この記事は、freee Developers Advent Calendar 2025の 23日目の記事です。 adventar.org こんにちは!最近ようやくわからないことがわかってきた25卒のtakaです。普段はfreee会計のチームでエンジニアをしています。 今回は、AIで生産性を向上した・課題解決したといったキラキラした話ではないです。新卒1年目の私が「freee会計」という複雑なドメインと、10年以上の歴史が詰まったコードとどう向き合っているのかについてお話します。 3行サマリ 新卒…
「エンジニアの本質は課題解決である」というよく聞く台詞に対し、ずっと、軽い違和感があった。いや、決して強い反論があるわけではない。しかし、なぜかこの言葉が響いてこない。 この感覚がはっきりと表出したのは、実は最近だ。以前から感じてはいたものの、強く意識することはなかった。突き詰める対象になるほど、問題として捉えてこなかったのだろう。 だが、ソフトウェアエンジニアリングの現場にAIエージェントが入り込んだ今こそ、この違和感を言語化すべきだと思い至った。エンジニアが多くの時間を割いてきたコーディング…
皆さん、DSLを作ることってありますか? 複雑な設定が可能な社内ツールを作るとき、 「DSLを許容したら自由度が上がって素敵では?」 と思うこと、ありますよね。 私個人としては、エンジニア向けのインタフェースとして、DSLで社内ツールを作ると、作る当時は楽しいものの、複雑なことを許容する分保守性に問題がでてくるデメリットも有り、近年は設定はyamlで書ける範囲にすることが多いです。 一方で、非エンジニア向けに、ロジックをビジュアルなDSLで提供できたら良いなってこともありませんか。 例えばjoi…
※ この記事は、React Tokyo アドベントカレンダーの23日目の記事です。 ・・・ こんにちは、プロダクトエンジニアの鈴木です。 先日、私が開発を担当しているtebiki現場分析を React 19 にアップグレードしました。 techblog.tebiki.co.jp タイミングのよいことに、最近 React Compiler の安定版もリリースされましたね。 当記事では、公式のガイドラインに従ってこの新しいコンパイラを試験的に導入してみます。 前提環境 検証を行った環境は以下の通りで…
こんにちは、モノタロウのコンテナ基盤グループの千葉(@anthisfan)です。 弊社では、長きにわたりVM上で運用されてきたアプリケーションをコンテナ化し、Kubernetes(以下k8s)への移行を進めています。 過去経緯からGKEとEKSを運用していますが、近年はEKSを利用する案件が増加傾向にあります。 本記事では、EKS で発生したちょっとしたトラブルの原因と対応について共有してみます。 まずは、前提知識として必要になる NodeLocalDNS について説明します。 (十分に詳しい方…
こんにちは。ファインディのTeam+開発部でエンジニアをしている古田(ryu-furuta)です。 この記事は、ファインディエンジニア #2 Advent Calendar 2025の22日目の記事です。 はじめに 2025年下期、私は「DevとOpsを融合する」というミッションを掲げ、問い合わせやアラートといった運用業務の改善にAIをいくつか活用していきました。 この記事では、Claude Code GitHub ActionsやNotion MCPを使った運用業務改善の具体的な実装方法を紹介…
3行まとめ 仕様書を渡すとリスク分析からテストケース生成までやってくれるよ ステップ単位で人が軌道修正して精度をあげて(維持して)いるよ 指摘内容や成果物からナレッジを抽出してPRを出すので賢くなる仕組みだよ
NVIDIAから新しいモデル、Nemotron 3 Nanoが出ていました。30BのMoEでアクティブパラメータは3B。つまり30B-A3Bです。 試してみたら、かなり賢いんだけど、コーディングの長いやりとりをしてたら過去のコードをうろ覚えになってて変な挙動をしてました。 どうやら、Transformerの代わりに使ってるMamba 2だとそういう挙動になるみたい。自信がないので、こうやって書いたら、だれかが間違いを指摘してくれるはずメソッド。 追記:30Bモデルの主戦場になるのは、言語処理的な…
はじめに まず最初に伝えたいこと ソフトウェア品質特性を意識する これだけ意識して!(1):依存方向は必ず1方向に これだけ意識して!(2):I/O(副作用を起こすところ)は隔離する これだけ意識して!(3):自動テストを最初に書く(テストファースト) これだけ意識して!(4):仕様変更が入ったときに修正する箇所を最小限にする これだけ意識して!(5):判別可能なユニオン型 (discriminated union)で分岐を表現 まとめ おわりに 参考 はじめに 本記事はiimon Advent…
Claude Codeを使い始めて、様々な発信をしてきました。今回は「Agent Skills」について。これも設定しておくと、Claude Codeがグッと使いやすくなる機能です。 Claude Code の settings.json は設定した方がいい - じゃあ、おうちで学べる Claude Code の CLAUDE.mdは設定した方がいい - じゃあ、おうちで学べる Claude Code の .claude/commands/**.md は設定した方がいい - じゃあ、おうちで学べ…
こんにちは、Insight Edge アジャイル開発チームのk-kazukiです。 Insight Edge アドベントカレンダー、Insight Edge Advent Calendar 2025 の19日目です! 今回の記事では、近年増加しているSNSの誹謗中傷の課題について、生成AIを利用して対策できないかをClaude Codeを用いて検証してみました。 本記事には検証用の架空の誹謗中傷サンプルが含まれます(実在の人物とは無関係です)。 不快な表現が含まれるためご注意ください。過激な部分…
この記事は 食べログアドベントカレンダー2025 の19日目の記事です🎄🎅🎄 こんにちは。食べログカンパニー 開発本部 どいです。 最近の食べログアドベントカレンダーでは「食べログ20周年」を記念して様々な特集記事が連日アップされているところですが、今日はちょっとだけ趣向を変えて“箸休め的なエッセイ”をお届けします。 はじめに 食べログ20周年。気がつけば、私もこの「食べログ」という同じサービスに16年関わっています。 といっても、私の中では同じ場所にいるという感覚はあまりありません。人が増える…
本記事は Emacs - Qiita Advent Calendar 2025 - Qiita の19日目の記事です。 成果物 経緯 参考資料 動作するまでの話 1. CPU の実装 実装メモ:cl-destructuring-bind との出会い 2. 各命令のユニットテスト 実装メモ:ELFファイルの解析 3. 文字の出力 実装メモ:ANSI カラー対応 4. 文字の入力 実装メモ:echo-back の二重表示を防ぐ 快適なLinux体験を目指して システム出力テキストおよびユーザー入力テ…
こんにちは、プロダクト戦略部の土屋です。普段はFAANS(アパレル店舗で働くショップスタッフ向けの業務支援ツール)のプロダクトマネジメントを担当しています。 「新しいことをやりたいけれど、既存タスクで手一杯」プロダクト開発の現場では、こうした状況は珍しくありません。特に、特定の領域や役割にタスクが偏りやすい構造的な課題を抱えた組織では、新しいチャレンジが後回しになってしまうケースも多いのではないでしょうか。 この記事では、チーム内のリソースの偏りという組織的な課題に対して、私たちが取り組んだ「P…
※この記事は、2025 Speee Advent Calendar 19日目の記事です。 昨日の記事はこちら こんにちは、Housii でエンジニアをしている25新卒の田中一城です。 Speee に入社しておよそ9ヶ月が経ちました。 入社から1〜2ヶ月は先輩が設計したイシューを実装し、レビューをもらいながら機能をリリースする日々でした。しかし、3ヶ月目からは先輩や業務委託の方のコードをレビューする側に回りました。最近では、設計にも挑戦し、自分が設計して分割したイシューを他のメンバーが実装、リリー…
この記事は、NTT docomo Business Advent Calendar 2025 18日目の記事です。 みなさんこんにちは、イノベーションセンターの田口です。 普段はOffensive Securityプロジェクトのメンバーとして攻撃技術の調査・検証に取り組んでいます。 私たちのチームでは定期的に技術LTと称して、各メンバーが自由に技術的知見を共有する時間を設けています。 この記事では、私が技術LTの場で発表したAI駆動型マルウェア1の動作デモと、発表後のチーム内議論の様子について紹…
はじめに みなさんこんにちは。Platform 開発チーム SREでサブマネージャーの安達(@adachin0817)です。この記事は、ファインディエンジニア Advent Calendar 2025の18日目の記事です。今回はECS Express Modeをスピーディーに試してみたので、使ってみて分かったメリット・デメリットを中心にまとめていきたいと思います。 adventar.org はじめに ECS Express Modeとは Terraform terraform.tf iam.tf…
この記事は、以下の Advent Calendar の 18 日目における投稿です。 Japan AWS Top Engineers - Qiita Advent Calendar 2025 - Qiita AIエージェント構築&運用 - Qiita Advent Calendar 2025 - Qiita こんにちは、 YAMALEX の駿です。 今回は re:Invent で発表された Amazon Nova 2 Sonic と StrandsAgents の新機能である Bidirecti…
※この記事は、2025 Speee Advent Calendar 18 日目の記事です。昨日の記事はこちら はじめに こんにちは、DX 事業本部でエンジニアをしている 22 新卒の高島です。社内ではたかてぃーと呼ばれています。 大学院では機械学習の研究をしていましたが、入社後は既存プロダクトの保守運用や新規事業のアプリケーション開発を経験しました。2024 年 11 月からは、不動産領域で AI/LLM を活用した R&D プロジェクトをリードしています。 この 1 年間、AI エージェントに…
はじめに この記事は、株式会社asken (あすけん) Advent Calendar 2025の12/18の記事です。 こんにちは。バックエンドのテックリードをしている澤路です。 近年、AI を業務に活用することは当たり前になりつつあり、コード生成やレビュー補助、ドキュメント作成など、開発プロセスのさまざまな場面で恩恵を受けています。 asken も例外ではなく、日々の開発や調査業務において AI は欠かせない存在になっています。 一方で「意思決定」そのものは、いまだ人間が担っている領域です。…
作ってみたかった ある日 Slack で雑談していて、 僕の考えた最強の< >ツール なんか作りたいよね。なにかないか。 って流れになった。定番どころで、OS、コンパイラ、ブラウザをまず想像したけど、そう言えばずっとファイラー作りたかったんだよなぁと思い出した。たぶん 15 年ぐらいずっと欲しいって言ってたと思う。 Windows を使っていた頃は あふw ユーザーだったので、あの体験が懐かしいなぁと思いながら暮らす日々でした。*1 2 画面ファイラーの良さは省略します。言うまでもなく最高なので…
Claude CodeやClaude Code Actionを用いて、AIに自律的にPull Requestのレビューを行なってもらうとき、いくつかの課題があった。その解決のためにPull Requestのレビュー操作に特化したgithub-pr-review-operationというClaude Skillsを作ったので紹介します。 課題 次の3つの課題があった。 インラインコメントを付ける時に、コメントする行を間違える Claude Code ActionにはインラインコメントをつけるMCP…
はじめに こんにちは。Reservation Service Devグループの佐藤です。ネット予約に関する開発全般に関わっています。 本記事では、繁忙期前のサイジングや新機能リリース時の負荷予測で利用しているログ分析について、従来利用していたSQLiteからDuckDBへ移行し、分析フローを改善した事例を紹介します。また、パーセンタイル分析を活用した具体的なminReplicasの算出方法や、「99%なら無視できる」という誤解を解くデータドリブンなサイジングアプローチについても解説します。
こんにちは。カミナシでID管理・認証基盤の開発に携わっている小松山です。私の携わっているプロダクト『カミナシ ID管理』では、バックエンドに Go を採用しています。この記事では、Go のエラーハンドリングとエラーロギングの改善事例を紹介します。 はじめに 私たちのチームでは、定期的にシステムのメトリクス・トレース・ログなどを確認し、運用の健全性を確認する「サービスレビュー」という取り組みを行っています。その一環で出力されたエラーログを確認しているのですが、以下のような課題がありました。 同じe…
こんにちは、アンドパッドセキュリティチームの小野寺です。この記事は ANDPAD Advent Calendar 2025 17 日目の記事です。 現在、セキュリティチームでは脆弱性診断の内製化に取り組んでいます。今回はセキュリティAIエージェントを活用して、Webアプリケーションに対する脆弱性診断を試験的に実施したお話をしたいと思います。 アンドパッドにおける脆弱性診断 アンドパッドはこれまで脆弱性診断の内製化は行っておらず、セキュリティベンダーに依頼して診断を実施していました。 しかし、アン…
はじめに Docker イメージとは Node.js Docker公式イメージとは Node.js Dockerイメージの種類 node:<version> node:<version>-alpine node:<version>-slim 補足:Debianのコードネーム イメージサイズ イメージサイズが重要な理由 イメージサイズの確認 イメージサイズ一覧 ベースイメージの選び方 ポイント おわりに 参考 はじめに 株式会社iimonエンジニアのかとうです! 本記事はiimonアドベントカレン…
RailsではCSRF攻撃を防ぐために、フォームからのリクエスト送信時に自動でトークン(Authenticity Token)を付与して検証する仕組みを持っています。この仕組みがデフォルトで有効になっているため深く考えなくてもセキュアな実装になる点は便利です。一方で、ユーザが普通にサービスを利用しているにもかかわらずトークンの検証に失敗する偽陽性も度々起こり面倒に感じている人も多いように思います。 Rails8.2以降は、そんなトークンの仕組みを使わずにCSRFを防げるようになりそうです。次のP…
はじめに これは「フィヨルドブートキャンプ Advent Calendar 2025」の15日目の記事です。fjord-calendar.jp昨日の記事は id:unikounio さんの「【Obsidian】Thinoで思考の整理を楽しもう」と、 id:hiroblogdesu さんの「フィヨルドブートキャンプに入会して丸2年が経ったのでモチベについて語らせてください」でした。今回はメンターである僕、伊藤淳一がふだんの業務で生成AIをどんなふうに使っているのかを紹介したいと思います。 また、記…
はじめに 全体像:どんなレイヤーに分けているか Baggageとコンテキストで「グローバルな値」を伝播する なぜ Baggage を使うのか Baggage に値を積む:WithTraceInfo Baggage から値を取り出す:SharedLogHandler slogctx.Handler:コンテキスト上の「ロガーバケット」から値を取り出す コンテキストに値を積む:WithLoggerValues slog Handler 側でバケットから値を取り出す logjson と json-ite…
はじめに 会議室で誰かが「戦略」と言った瞬間、空気が変わる。 みんなの背筋が伸びる。うなずきが深くなる。誰かがおもむろにホワイトボードの前に立ち、矢印を描き始める。私も「なるほど」という顔をしてみる。眉間にしわを寄せ、顎に手を当て、いかにも深く考えているふうを装う。会議室にいる全員が、突然「戦略を理解している側の人間」になる。 ただ、私は知っている。この部屋にいる何人かは、私と同じことを思っているはずだ。 「で、結局、何をするの?」 言えない。絶対に言えない。「戦略」という言葉が持つ重厚感に押し…
皆さまこんにちは。ぐるなびで主に会員系サービスのフロントエンド開発を担当している小松です。主務はフロントエンドですが、開発部内で組織間連携分科会という活動も行っており会長も務めています。他にも肩書が増えてしまいましたが…今回はその組織間連携分科会での取り組みについてご紹介したいと思います。 この分科会は、長年、開発部の中でエンジニアとディレクター・デザイナー間などで課題となっていたコミュニケーションの認識齟齬や組織をまたいだ連携に関する課題に取り組むため発足しました。実は現存する分科会の中でも長…
不思議なもので、ここ数年は12月になるとCRuby向けに大きめなパッチを書くことが続いています。 今年はparse.yが生成するノードを一気に置き換えるかなという気持ちになり、粛々と作業をしています。 parserの生成するノードを変更するということは、当然そのノードを扱うコンパイラ(ファイルでいうとcompile.c)も書き換える必要があります。 できればparserだけいじって生きていきたいんだけどなと思ったりもしますが、コンパイラはコンパイラでいじってみるといろいろ知らなかったことがあって…
はじめに こんにちは。インフラエンジニアの鈴木です。 この記事は、株式会社asken (あすけん) Advent Calendar 2025の12/12の記事です。 今回は「開発の手動構築を、AWS MCP ServerでサッとIaC管理へ移行する」方法を紹介します。 (ここでのIaC管理とは、インフラの構築や設定を手作業ではなくコードで自動化・管理することを指します。) スピードが求められる場面では、まず開発環境を手動で素早く構築することがあります。 しかし、ステージングや本番へ進める段階で、…
こんにちは、ザックです。フリーランスの Rails 開発者として、過去 2.5 年間アンドパッドで働いています。 アンドパッドでは、主にモノリシックアプリケーションの Rails アップグレードを担当しています。 Rails のアップグレードは、破壊的変更の早期検知、保守性の維持、将来的なコスト削減のために欠かせません。 古い挙動や monkey-patch を抱えたまま放置すると、アップグレードの難易度とリスクは急速に上がります。 そのためアンドパッドでは、変更を小さく保ち、安全に進めるための…
この記事は 食べログアドベントカレンダー2025 の11日目の記事です🎅🎄 こんにちは、食べログカンパニー 開発本部 インバウンド事業開発部所属の林です。昨年カカクコムに新卒入社し、今年で2年目を迎えました。 本記事では、インバウンド向け食べログアプリの新規開発プロジェクトについて、筆者の目線から経験談をお伝えします。実際のプロジェクトの進め方、苦労した点、学びになった点など、具体的なエピソードを交えながらお話しします。 目次 インバウンドアプリ開発の経緯 開発の流れ 開発序盤 開発中盤 デザイ…
こんにちは。カミナシで「カミナシ 従業員」の開発を行っている nilpoona です。 業務アプリケーションを作っていると、避けて通れないのが CSV インポート機能 です。 最初は「encoding/csv で読んでループ回せば実装できる」と考えて作り始めるのですが、仕様が複雑になるにつれて、以下のような課題に直面することがあります。 バリデーションとパース処理が混在し、エラーの発生箇所が追いづらい。 「文字コードが Shift_JIS だった」など多様なエンコーディングへの対応で、ビジネスロ…
これは Kyash Advent Calendar 2025 の6日目の記事です。 年の瀬ですね。今年は おかあさんといっしょファミリーコンサート に行ってきまして、ゆういちろうおにいさんの歌唱を生で見て感動したのが印象的でした。毎朝見慣れているうたのおにいさんおねえさん、たいそうのおにいさんおねえさんですが、ステージ上の彼らは煌びやかで、感動的でした。 ステージといえば、今年は Kyash TechTalk #8 - スポットマネー開発の裏側 という、弊社主催のイベントのスピーカーとして壇上に…
このエントリは はてなエンジニア Advent Calendar 2025 9日目の記事です。今日はid:ymseがお届けします。 3行まとめ HadolintのようなDockerfileリンターがDockerにも組み込まれている Hadolintのほうがルール自体は多い それぞれ一長一短ある 目次
Twitter の TL が騒がしいと思ったら NanoKVM 関連でゴタゴタ()があったらしいので私の見解をまとめます. 結論 危険と判断するには材料不足 状況整理 どうやら,いくつか記事が上がっているようなので見てみましょう.3 つピックアップしました. 記事①:中国製KVMにひっそりマイクが搭載されていることが判明、中国拠点のサーバーと通信している痕跡も|au Webポータル経済・ITニュース 記事②:中国製「NanoKVM」から隠しマイクが発見、中国のサーバーと密かに通信の可能性:格安リ…
これはPerl Advent Calendar 2025の八日目ぐらいの記事です。 たまたまカレンダーを見たら枠が空いていたので気まぐれの思いつきで書くことにしました。 師走八日の夜十時*1の時点で今日の枠が埋まってないので飛び入り参加です。 *1:僕にしてはマァマァ夜更かし
これは はてなエンジニア Advent Calendar 2025、10日目の記事です。 onishiアドベントカレンダー10日目でもあります。生成AIによるコーディングが大きく進化した2025年。普段は人事部長などをしているため、あまりコードを書かないのですが、ある程度自律的に開発をしてくれるAIはそういった人こそ便利に使えるのではないでしょうか。というわけで、「なるべくAIだけでどこまでできるか」をテーマにいくつか遊んだ様子をお届けします。動作環境を必要としない、ブラウザで動くゲームを題材に…
抱えていたいくつかの趣味プロジェクトが落ち着き、新たなおもちゃを探していたところ、BC-250というボードの存在を知る。 BC-250は暗号通貨マイニング用途で作られたコンピューターの廃棄品で、1万円台でアリエクやeBayで売られている。CPU/GPUにはPS5のAPUの選別落ちが使われていることが知られている。 普通のパソコンとは"ひと味もふた味も違う"このBC-250で何ができるか。また、ちょっと変わった使い方も追求してみたりもする記事をお送りしたい。
2025年12月3日、JavaScriptライブラリ Reactを開発するThe React Teamは、React Server Componentsに深刻な脆弱性が確認されたとして脆弱性情報を公開し、修正版への更新を案内しました。ここでは関連する情報をまとめます。 どんな脆弱性が確認されたの? React Server Function のFlightプロトコルにおいて、信頼できないデータのデシリアライズに関する脆弱性 が確認された。この脆弱性は認証不要でリモートから悪用が可能であり、リモー…
起動してから、指定された処理を「s秒ごと」のように固定間隔で実行し続ける、というワーカー的なプログラムを考える。 何も考慮しない場合 最も原始的には以下のように time.Ticker を使ってループし続ければ良い。 type Worker struct { interval time.Duration task func(context.Context) } func NewWorker(interval time.Duration, task func(context.Context)) *…
はじめに Goのエラー処理 Goのエラー処理に何かライブラリを利用していますか? この質問はGo 1.0のリリースから10年以上経つ今でも、日本のGoコミュニティでよくされる質問です。筆者(tenntenn)もよく他社の方からされます。 pkg/errorsやgolang.org/x/xerrorsがデファクトスタンダードだった頃と比べ、近年(2025年)はあまりデファクトスタンダードと呼べるライブラリが無いのが現状です。 また、言語仕様やerrorsパッケージについても徐々にアップデートされて…
2025年11月28日、証券口座の不正取引へ関与した容疑で不正アクセス禁止法違反と金融商品取引法違反の容疑で男二人が逮捕されました。ここでは関連する情報をまとめます。 取引記録から不審な証券口座を特定 警視庁などの合同捜査本部の捜査を受けて、逮捕されたのは中国籍の男二人(会社経営者と職業不詳)。容疑は不正アクセス禁止法違反と金融商品取引法違反(相場操縦)で、証券口座のっとりによる不正取引に関係した摘発は初めて。*1 男二人は他の人物と共謀し、2025年3月17日に不正に入手したIDなどを用いて1…