昭和怪事件案内作者:ドリヤス工場文藝春秋Amazon 舞台は週刊誌編集部。新人男性記者と先輩女性記者がコンビを組み、昭和の時代に起きた怪事件の、セピア色に染まった“真相”に迫ります。 本書で取り上げられる、昭和の怪事件30というのが以下。 光文/煙突男/大森銀行ギャング/白木屋火災/忠犬ハチ公/阿部定/恋の樺太逃避行 /津山三十人殺し/ひかりごけ/接吻映画/帝銀/下山/金閣寺放火/アナタハンの女王 /太陽族/南極犬タロとジロ/永仁の壺/名張毒ぶどう酒/金嬉老/三億円/よど号/目玉男/グアム島の横…
おはようございます。定規と申します。 今回は一冊の本の感想をひとりごつシリーズです。 普段は5冊毎に読了した本をネタバレなしで書いていますが、あまりにもブッ刺さった本に出会えた時はこうして書き殴りたくなるのが人情というものでしょう。ただ周りに共感できる相手が不足しているだけ さて、無駄に長い前置きは無視していただくとして、今回、感想を書いていきますのは… 『イニシエーション・ラブ(著:乾くるみ)』です。 今回は感想をネタバレなし→ネタバレありの順で書いていきます。 ではいきましょう! ①.どんな…
黒猫ドラネコ、山崎リュウキチ、藤倉善郎、選挙ウオッチャーちだい、清義明、古谷経衡、菅野完の各氏が寄稿した新書ノンフィクション。 参政党党が躍進するなど、陰謀論と排外主義が跋扈する現代社会の問題点を、危機感を持つ気鋭の書き手たちが詳らかにしていく。 特に選挙ウオッチャーちだい氏の、各地で排外主義候補が当選している詳細を読むとなんとも暗澹とした気分になってくる。なんでこんな思想にかぶれた人間が多いのかねぇ。 参政党はいい加減な言説を批判されるとすぐコロコロ変わるので排外主義ガチ勢とは上手くいってない…
(2019年1月3日投稿) 評価5 高校以来の再読。19歳で江戸に渡った竜馬の22歳までの物語。武市半平太、岡田以蔵、桂小五郎、岩崎弥太郎との出会いが語られ、辻斬りをあっさり成敗、剣術試合で勝ち続け、お田鶴、お冴、さな子、お徳等々きれい所にモテモテ、と竜馬のスーパーマン振りが凄い!極上の幕末青春小説!いや~面白過ぎる!
今日も日々のあれやこれやのすきまを見て、ちびちび読書。年の瀬が迫りくる中、地味にやることも増えてきて、本を読むペースものろのろどころか、牛歩戦術並みのスピードになっている。ところで、今朝、朝のコーヒーを淹れながらぼんやりテレビを見ていたら、人気インフルエンサーの女性が巨額の所得隠しと脱税で在宅起訴されたというニュースをやっていた。その女性、過去に本も出しているようで、画面に遠慮がちに小さく映し出されていたそのタイトルを見たら、『私「やべー女」ですが』だったので、思わず吹き出してしまった。コーヒー…
雑な読書日記! 本屋さんで気になった文庫を買い集めて積んでいく日々。。。気が向いたら読んで感想を書く!ただそれだけ!! 正体(染井 為人) あらすじ 個人的評価 感想(ネタバレなし) 感想(ネタバレあり) 正体(染井 為人) リンク あらすじ 一家三人を惨殺し、死刑判決を受けている少年死刑囚が脱獄した。脱獄の目的は? 個人的評価 ★★★★☆ 感想(ネタバレなし) すごく読みやすくて面白かったです。ミステリかどうかはよくわかりませんでしたが、日本のよくない部分、社会問題を扱った小説でした。丁寧に描…
みなさんこんにちは。 り📚書評家です。みなさまはいかがお過ごしですか? 【目を閉じている時間も惜しい本物の読書家へ】 本日の独自書評はこちら。 風上辰流さんの小説『一葉の秋』をレビューします。 一葉の秋 作者:風上辰流 Amazon 風上辰流さんの小説を拝読するのは今回で3度目です。 「道」という字のつくさまざまな日本の古典的文化を取り扱われ、美しい題材を描かれる著者さん。 今回は初めて、日本国内ではなく、海外から拝読をさせていただきました。 【「お腹すいたな」に最高の味を!】 風上辰流さんの小…
そんなふうに誰か偉い学者さんが言ったかどうか定かではありませんが、私に関しては確かに「その通り」です(まいったねぇ)。75歳を過ぎて体も思うように動かなくなってきた今日此の頃、唯一の楽しみは「考える事」であり、その前提としての「読書」に行き着きました。とにかく読書には「目」が大事です。本を長い事読めないのも目が悪くなっているからなんですねぇ、何とか死ぬまでもってくれることを期待しましょう! まあ今年は、とにかく「本を読む」ことに集中しました。が、1年経って振り返ってみると闇雲に冊数を稼いだ割には…
気になる書籍について備忘録をまとめておきます。 記録しておかないと忘れてしまうので。 はてなブログでメモしておくと、あとで検索して見つけやすい。 外部脳として、はてなブログを使う感じです。 (適宜更新) 【特別版】引き寄せの法則を全部やったら、効きすぎて人生バグりかけた話(特典:初公開・断食修行レポート収録) (扶桑社BOOKS) 作者:角由紀子 扶桑社 Amazon [ためし読み]『生を見つめる翻訳――世界の深部をひらいた150年』「はじめに」より|東京外国語大学出版会|TUFS PRESS …
結婚奉行(新潮文庫) 作者:辻井南青紀 新潮社 Amazon 先月、京都芸術大学大学院の文芸領域の入試説明会というものに参加したのだが、その際に司会を務めていたのが、標題の書の著者辻井南青紀(つじい・なおき)氏。誠実な語り口で同専攻課程のメリットを語り、講師陣の紹介をされていた。で、この方は一体どんな作品を書いているのだろうと興味を惹かれたので、Kindleを検索したら引っかかってきたのが標題の作。何はともあれ読んでみた。 題名の「結婚奉行」って一体何?聞いたことないけど、そんな役職あったの?素…
おはようございます。 読書がライフワークになっている 医療業界のコンサルタント ジーネット株式会社の小野勝広です。 10年後にどうなっていたいか? そのために何をするべきか? キャリア観、人生観というものが 強く、そして深く問われる時代だと思います。 しかし、学校で習うようなものでもなく、 10歳上の先輩たちとは価値観が合わず、 誰かに教わるとか、頼るわけにはいかないのですね。 そもそも正解があるものなのか? 「哲学」が必要な時代と言えるかもしれません。 今回ご紹介する書籍は、 【 武器になる哲…
医師でしかもがんに詳しい方が、がんになったらどのように感じ、考え、判断したか・・・貴重な記録だなと思いました。 P121 ・・・ぼくは余りにも多くのものを背負っている。20代、30代の頃は若さに任せて人生を走ってきた。ひたすら仕事に邁進し、生きるということを深く考えなかった。小児外科では重い脳の障害を持った子に対しても、内臓の病気があれば全力で命を助ける手術をやってきた。では、手術後のその子の人生はどうなるのか。家族は障害を持った子と一緒にどのように生きるのか、そういうことをとことんまで考えるこ…
こんにちは、めめです。 12/19(金) 朝からUNIQLO感謝祭に参戦し、たまごっちをゲットした。久しぶりに欲しいなと思っていたけれど今は手に入れるのが難しいらしく悩んでいたら、UNIQLOで販売するとのことだった。移動中にぽちったらあっさり購入できた。昔、たまごっちに毛糸を通して首から下げていたのが懐かしい。今日はわざわざ有給を取得する必要があるほどの予定があった。有給をとったものの1時間くらいで終わるだろうと思っていたら2時間半もかかった。相手の話を聞いている間も現実と非現実の間にいるよう…
人事部は困っていた。 評価制度が、もう機能していなかったのだ。 成果は数値化できても、 努力は見えず、 協調性は主観に左右され、 「頑張っている気がする」という言葉だけが会議室に残る。 誰もが不満だった。 評価する側も、される側も。 そこで人事部は、 評価から人間を外すことにした。 最初はAI案が出た。 次に外部コンサル。 最終的に残ったのが、 なぜか却下されなかった案だった。 「猫にやってもらうのはどうでしょう」 理由は明確だった。 ・好き嫌いがはっきりしている ・忖度しない ・説明を求められ…
박현숙 글, 조현숙 그림『신통방통 독도』좋은책 어린이,2011. タイトルの신통방통(神通旁通)は「神通力が効いた」くらいの意味で、要するに本書はとんでもなくわかりやすくてためになると言いたいのだろう。著者のパク・ヒョンスクは『5000ウォンはない』『とても大事な秘密』などの著書がある童話作家だが、韓国の良い子は日本を憎まなければならないというメッセージを発している。 "그때 울릉도를 지키지 못했다면, 훗날 독도를 발견하지도 지켜 내지도 못했을 거야. 그로부터 200년쯤 지난 …
今回は、「本:日本人のためのお金の増やし方大全」を読んで感じたことを書こうと思います。この本は、もともと、アメリカをはじめ、世界各国で出版された本で、日本人向けに書かれた本となっています。この本のテーマは次の通りです。 一生続く「複数の収入の流れ」の構築方法について あなたが眠っている間も、24時間絶えず流れ込み続ける「一生型」収入について この本からの学びは多く、3回に分けて感じたことを書いていければと思います。最終回である今回は、「一生型」収入の実現方法について、自分にとって特に気づきがあっ…
『自分の時間』(アーノルド・ベネット,三笠書房,2016年5月11日)を読了した。 ランキング参加中読書 1 日 1 時間の変化が人生を変える 「1 日 24 時間を生きるにあたっては ”内省的な気分” (reflective mood) をもつことがきわめて重要である」 「自分の習慣を変えるには,全部変えようなどという大きなことをしなくても,1 週間に 7 時間か 8 時間変えればよい。すなわち,1 日に割れば 1 時間くらい変えることによって大きな変化が起きる」(p. 4) 1 日 1 時間…
おはようございます!! Merikenkoです。 ☆☆【萬策大好き。ほんとだよ!】に、ご訪問頂きありがとうございます。☆☆ 今回は「水・・・! 」です。 非常時に、これはいいのかも。。。 でも使用するときはちゃんと考えてから使用しましょうねwww 早いもので今年も残すところ、あとわずかになりました。 本年最後の「萬策大好き。ほんとだよ!」です。 来年も、本年同様のご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。 次回は 1月16日 金曜日 朝7時00分の更新予定です。 妻:バリ子35歳。夫:萬策45歳。…
あらすじ・概要 イタリアの都市はどのような歴史や文化を持っているのだろうか。イタリアの24の都市を紹介し、そこに宿る歴史的なドラマを語る。古代から人が住み続けるイタリア特有の事情、文化的背景がわかるコラム集。 ちょっとしたコラムだけど濃い イタリアの都市に関するちょっとしたコラムを集めたもの。ひとつひとつは短いですが、日本ではあまり紹介されない話題ばかりで面白かったです。最後に参考文献もあります。元ネタが知りたい人にも安心です。 あまりに年の差が激しい児童婚だったり暗殺だったり、私生子差別だった…
皆さん、こんにちは。 今年中に終わりたかった聖書読破キャンペーンですが、どうやら越年決定となりそうです。12月に入り予想以上に仕事が忙しくなり、窓際のくせに増えてしまった部下2名の塩梅について考える・本を読んで参考にする・一から諸々説明する・話を聞く等々しており。ごくごく普通のことであるのですが、なんだかちゃんと仕事をした気に少しなりました。 でもこうして部下をもって分かりましたが、教える・指導するということが私は楽しくありません(普通なのかな?)。一人で効率化・自動化をちまちますすめていくほう…
ツブヤキです。 ツブヤキ。しばらく家に居たら外で働くのが怖くなった&本と動画の話 孫のフォローをしています 最近の仕事状況 わたしの最近の仕事状況は・・・2025年3月中旬から4月末まで新しい仕事を始めてでもそれが全く合わなくて・・・その後は大変だった。 www.koto6.com 友人まで無くしてしまった(なるべくして) www.koto6.com 簡単に辞めたかもしれないけれど心の中はそんなに簡単ではない。 そのせいで自信がますます無くなり、働きに出るのが怖くなった。別に出なくていいんだけど…
王家の紋章 45 (プリンセス・コミックス) 作者:細川智栄子あんど芙~みん 秋田書店 Amazon おお、ここはアマゾンの国。なぜに我が願いは、我が想いは成らぬのか! 「名を騙るにせ者か!まことの弟君か!」だいたいこういうのはにせ者と相場が決まっているのだよ。 カプター大神官がノリノリ。 パンも果物も香水も売ってた古代エジプト。 古代でも神殿付属の良い学校に入って書記になることがエリートコースだった。 慕っていたおばにころされかけたおチビイズミル王子。 助けてくれたラバルナ師。 イズミル王子の…
新夏の恋人である啓久からプロポーズされた翌日に女子高生の盗撮で逮捕され、葛藤する新夏は・・。 恋、愛、やさしさとは何だろうか?それによって、罪を赦せるだろうか? 相手を想う大きさに比例して、痛みも大きくなる。忘れる事の出来ない程の痛み 時間は戻る事は出来ないのに堂々巡りの闇へ お互いに傷付くも自分の本音に気付くことで未来へ進める。 人を大切に思う時のやさしさは自分を強くさせ、救いとなる。
読了するのに2年近くかかった。雨が降るクリスマスの今日、ようやく読み終えた。 そんなに長くも重くもない小説なのにね。なぜだろう。 いちいち、刺すような痛みがあったんだよね。そこから先、頁が繰れなくなる。 孤独といってしまえば身も蓋も無いんだけど。不幸かというとそういうわけでもない。 物質的にも、まあ生きてはいけるレベル。 しかも、それなりに好きな仕事についている。 現代日本では、それだけで十分すごく恵まれているとさえ言えるのかもしれない。多くの人が、やりたくもない仕事をやりながら喘いでいる。 こ…
「老人のための残酷物語」所収。 講談社文庫 2003年 地獄に送るか、天国に行ってもらうか、を決めると云う閻魔大王をモチーフにした短編。もはやこ れは、スラップスティック(ドタバタ喜劇)と云 っていいのではないか。筒井康隆氏をも彷彿とさ せる。いや、別に笑えもしないし、なんかグロい 関係性、つまり、嫁と旦那と云う、腐れ縁的な話 もあり、まあ、笑えない。別におもしろくもない し。ただ、粛々と読んで、そうで御座いますか、 と妙に納得して、次の短編にかかっていく。何が 問題かと問われれば、特にそれもよ…
こんにちは、皆さん!一人ぼっちユウトです。今日は、村上春樹の異色作『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』について語りたいと思います。読後、しばらく現実に戻れないほどの余韻に包まれたこの作品。村上作品の中でも特に“深くて不思議”な一冊です。 🌀物語の二重構造が生む魅力 この小説は、二つの物語が交互に語られる構成になっています。一つは、近未来的な東京を舞台にした「ハードボイルド・ワンダーランド」。もう一つは、壁に囲まれた静謐な街「世界の終り」。前者はテクノロジーと陰謀が渦巻くサスペンス、後者…
著者:牧野総合法律事務所弁護士法人/合同会社LEGAL EDGE 発行元:秀和システム 最新GDPRの仕組みと対策がよ~くわかる本まとめ 最新GDPRの仕組みと対策がよ~くわかる本を読んだ理由 最新GDPRの仕組みと対策がよ~くわかる本で仕事に活かせるポイント 最新GDPRの仕組みと対策がよ~くわかる本の目次 最新GDPRの仕組みと対策がよ~くわかる本の感想 最新GDPRの仕組みと対策がよ~くわかる本まとめ 個人情報保護法だけでなくGDPRも。知らないでは済まされない話をわかりやすく教えてくれま…
今回は、1冊届いた”JOJO本”📕を紹介します~ 先日12月22日(火)に📦届きました(*≧▽≦) ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 予約していたJOJO本 新品・新刊本 1冊です📕📕✨ ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 12月15日に、予約していた新刊コミックです。📕✨ 新品本・予約購入💻🖱 ”JOJO本”です! ↑ジョジョの奇妙な冒険公式X画像 ↑ X POSTされていました! ジョジョの奇妙な冒険公式Xサイトリンク ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ ジョジョの奇妙な冒険 Part9 『The JOJO…
年末年始休暇が長めなので、なるべく読書をしたい。■「東京居酒屋十二景」太田和彦再読。■「O.tone Vol.206」BAR特集。旅先を除くと、今年新規開拓1軒であった。■「酒のほそ道58」ラズウェル細木このマンガも年末風物詩の一つである。■「そこそこでいいんだよ」ラズウェル細木、スズキナオ、パリッコ「酒のほそ道」名言集。本のタイトルである「そこそこでいいんだよ」に尽きるような気もする。■「白鳥とコウモリ 上下」東野圭吾重苦しい。■「「あの戦争」は何だったのか」辻田真佐憲年末年始向けの本で気にな…
羅生門・鼻作者:芥川 龍之介新潮社Amazon 作品概要・所感 若い侍と陶器師の翁が会話している。翁曰く、かつてこんな話があったのだという――。 貧しさに苦しむある女が、観音様に「どうぞ一生安楽に暮らせますように」と祈願する。すると観音様は「この後云いよる男がいるから、その男の云う通りにしなさい」とお告げを下す。やがて男が現れ、女を八坂寺の塔へ連れ込んで一夜を共にし、絹を渡して妻にする。翌日、男が出かけた隙に塔の内部を探索した女は、この男が盗人であることに気づく。そこで女は絹を持って脱出を試みる…
フォックス家の殺人 新訳版 (ハヤカワ・ミステリ文庫) 著者 : エラリー・クイーン 早川書房 発売日 : 2020-12-17 ブクログでレビューを見る» アメリカの作家エラリー・クイーンの長篇ミステリ作品『フォックス家の殺人 新訳版(原題:The Murderer is a Fox)』を読みました。エラリー・クイーンの作品は、1年半くらい前に読了したアンソロジー作品『贈る物語 Mystery 九つの謎宮』に収録されていた『暗黒の館の冒険』以来ですね。-----story-----------…
婚活マエストロは、40歳になっても20年間同じアパートに住み続けている健太がWebライターという自由な仕事をしながら、どこか流されるように日々を過ごしていたという日常から始まる。 大きな不満があるわけでもないが、人生が前に進んでいる実感もなく、停滞した時間の中にいるように感じられた。 そんな健太が、大家さんから「婚活についての記事を書いてほしい」と頼まれたことをきっかけに、これまで縁のなかった婚活の世界に足を踏み入れることになる。最初は取材対象として関わっていたはずの婚活だが、そこで出会った「婚…
2025年はどんな1年でしたか?「仕事の思い出」を振り返って、Amazonギフトカードをゲット! 良かったことも、悪かったことも、全部ひっくるめてブログ&SNSでシェアしてください! MEETS CAREER × Hatena Blog 特別お題キャンペーン #2025年仕事の思い出 by マイナビ転職 2025年はチャレンジの年だったと思います。そのチャレンジは失敗続きですが(笑) 1日の仕事を効率よく回し、うまく自分で使える時間を作り、読書や勉強に充てて自己強化を計った年でした。 結果として…
あなたは「美しさ」を永遠に保ちたいと願ったことはありますか。もし、その美しさがあなたの幸せのすべてだとしたら… 今回ご紹介するのは、花房観音さんの短編小説『妬湯』です。本作は、美貌を武器に望むものを手に入れてきた女性が、その執着によってじわじわと恐怖に追いつめられていく物語です。人間の欲望と嫉妬が渦巻く、少しビターでスリリングな読書体験をしたい方にぴったりの一篇です。
旧かな遣いで書かれた倉橋由美子『夢の通ひ路』の文庫版、 現代かな遣いに改められた『夢の通い路』を読了。 夢の通い路 (講談社文庫 く 5-2) 作者:倉橋 由美子 講談社 Amazon 夢の通ひ路 作者:倉橋 由美子 講談社 Amazon 才色兼備の人妻、出版社社長でもある山田桂子の秘密のお付き合い。 桜の最盛期から一話ずつ季節が移り代わっていく。 終盤で桂子さんが35歳になったと書かれているので、 シリーズの時系列で言うと夫婦間宗教戦争 ⚔『城の中の城』と 夫が亡くなった後の『交歓』の間、ある…
筋肉少女帯自伝作者:大槻 ケンヂ,橘高 文彦,本城 聡章,内田 雄一郎K&BパブリッシャーズAmazon学生時代にずっとAmazonのお気に入りリストに入ったままだった本。 アカウントを作り変えてしまったので、そのまま存在を忘れてしまっていたんだけど、筋少について検索していると目に入ってきた。もう再結成から20年経とうとしているので、これも立派な歴史的アーカイブだろうと思い、「手に入るうちに!」との思いで購入。 2006年の1月、年明け最初の友達との集まりで、地元の友達から勧められて筋少を借りた…
☆ 冬期講座2日目。滑り出しはまず順調。 ★ うつらうつらと、デスク前で舟を漕ぎながら、浅田次郎さんの「帰郷」(集英社文庫)から「夜の遊園地」を読んだ。 ★ 野球場に併設する遊園地。野球観戦を終えた人々を遊園地へと誘導するのが彼の仕事だ。 ★ 今宵は、金田と別所の投手戦。試合が早く終わったので、仕事に気合が入る。 ★ 彼はアルバイトで生計を立てる苦学生。父親は戦争で亡くし、残された母親は息子を実家に残し、資産家の他家へと嫁いだ。 ★ 彼は母親の面影を追いつつも、力強く成長した。 ★ 野球観戦を終…
第二次世界大戦を連合国側ではなく枢軸国側が勝利した世界、というオーソドックスな歴史改変SF。複数キャラクターの視点で物語が動く群像劇で特定のキャラクターを主人公に据えてはいない。人種年齢性別立場の異なるキャラクターがそれぞれの事情に基づいて動きまわり、それぞれが少しずつ関係していて、意外な設定が明かされたり騙し騙されの政治劇的なものが発生し、やがて小規模な事態の破綻とささやかな真相の発見によって物語は幕を閉じる。 解説にある通り、数あるディックの長編小説の中でも本作ほどキャラクターの心情描写に力…
お疲れ様です! 木曜日です。 『何の気なしに過ごしていたらクリスマス終わりました…』 いつものことですね。 ぐっすり寝てすぐ終わった次第で…あと仕事も納められて、明日から帰るぞー! そういった今日ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか? というところから話からはじめまして、 『ジジイが楽しんだコミック第1巻』 を今日もやっていきます! ※ゼノサーガ進めずリッジレーサーズしていました…。 企画趣旨は文字通り1巻目を読んで面白かった作品を紹介しようかと! もちろん私自身が楽しんでいるので全巻読んでも…
本日はクリスマス当日…ということでマンボたちもおいしいものをたくさん食べたみたいですね。洋食も美味しいけど、鯖の味噌煮も捨てがたい。 今回はけっこう作画コスト高めの回だったのですが、食べ物とかクリスマスの可愛い小物を描くのが楽しくて良かったです!もうあと数時間ですが、メリークリスマス!!でした!
今村昌弘『兇人邸の殺人』(創元推理文庫)の感想になります。 ※ネタバレを含みます※ 今村昌弘『兇人邸の殺人』(創元推理文庫) 班目機関の研究資料を探しに“廃墟遊園地”に建つ奇怪な屋敷「兇人邸」へ。待ち受けていたのは首切り殺人鬼の巨人、生存劇となる新たなクローズドサークル。 あらすじ 今村昌弘『兇人邸の殺人』(創元推理文庫) 兇人邸の殺人 〈屍人荘の殺人〉シリーズ (創元推理文庫) 作者:今村 昌弘 東京創元社 Amazon 班目機関の研究資料を探しに“廃墟遊園地”に建つ奇怪な屋敷「兇人邸」へ。待…
『おこさま人生相談室』を読みました。 『おとなのお悩み、おこさまたちに聞いてみました』という副題がついています。 書店で目に留まり、ほとんど衝動買いです。 だって面白くないはずがないっ!!! そう思ったのです。 でもね・・・、ちょっと早まったかな? Webで連載もされていて、人気だって本の帯にも書いてあったし・・・。 ワタシの期待が高かった分、ちょっと・・・って感じですかね。 なんで期待が高かったのかって? こどもはすごい!って常日頃から思っているからです。 こどもって、「侮ることなかれ!」です…