドッグスのアニメコラボカバーで出版されている 江戸川乱歩著作の『魔術師』(・『黒手組』)を読みました。 文豪ストレイドッグスの江戸川乱歩というキャラが好きなのに加えて、 ミステリー好きでしたので、この本を読むことに。 両作品とも面白かったので自分なりにそれぞれの作品をまとめたり、 ちょっと深く考えてみたりしたいと思います。 ※全文約5400字(参考時間約10分)あるのでご注意ください あらすじ 魔術師 黒手組 勝手にキャスティング 魔術師 黒手組 感想 感想・考察(※以下ネタバ…
今このブログを読んでいる読書好きのみなさん、趣味は読書だと誰かに言ったとき、「頭が良さそう」とか、「すごいね」とか言われたことはありませんか。本を読む意味、なんてことはよく言われますが、そもそも意味がなきゃいけないのでしょうか。「読むだけじゃ駄目なのか」。 そんな問いを抱えたことがあるあなたに読んでほしい本、それが野崎まどさんの『小説』です。 (物語の核心や、明確な答えに触れるネタバレはございません。この本を気になった方がいたら、ぜひ結末にびっくりしていただきたいと思います。そして読み終わった方…
怪獣男爵 (角川文庫) 著者 : 横溝正史 KADOKAWA 発売日 : 2022-11-22 ブクログでレビューを見る» 横溝正史のジュブナイルミステリ作品『怪獣男爵』を読みました。横溝正史の作品は先日読了した『喘ぎ泣く死美人』以来ですね。-----story-------------横溝正史生誕120年記念復刊! 横溝正史の異色傑作!瀬戸内海の真ん中に浮かぶ奇妙な小島、男爵島。そこには、得体の知れない怪物が住んでいるという噂があった。史郎と二人の少年は、ヨットで島の沖合を走っているところを突…
うすくなっちゃった胸毛!でも生えてることが分かったよかったよかった!! Crossroad -愛の免許返納ー (初回限定盤A CD+DVD) [ THE ALFEE ]価格:2,136円(税込、送料無料) (2026/8/22時点) 昔の漫画がでてきたのでいつものようにのせておきますwwカモアルの一場面でしたね~匿名希望っていってるのに特定しようとするの草でしたw 六萬石 翌日配達 夏ギフト 竹懐石 3種 小倉 詰め合わせ お供え お盆 日持ち 贈り物 最中 食品 和菓子 ギフト プレゼント お…
既読はついています。それでも、何日たっても言葉は返ってきません。そういう夜、人はいつまで待てばいいのか分からなくなります。ちゃんと待っていれば、いつか届くのでしょうか。それとも、もう届かないと認めてしまった方が楽なのでしょうか。 待つことと、待つのをやめることのあいだで、人はいつも判断を誤ります。しかもその誤りに気づくのは、たいてい遅れてからです。百年前に見られた夢のなかにも、同じ迷いを抱えたまま立ち尽くす人がいます。 この作品を、いま読む理由 夏目漱石の『夢十夜』は、十の独立した夢が並ぶだけの…
伊坂幸太郎(いさか こうたろう)の「777」を読んだ。殺し屋シリーズの4作目で、シリーズ2作目の「マリアビートル」にも出ていた不運な殺し屋「天道虫」こと七尾が主人公。「簡単かつ安全な仕事」を引き受けたはずだったのに、沢山の殺し屋(作中では業者)が出て来て大変なことになる話だった。私は七尾が好きなので、とても面白かった。 私は不運だが、妻は運が良い。ショッピングモールのくじ引きで、10,000円の商品券を当てたり、子供の頃には商店街の福引で自転車を当てたこともあるらしい。以前、週刊ビッグコミックス…
書名:きみのお金は誰のため 著者:田内学 出版社:東洋経済新報社 出版年:2023年 「本書のコンセプト」の冒頭に次のように述べられている。 現代社会を生きる私たちにとって、お金は必要不可欠な道具です。 「お金は道具だ」と著者は言っている。僕は、命の次にお金が大切な財産だと思っていたが、そうではないようだ。道具だと言っても、世の中にお金に関する取扱説明書がない。 本書はお金の面から焦点を当てた経済書だ。わかりやすく、興味を持てるように物語化されている。ちょっと涙ぐみそうになるストーリーだ。 主人…
★★★★☆ あらすじ 失業中の男は、行方不明になった飼い猫を探すよう妻に頼まれる。 感想 失業して、働く妻のために日々の家事をこなしている男が主人公だ。行方不明になった飼い猫を探すため、近所の路地をうろつき始めたことから、奇妙な出来事に巻き込まれていく。 そんな中で起きる最大の事件は、ある日出社した妻がそのまま帰って来なくなったことだ。どんな不思議な出来事に遭遇しても、すべてを受け流すように対処していた主人公が、妻を取り戻すことだけには頑なで、諦めないのが印象的だ。手紙で彼女の失踪の理由を知り、…
にほんブログ村 この記事にはプロモーションが含まれています。 ランキング参加中読書 ようこそ、シュガーのファンタイムへ! 阿部暁子さんの小説 『まだいない君に星の舟を』 を読みました。 まだいない君に星の舟を (集英社オレンジ文庫) 作者:阿部暁子 集英社 Amazon 『カフネ』で本屋大賞を受賞した阿部暁子さんの、受賞後第1作目ということで、楽しみに待っていました! 「どこきみ」こと「どこよりも遠い場所にいる君へ」の前日譚ということもあり、シリーズを通して読んでいる人は必読です! この記事では…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記・感想 パール・バック『人生の探求』を読み終えて、私の頭にもっとも強く残ったのは、人間が何かを本当に理解するためには、そのもの自体にならなければならない、という趣旨のくだりであった。私はこの言葉を、単純な共感のすすめとしては読まなかった。相手の立場に立って考えよう、他人の気持ちを想像しよう、という道徳的な教訓として受け取るだけでは、あまりにも弱いように思えたのである。むしろ私がそこから感じたのは、人間にはどうして…
【この本から得たこと】 自分なりの読書法で、広く浅く知識を蓄える 【今後の人生につながる3つのポイント】 ① 自分なりの読書法を見つける。 ② 本を読む場所を変える。 ③ 小説を読む。 【感想後記と補足説明】 今回は Kindle Unlimited から『本を読む人はうまくいく』。 これだけ本を読んでるんだから、上手くいってもいいのでは? (読書感想文カテゴリーでは他にもいろんな本をご紹介!) 本を読む人はうまくいく 作者:長倉 顕太 すばる舎 Amazon ほー、なるほどね。 本書は読書をす…
☆ 高校野球、夏の甲子園最終日。好守あり、失策ありとハラハラする展開だった。 ☆ それにしても、高校野球(あるいは野球という競技)は、大きく変化している。タイブレーク制は知っていたが、指名代打制、ビデオ判定など、驚く変化だ。 ☆ もはや「巨人の星」のような根性論は通用しないようだ。次は「7イニング制」か。時代とともに変化するのは仕方ないとして、あまりルールを変えると、競技自体が寂れることにならないだろうか。ちょっと心配だ。 ★ さて今日は、小学5年生の国語教科書(光村図書)に掲載されているミヒャ…
読んでくださりありがとうございます。 本日もお疲れ様でした🙂 今回は、安達裕哉氏の著書 日本実業出版社 「仕事ができる人が見えないところで必ずしていること」 の感想を書かせて頂きます。 タイトルは、第3章より取りました。文字数は、約700です。 この本は、いわゆる「仕事ができる人」というのは具体的に何をやっているのか、解説していく流れでした。 誰しも「できる人」として見られたいと一度は思ったことがあるでしょう。私が読んでいて感じたのは、相手目線で物事を考えられるかどうか、これに尽きると言っても過…
転生悪女の黒歴史 19 (花とゆめコミックス) 作者:冬夏アキハル 白泉社 Amazon ヨミは記憶を失いイアナを嫌悪するようになったけど、どうにも心の奥底にはイアナを大切に想っていた頃の感情は残っているようで黒歴史からの束縛を逃れられた事を思えば、現状はこれで充分と言えそう むしろイアナにべったりだったヨミが立場を無くした為にイアナの傍に侍りつつヨミのような振る舞いが出来なかったソルの鬱憤が表に出た感じかまさかマグノリアを出て二人だけで暮らしたい、それで自分は満足だ、なんて意味合いの言葉を放つ…
柳川一『三人書房』(創元推理文庫)の感想になります。 ※ネタバレを含みます※ ※本記事にはプロモーション(広告)が含まれています 柳川一『三人書房』(創元推理文庫) 若き日の江戸川乱歩を探偵役に据えたその時代を生きた周辺人物が遭遇する奇妙な謎を解いていく連作短編ミステリ。 あらすじ 📚 気になった方はこちら 紙の本で読みたい方はこちら 電子書籍で読みたい方はこちら まずは無料で試したい方 柳川一『三人書房』(創元推理文庫) 三人書房 (創元推理文庫) 作者:柳川 一 東京創元社 Amazon 若…
2026年9月の予定です。急に日程、時間等、変更する可能性があります。事前に当ブログでご確認ください。 営業日 水曜日~金曜日 10時頃~16時頃 ・静かな空間づくりにご協力ください。・喫茶の提供はございません。 読書空間 ひつじ日和
もし、征服が逆だったら 1532年、インカ皇帝アタワルパはカハマルカの広場で、わずか168人のスペイン人に捕らえられた。鉄の剣、馬、銃による軍事的な非対称。その背後には、旧世界から先行して伝わり、帝国の指導層と社会をすでに揺さぶっていた疫病があった。この複合的な非対称のインパクトが、その後の南北アメリカの運命を決定づけた。 この史実を知るたび、私は悔しいと思う。広大な版図と人口を持ち、高度な行政制度と道路網を築いていたインカ帝国が、ピサロの率いるわずかな人数の一隊にアタワルパを奪われ、そこから崩…
感想を書いた後にClaudeに「優しめに批判的評価をして」とお願いしたら、ついでにリライトをしてくれたので、そっちをコピペ。更に危険思想部分は結局削ってしまったw デフレの正体 経済は「人口の波」で動く (角川oneテーマ21) 作者:藻谷 浩介 KADOKAWA Amazon 『デフレの正体』を読んで――人口動態、老後、そして「経済成長」という呪縛 藻谷浩介『デフレの正体 経済は「人口の波」で動く』(角川oneテーマ21、2010年6月刊、のち角川新書に再録)。YouTubeのPivotだか楽…
「年齢を誤魔化すような変装」を見破る(確認)するため、陰毛をチェックするという発想は笑った。 ゴルフツアー殺人事件 (光文社文庫 い 2-4) 作者:石沢 英太郎 光文社 Amazon
庄野千寿子さんの『誕生日のアップルパイ』を、久しぶりに開きました。 千寿子さんと夏子さん母娘の姿に、 かつて手紙を交わしていた母・Hapoさんとの日々が重なります。 先日、無印銀座で観た宮脇綾子さん展示、 Hapoさんならきっと目を輝かせて観ただろうな。 そのあとで「よかったね」と絵手紙を送り合っていたかもしれないなー。 もうできないことだけれど、 本の中の家庭の日常に重ねて、 Hapoさんのことを思い出しながら幸せな気持ちに。 今日はHapoさんの誕生日。 生きていれば95歳。 今のHapoさ…
おじいちゃん、昨日帰宅しました。 今度往診診療に切り替えたので、地域で個人診療している先生も来てくださって、今日はこれから薬を取りに行く予定です。 本当は、今日はディに行く予定が入れてあって、おじいちゃんが行ってくれている間にこの薬の関係やその他の買い物など行く予定だったのですが、 朝「今日はディに行く日だよ~」と言ったら「行かない。」と・・・ 理由を聞くと、「疲れたので今日は人とも会いたくない。」ということで、 「お風呂に入ってこれるよ~、」との説得もむなしく、行かないの一点張りで、今日はお休…
モノクロウサギ×藍川蓮作「推しにささげるダンジョングルメ ~最強探索者VTuberになる~」という作品がある。内容は、最近設定でよくある、現代にダンジョンが出現した世界で、混乱も落ち着き、ダンジョンが日常環境の一部になり、ダンジョン探索者が活躍する時代。主人公は、連載開始最初からもう最強ダンジョン探索者の一人で、誰も行けないようなダンジョン深層へ簡単に行き、誰も倒せないような超強モンスターを簡単に倒しちゃう実力の持ち主。そんな主人公は、Vtuberになり、じゃあそこで何をやるかと考えた時、誰も食…
サブタイトルから想像できるとおり、稼ぐIPを考察した本だ。稼ぐIPをストーリーIP、キャラクターIP、世界観IPに分けて分析している。大まか言えば、ストーリーIPは1回性の消費型、キャラクターIPは〇〇と名が付くものへの愛着、世界観IPは受け手がその一部になっているようなものだ。この順に受け手が主体的になっていく。 そのため、稼ぐIPになるためには、ストーリーIP→キャラクターIP→世界観IPと成長するモデルが提示される。あくまで稼ぐIPであることが論じられる対象なので、いわゆるコンテンツである…
こんにちは。り📚書評家です。 みなさまいかがお過ごしですか? 【カフェイン0.1%未満。化学薬品不使用の安心と、バニラやココアの至福の香りが夜の読書を満たす。デカフェ&フレーバーコーヒー「極・馨ごっこう-Gokkoh-」はこちら】 おだやかな波と、ぽつりぽつりと浮かぶ島々が織りなす美しい風景。 瀬戸内海を舞台にした物語を開くと、いつでもあの独特の潮風と、ゆったりと流れる島特有の時間がこころのなかに満ちてきます。 慌ただしい日常のノイズから離れ、活字の波間をたゆたうような読書体験は、わたしたちにと…
【週末の静寂とアナログの響き】光満ちる窓辺で味わう、心を調律する音楽の時間 街並みを見下ろす窓辺に、優しく降り注ぐ朝の陽光。ウッド調のオーディオラックに置かれたレコードプレーヤーから流れる、温かなアナログの調べ。目を閉じ、音の余韻に身を委ねる女性の姿が、穏やかな休日の訪れを告げています。 デジタルを離れ、耳と心を開放する贅沢 本日ご紹介するBooksChannel Artは、「BOOKS CHANNEL GOOD MORNING.」のメッセージとともに、朝の光とヴィンテージ・オーディオが織りなす…
こんにちは、中野祐治です。 今回はYouTubeでもお話しした、「年収1,000万と1億の壁」についてお伝えします。 多くの人は、年収1,000万円を超えたら十分すごいと思います。 実際、そこに到達するだけでも簡単ではありません。 でも、1,000万円と1億円の間には、単なる収入差以上の大きな壁があります。 それは、能力の差というより、考え方の差です。 同じように頑張っているように見えても、突き抜ける人は、見ている景色が違います。 時間の使い方も違う。お金の使い方も違う。人との関わり方も違う。そ…
今回は塩野七生氏著の「海の都の物語」を要約します。ヴェネツィア共和国建国~滅亡までの1000年余りの建国史を扱った内容で氏の代表作の1つです。本書は6巻構成で1巻は建国~第四次十字軍(1202~1204年)までの時代を取り扱います。ローマ帝国亡き後に様々な帝国や都市国家が成立する中で、独自路線で長期的に反映し一時期は東地中海世界を海軍と交易で圧倒的にリードする存在にまでなったヴェネツィア共和国の特異性が垣間見えます。 「海の都の物語1」 ■ジャンル:世界史・歴史小説 ■読破難易度:中(平易な言葉…
『引きこもり家族』(著:染井為人)を読む。 タイトルに惹かれて読み始めた。 父「ニート!おいニート!」 息子「息子に向かって直接ニートって言うなよ。ひどいだろ!」 父「何言ってるんだ。お前の名前は「新しい意識の人」と書いて「新意人(にいと)だろ」 息子「変な名前つけるんじゃねーよ」 父「なぁ、息子よ、お父さん仕事辞めてきたぞ!」 息子「えっ!これから生活どうするんだよ!」 父「どうにかなるさ、がっはっは!」 こうして我が家は全員引きこもりになったのだ。 みたいな愉快な話かと思っていたが、全然違っ…
引き続き暇なので、学生時代ぶりに立川まんがぱーくでも行ってみるかと思い立ち、日がな一日マンガを読むという至福体験をしてきた。400円で入り浸りマンガが読み放題なんて素晴らしい空間があるのだ。上京したころ、右も左もわからない私に、大学寮の先輩が一番に教えてくれた情報がこれだった。感謝しきり。 あまりにマンガがあるのであれもこれもと気になってなかなか決められない。村田真優『ハニーレモンソーダ』を手に取り、主人公が15歳!?若っっ(そりゃそうだ高校生なんだから)と衝撃、高校生の恋愛はあまりに眩しくて血…
『現代と親鸞―現代都市の中で宗教的真理を生きる―』本多弘之 真宗文庫 現代と親鸞―現代都市の中で宗教的真理を生きる― (真宗文庫) 作者:本多弘之 東本願寺出版部 Amazon 「本願寺派の大峯顯先生が祈りについて語っていろいろあったらしい」というのを教えてもらって、調べられんな~となっていたところに友人がこの本を教えてくれた。真宗大谷派の本多弘之先生が大峯先生に対して反論しているとのこと!基本的に本多先生は近代教学(清沢満之とか曽我量深とか安田理深)の系統の方なんだということは知っていた。本も…
ゴールド 金の世界史ドミニク・フリスビー中島由華 訳河出書房新社2026年5月20日 初版印刷2026年5月30日 初版発行THE SECRET HISTORY OF MONEY (2025) その1の続き。 megureca.hatenablog.com 気になったところ、覚書。・ 中性子星内部の極端な高温と高圧力のなかで、原子核は自由中性子を捕まえる。そのプロセスを中性子捕獲という。結果として生じた核反応が金の生成につながる。 中性子星はやがてその一生を終え、超新星爆発を起こし、金やその他の…
風の万里 黎明の空 読了——被害者意識を捨て、当事者として立つとき 今回の舞台はどこだろうという期待とともにページをめくりました。しかし上巻の半ばまでは、正直いって苛立ちの方が勝っていました。 幼さゆえの身勝手さ、思い込みの強さ、甘え、そして世間知らず。特に鈴と祥瓊のふたりが抱く「自分ばかりが理不尽な不運に見舞われている」という強烈な被害者意識には辟易とさせられ、子供が主人公の物語はやはり苦手だなと溜息をつく場面もありました。目の前で困っている人がいても素直に手を差し伸べられず、自分の境遇を嘆く…
ちょうど本を読んでいた時に、NHKスペシャル「潤日の肖像」で出演者となっていた藍沢鵬程さんが、入管難民法違反の疑いで妻ともども警視庁に逮捕された事件がニュースになっていた。あいにくこのNスぺは見てなかったのだけれど。 本書とNHKの番組の関連性を把握していないが、本書を読む(より正確には図書館に予約する)まで「潤日(ルンリィー)」という言葉は知らなかった。 「潤」は、最近中国で流行っている言葉で、さまざまな理由からより良い暮らしを求めて中国を脱出する人々を指す。もともと「儲ける」という意味だが、…
目次 はじめに 本編 さいごに はじめに 皆さんこんにちは、卯月ユウトです。 今回は久しぶりに感想以外の記事を……。先日、X(旧・Twitter)で目にして気になったこちらの投稿について。 読書好きからは絶賛されているが、自分には刺さらなかった本が幾つか存在する — あすと (@ShinnsekaiYori9) 2026年8月15日 私がこの投稿について個人的に思うことを書いていきたいと思います。 本編 ちなみに、皆さんにはこれまで読んで「あまり良さがわからなかった」「自分の好みではなかった」と…
五歳の記憶―ノッポ流子どもとのつき合い方 作者:高見 映 世界文化社 Amazon ☆☆☆☆ 五歳の時の記憶。私の鮮烈な記憶は、幼稚園の年少さんで二月生まれで三年保育みたいなおちびさん。お弁当の時に、「残さずに食べなさい」と先生がみんなに言ったのが、自分に言われたと思って「こんなんいらんわ」と弁当をぶっちゃけて、梅が枝町から梅田新道まで市電の一駅を裸足で帰ってきたんです。 それで、小さくてかわいそうだと、その場で退園。翌年入園、二年保育が一年保育になったんですよ。かろうじて覚えている、五歳の記憶…