トピック一覧

技術

git-wtを導入した

git-wt を導入したので、メモとして導入ログを記しておく。 github.com 導入動機 導入ログ インストール 設定 導入動機 Agentic Coding によってにわかに脚光を浴びている git worktree だけれど、実際のところワークツリーディレクトリどこに置くの?といった話などちょっとした敷居がある。特に ghq ユーザーにとっては、ghq root (e.g, ~/src, ~/ghq) のディレクトリの直下にワークツリーを置くような運用だと、いかにも管理がしづらいのでど…

個人で静的型付け言語のコンパイラをフルスクラッチで作れる時代が来た!

今年に入ってからふと思いつきで新しいプログラミング言語 "Wado" (ワドゥ)を設計しつつagentic codingで実装したところ、なんと3週間ほどで基礎的なところができちゃいました。実装的にはまだ本当に基礎的なところで、B-Tree Mapを実装できる程度です*1。 github.com このWadoは、2026年1月3日にinitial commitが行われました。それから一ヶ月も経っていない今、静的型付け、ジェネリクス、トレイトおよびトレイトによる演算子オーバーローディング、クロージ…

SREが取り組むデプロイ高速化 ─ Docker Build時間を半分にした話

こんにちは。株式会社スマートバンク SRE部の capytan です。スマートバンク 新春エンジニア駅伝 2026 の十四区目の走者として頑張って走ります。十三区目は nissyi さんの Agent Client Protocol 入門 -エディタとAIエージェント連携の仕組みを体験する- でした。 本記事は、ゆるSRE勉強会 #14 で発表したLTの内容をもとに加筆・修正したものです。 CI/CDパイプラインの高速化は、多くのチームが一度は取り組む課題ではないでしょうか。Pull Reque…

エンジニアじゃない人でもAIを使えば開発貢献できるんじゃないの?イベントを開催してみた

こんにちは。青春ミュージックと言えば Judy and Mary の @daipresents です。好きな曲は『LOVER SOUL』です。 「カミナシ 教育」の開発チーム(サービスチームと呼んでいます)は、月に1回だけ東京神田オフィスに集まってオフサイトを行っています。そこでは、その月のふりかえりだけでなく、直接話したいことや、話したほうが意思決定がしやすいことをアジェンダにして、対話やディスカッションの時間を確保しています。 1月度のオフサイトでは、エンジニアと非エンジニア(プロダクトマネ…

AIで生成された漢字をもとにして「中道改革連合」の漢字がおかしいとかがちょっと流布してた

立民と公明が合流した中道改革連合の結成時の写真にて、次の様な写真が撮られたわけである。 この写真をおそらく素材としてAIで次のように加工した写真が作られたわけである。 公明党のコメ助、民主党の民主くんというマスコットキャラを使用した「おもしろ画像」のつもりで作られたのだろう。ただ民主くんは立民のキャラでもない為にズレてはいるが……。なおこの画像は横浜市議の公明党の行田朝仁が16日夕方に作成(投稿削除済み)したものが初だと思われ、ブログなどでも使用されていたようだが(現在は差し替え)、「連合」の「…

チーム境界をメンテナンスし続ける営み

この記事は10X 新春ブログリレー 2026の1月22日分の記事です。 ドメインベースの開発体制から3年 10Xの開発チームがドメインベースの開発体制へ移行してから、約3年が経過しました。 product.10x.co.jp 改めて当時と比較してみると、認知負荷の増大やオーナーシップの欠如といった課題は大きく改善したと感じています。もちろん新たな課題や難しさもありますが、ドメインベースへの移行自体は、総じて進めてよかったなと言い切れる試みでした。 この記事では、そんなドメインベースの体制の「チー…

攻撃者はルールを破らない。だから厄介なんだ

ROXXでセキュリティ責任者をしているtt3です。 元々技術特化の人間なので、AIに聞いても「その質問には答えられません」って言われるくらい引かれるようなテクニックの話もできるんですけど、最初からそんな記事を書くと怒られちゃいそうなので、今回は万人受けする内容にします。 というわけで、ターゲットはセキュリティエンジニアになりたい君! セキュリティエンジニアに興味はあるけど、ぶっちゃけ何やってるかよく分からないんだよねー、って思ってるそこの君! 要するに、セキュリティってよく聞くけど、結局何なんだ…

Istioで実現するマイクロサービスの共通認可基盤

はじめに こんにちは。SRE部会員ID基盤SREブロックの田中です。 ZOZOではマイクロサービスの増加に伴い、昨今高度化するサイバー攻撃に対応しつつ、各システム間のセキュリティとその統一性を維持するための仕組みが求められていました。なかでも、認可基盤の統一は長年にわたる重要な課題のひとつでした。 そこで今回、Istioを活用することで認可機能をアプリケーションから切り離し、ZOZOTOWN共通の認可基盤を実装する方針を採用することにしました。 本記事では、IstioのAuthorization…

エンジニアの技術と給料

お金、それも給料の話は、あさましい、ということになっている。婚活パーティーでもなければ隣の席の人間がいくら貰っているか堂々と聞くこともできない。かつてGoogleで、自分の給料を全社員が見られる共有スプレッドシートに書き込み、公開を促した女性が現れてとんでもない騒ぎになったことがある。その行為の是非はともかく、不透明さによって守られていた上層部の平和は破られ、結果として彼女が社内で干される原因にもなったようだ。 このように給料の周りには、常に不透明な霧があって、その秘密は厳然と守られている。一方…

開発フローの変更しやすい・しにくい部分を理解してから改善を実施すると良い

開発フローを改善したいとき、目的や目指したい姿を明確にするのは大前提だが、さらに開発フロー全体の変更しやすい・変更しにくいところを理解してから設計と改善を実施した方がいいと考えている。 開発フローには、事業の特性上もしくは組織の歴史的経緯でその組織特有の変更しにくい部分が存在している。状況によって様々だが、例えば、リリースの曜日、レビューやリリース承認プロセス、ミーティングの頻度などがあり得るだろう。 そして改善を実施するときのよくある失敗は、いきなり理想のフローを設計し、変更しにくい部分も含め…

mise で .node-version と Makefile をひとつに

はじめに コドモンでエンジニアをしている羽馬です。 プロジェクトごとに、使用するツールや設定ファイルがバラバラな状態はよくあります。 「Node.jsはxx系、Javaはxx系。環境変数は .envrc で、タスク実行は Makefile で」といった具合です。 日頃から開発しているレポジトリであればまだしも、初見のプロジェクトでは異なります。nodenv などでバージョンを合わせて、.envrc を許可し、Makefile の内容を確認してタスクを実行するといった手順は、非常に手間がかかります…

「合格率86%」インターン生がIPAの難関試験に受かりまくる会社の秘密

こんにちは。Techouseでエンジニアインターンをしている ez0momonga です。 先日2025年10月に行われたIPAの情報処理技術者試験では、私を含めTechouseから多くのインターン生が受験し、合格しました。 特にデータベーススペシャリスト試験(以下、デスペ)は、合格率約18.4%(令和7年度実績)1の難関試験ですが、今回はTechouseのインターン生から7名が受験し、そのうち6名が合格という結果になりました。 合格率はなんと約86% に達します。 一般的に、デスペは実務経験が…

Claude Code Agent Skills 入門

Agent Skills 入門 こんにちは、サーバーワークスで生成AIの活用推進を担当している針生です。 Claude Code を使っていて、こんな経験はありませんか? 「API レスポンスはこの形式で返して」と毎回指示している コードレビューの時に「簡潔に要点だけ教えて」と毎回伝えている プロジェクト固有のコーディング規約を何度も説明している これらの「毎回同じ指示」を解決するのが Agent Skills です。 本記事では、Agent Skills とは何か、どう使うのか、具体例を交えて…

AIネイティブ時代のプロダクト設計〜なぜ「完璧な仕様」は機能しなくなったのか

ここ数年、AIがプロダクトを大きく変えると感じ、従来と何が違うのかが気になってきた。投資家としても海外を含むスタートアップやプロダクトを見る機会が増える中で、AIを前提に設計されたプロダクトには、従来とは明らかに異なる成功パターンがあるように感じている。 それは、AIが中心となるプロダクトの設計には、「完璧な仕様」を追い求める従来の手法とは異なる、新しい姿勢が求められているということではないか。プロダクトを完成させるのではなく、変化し続ける前提で設計するという姿勢だ。 たとえば、AIコードエディ…

AIはソフトウェアエンジニアの仕事を変容させる: 『バイブコーディングを超えて』

時間ある時に読もうと思っていた『Beyond Vibe Coding』ですが、結局時間ある時というのは来なくて、翻訳が出たのを知ったのでついに読みました。結局母国語で読んだら数倍のスピードで読めるのでROIは悪くなさそうなんですが、一方でこの1年くらい私がウンウンと考えていた問題がすでに言語化されていることを知り、もっと早く読んでおけばよかったとも思いました。やはりAI関連の書籍は今は原文で読む時間をまとめて取るべき、という結論になりました。 バイブコーディングを超えて ―AI時代を生き抜く開発…

プログラミングからソフトウェアエンジニアリングへ

これは「モダン・ソフトウェアエンジニアリング」の第1章のタイトルで「ソフトウェアエンジニアリングはプログラミングをはるかに超えた存在である」という言葉から始まっています。 そして、いま明確にその変化があらわれていると思います。 モダン・ソフトウェアエンジニアリング作者:Ivar Jacobson,Harold “Bud" Lawson,Pan-Wei Ng,Paul E. McMahon,Michael Goedicke翔泳社Amazon その続きに書かれているとおり「小さなプログラムを開発する…

SmartHRのQAエンジニア歴4年で見えてきた「QAエンジニアの役割」

こんにちは、SmartHRのwattunです。 私は2022年1月にQAエンジニアとして入社し、2024年4月からはQAエンジニアとプロダクトオーナーを兼務してきました。そして2026年1月から、プロダクトマネジメント本部で新しいチャレンジをすることになりました。 入社時点では、「QAエンジニアの役割は品質を守ることだ」と考えていました。しかし、この4年間で、「QAエンジニアの責務」についての見え方は大きく変わりました。品質を守るという役割を超えて、「組織がどう判断し、どう進むか」を支える役割と…

Let's EncryptでIPアドレス証明書を発行できるようになったので試した

Let's Encryptが6日間のShort-Lived証明書のサポートを発表しました。それに合わせて、IPアドレス証明書の発行もサポートされました。 「6-day and IP Address Certificates are Generally Available」http://1.1.1.1 が実際にIPアドレス証明書を使ってたり、一部の用途でIPアドレス証明書のユースケースもあるので試してみる。 cerbotで発行 certbotも --ip-adress オプションをサポートした (…

ほぼ同一のテンプレ説明文を用いてたAIを利用した政治系動画チャンネルについてのメモ

先日書いた記事で嘘デタラメな政治動画をアップするyoutubeチャンネルの「目本の未来を皆る」についての記事を書いた。その際に次の様なチャンネルの説明文のスクショを挙げたのだが、それ関連での追加記事というか、そんな感じのものをここにメモしておく。まずこういったAIを活用して特定ジャンルを粗製乱造するチャンネルの説明文は当たり障りのない文章が羅列されており、ある種のテンプレの様なものが書かれているのだが、例にもれず「目本の未来を皆る」もそんな感じの説明文が記述されていた。 目本の未来を皆るようこそ…

AIによってプログラマの仕事が増え始めている

どうやら、中小企業で今までなら予算の関係でシステム化を見送っていたところが、AIコーディングを使うプログラマに発注すると手ごろな金額で実現できるということで、仕事の量が増えてるらしい。 もちろん単価は低いわけだけど、裾野が広がれば上も伸びるはず。予算があるところも、今までその予算では実現できなかったものが可能になってシステム化が増えるということもありそう。 自分の個人的にも、いままで時間がかかって面倒そうなので二の足を踏んでいたものが思いついたらすぐ作れるようになって、結果的に自分でコードを書く…

AI時代になぜ人が学ぶのか

来週、学生たちに向けて『AI時代に学ぶ意味』というテーマで講演を行う予定で、その要点をここにまとめておく。 AI時代に学ぶ意味 概ね、理由は以下のとおり。 良い質問をするために知識が必要 AIの出力を評価する 抽象的なアドバイスを活用する これらを実行するためには、一定の知識とスキルが必要である。 スキルを身につけるためには基礎知識があるうえで経験が必要であり、そのサイクルがまさに学びなのである。 そのため、AIが普及したとしても、人が学ぶことの重要性は変わらない。 その前提を踏まえたうえで、各…

プログラミングが好きな人こそ今の時代、プログラマーになる方がいいと思う。- 「プログラミングが好きな人は、もうIT業界に来るな。」を読んで

はじめに AIにリサーチをさせていた。結果が返ってくるまで数分かかる。待っている間、Xを開いた。 流れてきたタイトルに、手が止まった。「プログラミングが好きな人は、もうIT業界に来るな。」 note.com リサーチは終わっていた。結果を確認しないまま、記事を読んでいた。小学生の頃から黒い画面に向かい続けてきたエンジニアが、生成AIの登場によって「自分の手で作る喜び」を奪われつつあると語っていた。「心の中で何かが音を立てて崩れる」という表現があった。 共感したのか、と聞かれると困る。共感しなかっ…

k6による負荷テストの基本と実践

はじめに 私は2018年からk6を負荷テストで利用しており、当時は公式ドキュメントへのコントリビュートも行っていました。当時の活動については、以下のブログ記事に記載しています。 tech-blog.optim.co.jp k6は、2025年5月に1.0がリリースされ、ネイティブTypescriptサポートやセマンティックバージョニングへの準拠など大きなアップデートがありました。そこで、最新状況を把握し知識をアップデートするために、改めてk6の基本から発展的な使い方までまとめ直すことにしました。 …

Ruby公式サイトのリニューアルのディレクションの裏側

こんにちは、hsbt です。昨年末に宣言していた通りゼンレスゾーンゼロと鳴潮をプレイしながら年末年始を過ごして、今度は原神のアップデートを待ちながら暮らしています。 さて、2025年12月21日、Rubyはリリース30周年という大きな節目を迎えました。この記念すべき日に合わせて、Ruby公式サイトを全面リニューアルしました。 www.ruby-lang.org www.ruby-lang.org 2006年の Radiant CMS採用、2013年に Ruby 誕生 20周年のデザインリニューア…

開発環境現状確認2026

開発環境現状確認(2026年) - Don't Repeat Yourselfという記事を見かけたので僕も書いてみることにする。 Terminalエミュレータ WezTermとGhostty(ほぼWezTerm) 2つを併用しているが、基本はほとんどWezTerm。Ghosttyも使えるように設定しているが、以前のバージョンは仕事の環境で使っていたところクラッシュが頻発したので、結局WezTermを使う運用になっている。Appleプラットフォーム的にはGhosttyの方がネイティブUIに近くて良…

AIを真のチームメイトにするコンテキストエンジニアリング

生成AI研究開発チームのainoyaです。 生成AIを活用したコーディングが当たり前の日常になってきた昨今ですが、その強大な力と引き換えに、開発の現場に影を落とす課題も増えてきました。 これまでは考えられなかった速度でコードが生成される一方で、それを受け止める人間の側には「レビュー疲れ」という弊害が生じています。コーディングの速度が上がった結果、人によるレビューの負荷が過剰になりつつあるのです。また、AIが生成するコードの質も無視できない問題です。仕様を満たし動作はするものの、あくまで「その場し…

Amazon Bedrock AgentCore で A2Aマルチエージェントを構成する

こんにちは、丸山です。 最近、AgentCoreを利用する仕事が増え、日々いろいろな利用方法を調べています。 さて、AgentCoreは、2025年7月にプレビュー公開されて以降、10月には一般提供開始(GatewayのMCP対応/Memoryの長期記憶対応など)、12月にはさらに機能追加がされ(Evaluations/Policy)、あっという間にアップデートされていきますね。 さて今回は、AgentCore Runtime が対応している A2A(Agent2Agent)プロトコルに注目しま…

マウスの戻るボタンでページ遷移してしまう原因を追ったら Google Tag Manager に行き着いた

Web フロントセクションの星野と申します。ドワンゴの教育事業には 1 年ほど前から参画しております。 数ヶ月前に「マウスの戻る・進むボタンをリンクの上で使用するとナビゲーションが起きてしまう」という事象の調査をおこないました。 本記事では調査の結果、わかった原因と解決方法、および調査の内容についてまとめてみました。 何が起こっていたのか Web 版 ZEN Study をご利用いただいている方から以下のようなお問い合わせをいただきました。 マウスの戻る・進むボタンをリンクの上で使用すると、戻る…

数GBのLLM用モデルを、LambdaでLinuxシステムコールを駆使して本番水準で動かす

はじめに お疲れ様です。2357giです。先日のre:Inventで参加したセッション「Build high-performance inference APIs with Lambda SnapStart」にて、「数GB級のLocal LLMをサーバレスで、本番環境の要求水準で動かす」方法を学んできました。 (その際のセッション形式が「チョークトーク」というもので、めちゃめちゃ良い体験だったのですがその話はこちら ) llama.cppなどの比較的軽量なLLM(1GB~5GB)や、それらと同程…

Emacs 設定を公開した話と AI 雑感

Emacs の設定 Emacs の話。 インターネットで参照できる DDSKK や lookup設定が少ないないことが気になってたんだけど、自分の汚い設定を公開するのはちょっとなというのと、README.md 作ったり公開する手順を調べるのが面倒くさいというのがあって放置してた。それをやった。 github.com skk-lookup + EPWING、skk-bayesian、Dvorak という構成で使いたい人には役立つが、そんな奴がこの世に何人いるのかということもあって、公益性があるのか…

#RSGT2026 で「QAフローを最適化し、品質水準を満たしながらリリースまでの期間を最短化する」という発表をしました

RSGT2026に参加して発表してきました。スクラム系のイベント初参加・初発表・かなり大きなホールでの発表ということで緊張した〜。 発表資料はこちら。QAフローの最適化とタイトルに入っていますが、QAチームの立場からというより、開発チームのソフトウェアエンジニアの立場から開発フローを改善していく話です。 speakerdeck.com 資料を作っていて、「うーん自分は結局この発表で何が伝えたいんだろう?」と迷っていたのですが、作っていく中で言語化できたように思います。それは今回のフロー変更がうま…

Tailwind CSSの騒動から考える、生成AIがOSSビジネスを壊す瞬間

Tailwind CSSの騒動 Tailwindのビジネスモデル 問題の本質は収益化の導線が死んだこと これはTailwind固有の話なのか? /llms.txt が突きつけるジレンマ OSSを使う側として じゃあどうするのか Tailwindの騒動は、前兆に過ぎないかもしれない Tailwind CSSの騒動 Xでも投稿したがTailwind CSSがなかなか大変なことになっている。 Tailwind大変なことになってるな。公式ドキュメントをAIフレンドリーにするためのPRを作られたんだけど、…

続・AIのためのオンボーディングドキュメントを整備する (2026年1月版)

スマートバンク新春エンジニア駅伝2026も第五区に差し掛かりました*1。 昨日の id:minisera によるクレジットカード番号の混入を防ぐ技術 - inSmartBank はまさにカード決済に携われるエンジニアリングならではの記事でした。打って変わって本記事はSoftware Engineer / Engineering Managerの id:ohbarye が旬と思しきAIトピックをお届けします。 去る2025年3月、弊社が公開した『AIのためのオンボーディングドキュメントを整備する』…

AI時代に今からITエンジニアを目指す若者にオススメする10冊の本 2026年版

はじめに AIは、あなたが聞いたことにしか答えない。 聞かなかったことは、永遠に教えてくれない。あなたが何を知らないのか、AIは知らない。 2026年だ。AIに聞けば何でも教えてくれる。コードを書いてもらい、設計を相談し、ドキュメントを要約させる。便利だ。では、なぜ本を読むのか。300ページもある本を、最初から最後まで読む必要があるのか。 本は違う。本は、聞いていないことを語りかけてくる。知らなかった世界を見せてくる。持っていなかった問いを、手渡してくる。「そんなこと、考えたこともなかった」。そ…

「顧客視点」だけではビジネスにならない、という話 - エンジニアが「ビジネスを意識する」とは何か -

はじめに 「顧客視点は“必要条件”であって“十分条件”ではない」 よくビジネスサイドから「エンジニアもビジネスを意識しろ」なんて言われることがあるだろう。エンジニアの間でも「ビジネスがわかるエンジニアにならなきゃ」という会話はよく耳にする。Xなんかでもよく目にする。 でも、そこで語られている「ビジネスを意識する」の中身が、どうも自分にはしっくりこないことが多い。今回は、エンジニアがビジネスを意識するとは結局どういうことなのか、自分なりの考えを整理して書いていく。いわゆる、ポエムだ。これ以降でエン…

「分かりやすい文章」を言語化してみた

生成AIの進化によって、誰でも文章や説明資料を簡単に作れる時代になりました。 しかし、設計書やプレゼン資料など、読み手に何かを伝えるアウトプットでは、構成や文脈への配慮が欠かせません。 私自身、エンジニアとして日々、文字によるアウトプットを行う中で、「伝わる文章」を意識しています。このブログでは、日本語的な文法の話というよりかは、ドキュメントとしての文章設計のポイントを実体験を交えて考察していきます。 また、各セクションでは「こうすると伝わりづらくなる」というアンチパターンも紹介しています。実際…

スキマ時間にスマホで開発できる時代が来た。Claude Code + Opus 4.5で年末年始に旅行しながら初めてのゲーム開発をした話

全くゲーム開発をしたことがない私が、たった11日間、スキマ時間にほぼスマホから指示を出しただけで、ゲームを作ることができた。 そのゲームがこれだ。 実際にプレイしてみてほしい。 gacha-survivor.sho-shimauchi.workers.dev 以下はPC版のスクリーンショットだが、モバイルにも対応している。 国際化対応もしていて、英語や中国語など8か国語でもプレイ可能だ。 ゲームとして面白いかと言われると微妙だろう。 レイアウト崩れなどのバグもまだまだある。 しかし、単なる思いつ…

ただNext.jsを使う

カミナシエンジニアの osuzu です。 私は職能柄、Webフロントエンド技術の選定に関わる機会が多く、これまで React Server Component や Next.js に関する発信なども過去にしていました。 そうした事情から2025年12月の React や Next.jsのセキュリティ問題 に対し心痛めています。 私は現在もプロダクションでNext.jsを運用していますが、選定した事を後悔しているかというとそう単純な話でもありません。 そこであらためて、Next.jsをプロダクショ…

Biome と Git/GitHub を活用したJSバンドル差分表示ツールの開発

こんにちは!フロントエンドエンジニアの all-user です。 最近、家族全員で夜9時以降を緩めのデジタルデトックス時間にしてみました。 やってみるとオセロとかトランプみたいなアナログな遊びを模索するようになるのが面白いです。 さて今回は、Biome と Git/GitHub を活用したJSバンドル差分表示ツールについてご紹介します。 フロントエンド開発者が抱える漠然とした不安 既存ソリューションの検討 差分表示ツールの設計 基本アイデア ブランチの運用方法 ③ベースビルトブランチ ④現在ビル…

フルスタックDartからRustバックエンドへ

この記事は10X 新春ブログリレー 2026の1月5日分の記事です。 弊社が提供するネットスーパーのサービスは、モバイルアプリとWebはFlutterアプリ、バックエンドはDartのgRPCサーバーで実装されています。isomorphicではないですが、言語統一がされたフルスタック的な状態と言えると思います。 バックエンドでのDartはマイナーであり、それに伴って様々なデメリットもありました。それらを乗り越えたり飲み込んだりしながら、5年ほどサービスを運用してきましたが、これから先は方針を転換す…

Spec KitとGitHub Copilot Agentで社内ツールを作ってみた

タイトル画像 虎の穴ラボの古賀です。 主な担当は各プロダクトのセキュリティ対応、アーキテクト検討、フロントエンド設計&実装です。 最近の推しは「ちいかわ」です。ついに島編(セイレーン編)が映画化決定しましたね。子供や妻と毎週アニメも見てコミックもチェックしつつ、グッズも集めていますがとっても楽しみです。 今回は、「Spec KitとGitHub Copilot Agentで社内ツールを作ってみた〜開発フローをAI製のツールで改善した話〜」というテーマで、実際にSpec Kitを使って社内ツールを…

Findyの爆速開発を支えるAI×チェックリスト型セルフレビュー

こんにちは。 ファインディ株式会社でテックリードマネージャーをやらせてもらってる戸田です。 現在のソフトウェア開発の世界は、生成AIの登場により大きな転換点を迎えています。 GitHub CopilotやClaude Codeなど生成AIを活用した開発支援ツールが次々と登場し、開発者の日常的なワークフローに組み込まれつつあります。 弊社でも例に漏れず、生成AIを活用して開発効率の向上に取り組んでいます。その中でFindy Team+で開発組織の生産性をチェックしていたところ、Pull reque…

コーディングフォントの系譜を振り返る: タイプライターから Berkeley Mono まで

夜中に目が覚めて寝られなくなったので(?)コーディング用途の等幅フォントを個人的な視点で振り返りながら、コーディングやターミナルでよく使われるフォントの系譜を考察する。フォントの解釈は人によって異なる。この記事にあるものはすべて私から見た認識であり、個人の感想である。 活字とディスプレイ 2000 年代までのコーディングフォントの系統 Consolas 系 Andale Mono, Bitstream Vera 系 M+ テック企業による高品質なフォントの提供 Source Code Pro 源…

2026年1月時点でのClaude Code と Codex と Devin の使い分け、個人開発編

この記事は、人間が書きAIが推敲した文書になります 現在、App Store の Review 待ちの時間を利用して記事にまとめている。 iOS、Android アプリをそれぞれネイティブで開発する上で使い分けが決まってきた。 現在課金している or 無料プランで使用しているツール 以下のようなものがある。(スポンサー表記も含めて). Devin (Cognition AIからライセンス提供いただいている) Claude Code (Claude Code Max Plan を契約している、 C…

Gemini の参照ファイルに NotebookLM を指定する

Gemini の参照ファイルに NotebookLM を指定できるようになったので早速試してみました。 5) Smarter responses with @NotebookLMYou can now add notebooks as sources in Gemini. Combine shared class notes, deep research on a topic, and get responses grounded in your documents. pic.twitter.c…

【新年のビッグセール到来!】Go・TypeScript・Rust・Terraform・AI・英語&資格 - 2026年の開発現場で生きる技術をUdemyで学ぶ!

時間にゆとりのある年始は、自身の技術を見直し、次のステップへ備える絶好の機会です。 AIの登場により、かつて以上に変化のスピードとアップデートのサイクルが加速した開発環境のなかで、存在感を発揮し続けるために重要なのは、やはり「学びを止めない」姿勢でしょう。 本特集では、現場で必須となる定番技術と、いまのうちに知っておきたい新しい技術を両軸で紹介します。GoやTypeScript、Rustといった主要言語をはじめ、コンテナ技術やTerraformなどモダンな開発基盤、そして注目を集めるObserv…

Claude Codeで開発するならWSL2ファイルシステムに資材を置きたい

Claude Codeを使い始めると、めちゃくちゃコマンドラインツールを使うことに気づくでしょう。grep飛ばして、find回して、sedで置換して。まるでコマンドラインの忍者です。 ぼくは業務上Windowsを使っているわけですが、そうすると「あー、WSL2入れとくか」となるわけです。UNIX系ツールが揃ってるしDockerも動くし完璧。Microsoftはえらい。 ところがです。他の人から「npm install遅くない?」って言われる。 原因が何か。Windows側にプロジェクト置いている…

「こんな複雑なことをしないといけないのはおかしい」というソフトウェアエンジニアの勘

時折、「やりたいことに対してこんな複雑なことをしないといけないのはおかしい」という感覚がはたらく。ソフトウェアエンジニアの勘といってもいい。 FizzBuzz Enterprise Editionはプログラマジョークとして解されるが、実際のエンジニアリングではもっと微妙な形で表れる。たとえば設計やコードレビューの最中に「こうしたらどうなるだろうか」と思いつき、提案を実装した結果として管理すべき状態やコード量が減ったりする。(関連: 状態、結合、複雑性、コード量の順に最適化する - valid,i…