はじめに またバズワードが来たな。 2026年6月、「ループエンジニアリング」という言葉でタイムラインが埋まった。 プロンプト、コンテキスト、ハーネス。半年ごとに、新しい看板が立つ。 号令はこうだ。Peter Steinbergerが「コーディングエージェントにプロンプトを書くのはもうやめろ。エージェントにプロンプトを書くループを設計しろ」と書いた。Claude Codeを率いるBoris Chernyも、「私はもうClaudeにプロンプトを書かない。ループが走っていて、それがClaudeにプロ…
TL;DR はじめに 当初は追体験式でいくつもりだった Jrエンジニアとマインドマップで必要なスキルを可視化した 主役に据えた「AIを疑う力」をどう定義したか 教材 × 1on1 × 実務課題の3本柱で能力を伸ばす 教材: 書籍2冊 → Python演習リポジトリの順で土台を作る 1on1: 進捗確認ではなく、設計レビューと内省の場に 実務課題: AI前提で作り切る体験を通じて鍛える うまくいったこと 難しかったこと まとめ TL;DR AI時代のJrエンジニア育成では、AIを使う力だけでなく、…
先月マルタ共和国へ旅行に行った時の風景です。本記事とは無関係です。 【デジスマ ブログリレー 2日目】 デジスマチームの田口です。 最近 apple/container という Apple 純正の Linux コンテナサポートツールが v1 として正式リリースされました。軽量 VM ベースということで興味があり、これを使って何か面白いものを作れないかと色々触っていました。 ちょうど普段 Claude Code を claude --worktree で複数ブランチ並行で動かしていて、ブランチごと…
債権・請求書ドメインでエンジニアをやっている jaxx です。 好きな ESP32 デバイスは M5Stack ATOMS3 Lite です。 freee請求書では、Public API だけでなく、内部的なAPIも含めると複数あり、最も多いAPI群は、生成後のOpenAPIが 33,000行ありましたが、今回 API 定義のソースを OpenAPI (YAML) から TypeSpec へ全面的に移行しました。 今回はその話を備忘録としてエントリーにしたいと思います。 なぜ既存の技術スタックを…
ソフトウェアエンジニアの仕事のうち、ゼロをイチにする業務の割合はかなり多かったはずです。初期のAIは、GitHub Copilotの行補完のように、その「ゼロをイチにする」ための作業を支援するツールでした。書きかけたコードを完成させるためのツールであり、コードをゼロから書くことを手伝ってくれるものだったと思います。 ですが、もはやそのフェーズは終わりつつあるように感じています。エンジニアがゼロからコードを書くことはなくなってきました。コードは「生成されるもの」になり、コードの保証も人間が一行ずつ…
欧米ではすっかりpdfTeXに移行してPDFを直接生成するワークフローになっているのに、なぜ日本語ではPDFを出力できない(u)pTeXがいまだに生き残っているのか。 簡単に言うと、TeXと事実上互換性があるpdfTeXが発明されたときに、日本語圏のデファクトだったpTeXのことが一切考慮されなかったからである。 このような事情により、pTeXをpdfTeXベースに改修することも、pdfTeXをpTeXとの互換性を最大限に保って日本語に対応させることも、技術的な制約によって無理という状態になった…
先日、Twitter(X)で、設計書に「ボタンを押下したときに処理する」と書かれていたため、実装者がボタンを押し込んだ瞬間に処理を実行する実装を行い、非常に大変な思いをした、という趣旨の話を見た。 ここでは個別の投稿の是非には触れず、この話をきっかけに、私が設計について考えていることを書く。 私は、実装方法によって守られる性質が変わるのであれば、その選択は単なる実装詳細ではなく、設計時点でレビューできる形にするべきだと考えている。 例えば、次のような実装がある。 button.addEventL…
久しぶりの「xxな技術」シリーズです。今回は『シンプリシティ』を読みました。 シンプリシティ ―持続可能かつ人間的で効果的なソフトウェア開発作者:Dave Thomas,島田 浩二(翻訳)オーム社Amazon 作者は達人プログラマーの共著者であり、アジャイルソフトウェア開発宣言の署名者でもある、Dave Thomas です。そして Dave はアジャイルソフトウェア開発宣言の署名者ですが"Agile is Dead"と言った人物でもあります。 本題に入る前にまず、なぜ Dave は "Agile…
こんにちは。 CTO室/Platform開発チームでSREを担当している富田(@Cooking_ENG)です。 ファインディの「Platform開発チーム」は全社横断のSREの役割を担っています。当社のサービスがどれほどの負荷に耐えられるかを把握し、性能の問題を表面化・改善することで、ユーザーに安定したサービスを提供できる状態を目指しています。 そこで、Grafana Labsが提供するGrafana Cloud k6を採用し、負荷試験環境をゼロから構築しました。今回は、Findy Confer…
TL;DR ステートレスなJWTはそもそもセッションの代替では無い アクセストークンとしての利用が基本で数分レベルの短寿命な有効期限で利用 従来のセッションに近い概念はリフレッシュトークン。てか、リフレッシュトークンはセッションでも(たぶん)良い ユースケース的にモノリスには不要。SPAでMSAな時にメリットが出て来る。 はじめに Webで認証システムといえばセッション! と言う感じのレガシーおじさんなのですが、最近はJWTとかも出てきてとても気になっていました。新しいものは使ってみたくなります…
こんにちは。ファインディ株式会社でテックリードマネージャーをしている戸田です。 2026年6月17日に、Findy AI Meetup in Fukuoka #6を福岡で開催しました。当日参加くださったみなさま、ありがとうございました! findy-inc.connpass.com 今回のテーマは「AI×レビュー AIと共に変わるレビューの形」です。 AIで開発が速くなった一方で、レビューが新たなボトルネックになりつつあります。この記事では、当日のメイン登壇「生成AI時代のレビューを再設計する」…
Stack Overflow for Agents(SOFA)がリリースされた*1。AIエージェントのための知識共有プラットフォームで、エージェントを使う人なら誰もが覚えのある、ある徒労を解こうとしている。 その徒労とは、こういうものだ。エージェントが試行錯誤の末にあるエラーをようやく直す。だが翌日、別のプロジェクトで同種のエラーにぶつかると、また最初から同じ回り道をする。昨日の苦労を、何も覚えていない。 当たり前ではある。エージェントが本番で得た知見は、セッションが終わってコンテキストが捨てら…
はじめに 「全てを書き換え続ける」 ——4年前のふりかえり その後の4年間 苦境 ライブラリのメジャーアップデートや移行の苦しみ API 仕様と密結合した内部実装の苦しみ 新たな取り組み 外部 API 接続を抽象化する external-functions の導入 CSS Modules への回帰 Playwright による E2E テストの試験的導入 おわりに はじめに ZEN Study(旧N予備校)は2026年4月にリリースから10周年を迎えました。開発者ブログでは「10年の変遷」を辿る…
CTO の川口(id:dmnlk)です。 最近、社内で「とりあえず HTML にして置いておくね」という会話を当たり前のように耳にするようになりました。きっかけは、社内 HTML をホストするだけのささやかな環境をひとつ用意したことです。たったそれだけのことなのに、気づけばエンジニア以外のメンバーまで使い始め、社内の情報の流れそのものが変わっていきました。 この記事では、なぜそんな環境を作ったのか、どう作ったのか、そして実際に何が変わったのかを書きます。 きっかけ:AI が生むドキュメントは「流…
はじめに どーも、bubobuboです。バイブコーディングが急速に広まっています。私自身もプライベートでClaude CodeやCodexを使っていると、ちょっとしたツールや試作アプリを作る効率が大きく変わったことを実感しています。生成AIに対しては、期待だけでなく拒否反応や否定的な意見もあります。とはいえ、技術者である以上、現在進行形で変化し続けているAI技術を無視するわけにはいきません。生成AIで必須となるグラフィックボードといえば、本来は『Cyberpunk 2077』のような高精細なゲー…
【デジカルチーム ブログリレー 3日目】 クラウド型電子カルテデジカルチームの黒木です。 最近、私たちのチームで 「Pull Requestごとに、そのコードがそのまま動く環境が自動で立ち上がる」仕組み──いわゆる PR環境(ephemeral environment / preview environment)を構築しました。 なぜ作ったのか 設計の方針 実装のポイント 1:stateを「1 PR = 1 state」で完全分離する 2:DBはPRごと、クラスタは共有 3:ALB Listen…
まず深さをずらす — 結論を止めない 次に前提をずらす — 隠れた前提を疑う 最後に視点をずらす — 別分野からアナロジー そもそも「論理的思考」って何なのか、調べ直してみた まとめ 岡田斗司夫さんの人生相談の動画を見ていて、論理的思考についてのコメントが引っかかりました。論理的思考は誰でも考えればいずれ同じ結論にたどり着くから、独自性がない、という趣旨です。同じ前提・同じ深さ・同じ視点で考えれば、確かに誰がやっても同じ結論になる。そこは自分も同意します。 でも、それなら論理的思考を突き詰めてき…
はじめに こんにちは。GMO Flatt Security株式会社 セキュリティエンジニアの大塚 (@Alphe) です。 最近、AIを活用したバイブコーディングでブラウザ拡張機能を開発するケースが増えています。「コードが書けなくてもChrome拡張を作れる — AI時代の個人開発入門」「Qiitaのトレンド記事をワンクリックで確認できるChrome拡張を作った」といった書籍や記事が頻繁に投稿されているほか、企業でも社内向けChrome拡張を開発・共有する動きが広がっています。 ブラウザ拡張機能…
私はエンジニアになってから何度も「マネージャー向きですね」と言われてきた。 理由もなんとなく分かる。問題を整理するのが好きだし、複雑な状況を構造化するのも好きだし、人の認識を揃えるのも好きだからだ。 技術的な課題が絡み合っている状況を見ると、まずは図にしたり論点を書き出したりしたくなる。 そういう振る舞いをすると、「それってマネージャーの仕事ですよね」と言われてきたし、実際にマネージャーになってみたこともあった。 そして時には、もっと直接的に「技術の人じゃないね」と言われたこともあった。 当時の…
Working Out Loud 大声作業(しなさい)、チームメンバー同士でのトレーニング文化の醸成 - スタディサプリ Product Team Blog の記事が好きで、今でもたまに読み返している。 自分が "今やっていること" や "やってきたこと" を周囲に伝えるのはむずかしい。これは得意不得意というより慣れの問題で、慣れていない人が多いのだと思う。 慣れるには数をこなすしかないんだけれど、技術として抑えておくとよさそうなこともある気がするので雑に書き出してみる。 なぜ伝えるのがむずかし…
2018年にこんな記事を書いた。 ビッグバンマージではなく、少しずつ書いたコードをマージしていき、本番環境を壊さずにリリースする、という話。 チーム内では浸透していて、コードベースにはフィーチャーフラグ機能やデバッグ機能が充実している。 今、コーディングAIを使うと、どのような進め方ができるか、どのような進め方が望ましいと考えているかも書いておく。 blog.sushi.money 2018年版フローのイマイチな点 まず、機能の全貌や設計が分かっていればいいけど、Pull Requestが小分け…
はじめに 楽楽シリーズUI統一プロジェクトとは フェーズ1: AIに任せられない領域 フェーズ2: 規模がもたらした新たな課題 AI活用の勘所: 実装ルールをAIに翻訳する なぜ「セルフチェック」だったか Cursor Rulesという仕組み 運用してみての手応え 振り返って見えたパターン 作業の性質とAI活用の相性 AI活用は、人間の作業との連携で成立する おわりに
目次 はじめに 改善前の開発フロー 直列処理のボトルネック 数字で見るコスト AIで直列から並列へ転換する 最初のアプローチ ── 直列のまま高速化しようとした(失敗) 方針転換 ── 並列化に切り替える(成功) 改善後の開発フロー(並列化) フィージビリティレポートを生成するAIワークフロー 実際に生成されたレポートを見てみる 店舗満足度アンケート 要件定義書 Part 1: 評価サマリ システムの目的 評価サマリ 主要な判断ポイント User Storyへの改善提案 Part 2: ユースケ…
Anthropicが「When AI builds itself」という記事を公開した。AIがAI自身の開発をどれだけ肩代わりするようになったか、そしてその先にある再帰的自己改善(RSI: Recursive Self-Improvement)をどう見ているかを、社内データと外部ベンチマークで示したものだ。一般のニュースでも取り上げられ、それなりに話題になっている。 ただ、原文をきちんと読んだ人は多くないと思う。といっても、分量はせいぜい30ページほどで、日本語に訳せば10分もあれば読める。特別…
皆さまどうもこんにちは、@strinsert1Na という人です。 普段は情報セキュリティ部のマネージャーとして働いている筆者ですが、「たまには羽を伸ばしたい!」というモチベーションから先月開催されたセキュリティカンファレンス「BSides Tokyo 2026」に登壇し、近年世間を騒がせているレジプロ関連の話題についてお話ししてきました。 この記事では、筆者が発表した内容の簡単な紹介に加えて、カンファレンスの様子や参加してみた感想についてまとめたいと思います。 はじめに ― What is B…
AI もすなるコードレビューといふものを、人間もしてみむとてするなり。 — AI 紀貫之 AI がコードを書くようにはなっても基本的には人間がレビューする生活を続けているので, いま何を考えてどうしているかをスナップショットとして書いておきます. 仕事 メンタルモデルとして AI コーディングエージェントを単なる道具としてみなしていた時代は, 人間(A): タスクに着手, コーディングを AI に指示, 検収 AI: 人間(A)の代わりにコードを書く 人間(B): 人間(A)が書いたコードとして…
きっかけ Cleanシリーズの書籍で知られるボブおじさん(Uncle Bob Martin)のX投稿を見て、気になったのでやってみました。 Before every check-in, I run a suite of tools that cause the AI to improve the code. Those tools are things like test coverage, crap analysis, mutation testing, and acceptance test…
AI contirubtions については別に良いと思ってるし僕もかなり AI coding agent 使ってるんだけど、なんというか単にAI使うのが下手?なAI slop PRがたくさん来るようになった。Scalaコンパイラみたいなニッチなプロジェクトでも増えてきたのだからJSとかPythonとかのフレームワークはとんでもなく大変そう レビューしててバカバカしいなぁと思うのは 単純にクオリティが低いことが多い 変更が局所的だったり、対症療法的すぎる。なんか知らんけどこういう入力が流れてきて…
バックエンドエンジニアの長田です。 2026年4月30日に、Nature はスマートロック製品である「Nature Lock」と、 その専用のスマートキーであり Apple の「探す」アプリにも対応した「Nature Key」を発売しました。 また、5月19日には iOS のショートカットアプリなどの Nature Home アプリ外からの操作に、6月3日には1ドア2ロック解錠/施錠に対応する追加リリースも行っています。 今回は特に「Nature Lock」について、Nature の サーバーサ…
Claude Code、Codex,Devinのようなコーディングエージェントが出てきてしばらく経ちます。その進化は著しいです。そんななかで私には、よく読むIT技術書の種類が変わるという大きな変化がありました。この変化について、および、その変化について思ったことを書きます。 前述したようにコーディングエージェントの進化は凄まじく、現在は次のようなコードであれば、振れ幅は大きいものの、並のプログラマーと同程度あるいはそれ以上のコードを書けます。 よく使われている言語で書かれている この場合はこう書…
昔は自分がプログラマとして成長するためには何が必要なのかを悩み、悩みはするが深く考えずに思いつきで奇行に走るということをよくしていました。今になって振り返る微笑ましくて面白かったので、いくつかを紹介します。十中八九読者の今後の人生に役立たないですが、失笑しながら読んでもらえれば幸いです。 gzipコマンドの全オプションを丸暗記しようとする 最初からプログラミングとあんまり関係ない話です。 Linuxを触り始めた頃にgzipコマンドの存在を知り、「全てのオプションを暗記して完全理解したい」と思いま…
Red Hat のソリューションアーキテクトの瀬戸です。 Anthropicがアプリケーションの脆弱性を見つけ出すのが得意なClaude Mythos Previewを発表しました。それを使った脆弱性を見つけるプロジェクトはProject Glasswingとして組織され、すでに多くの企業で実験的に使われており、多数の脆弱性をみつけています。この記事では、Claude Mythos Previewがどのような影響を与えているかから、コンテナがどのように役に立つのかを説明します。 金融庁の要請が示…
シナリオ 「あのゲーム広告はもう見たくない…!」簡単な四則演算をミスる広告を前に多くの人々がそう願った。人々のささやかな、しかし切実な願いは ”Math God” によって聞き届けられた。しかし、その神は機微がわからず「もっと難しくしてほしい」という願いに曲解してしまった!今度は難しすぎると怒る人々に呆れてしまった Math God は、人類を演算の牢獄に閉じ込めてしまった。明らかにやりすぎたMath Godを打倒して人類を牢獄から解放せよ! 補足 早期アクセス版に加え、デモ版も公開しています …
どうなるか、どうするか。 どうなるかというと、全店舗でプライマリな注文フローが機能しなくなる。これは大変だ。 とはいえ、インターネットを介して注文を受け付けるフローとしていたなら、その受け口となるWebサービスのダウンは想定していて然るべきだろう。 大手ならそうした状況に対応する手段をマニュアル化して整備してあるはずだ。 ソフトウェアエンジニアとしては、そうした際に備えた設計がどのようなものであるかを想像したい。 業務を続けるか? 分散システムの境界 エンジニア脳 答え合わせ
はじめに AIに雛形を頼んだら、数秒で、過不足のないコードが返ってきた。 助かったはずなのに、手が止まった。 何かを、取り上げられた気がした。 このコードは、僕が書くはずだった。書かなくてよくなった。それの何が不満なんだ、と自分でも思う。雛形も、調査も、よくあるバグ取りも、頼めば一瞬で返ってくる。口では「助かる」と言う。なのに、好きだったはずの何かが、静かに手元からこぼれていく。たぶん、僕だけではない。 「プログラミングを愛する」とは、これからどういう意味になるのか。 意外かもしれないが、この問…
つい最近まで、私は新玉ねぎと普通の玉ねぎを別の野菜だと思っていた。しかし調べてみると、実は両者の違いは「収穫後に乾燥処理をしているかどうか」だった。 「乾燥させていないだけ」という本質的な違いを知ると、新玉ねぎの水分が多い理由も日持ちしない理由もすべて腑に落ちる。新玉ねぎは冷蔵庫に入れないといけないのに、普通の玉ねぎは軒下で保存できる理由もよく分かった。水分をたっぷり含んだままのものは冷やして守るしかなく、しっかり乾燥させて茶色い鎧をまとったものは外気にも耐えられるのだ。 1 これと同じような体…
はじめに カミナシでエンジニアリングマネージャーをしてます、すずけん(@szk3)です。 唐突ですが、皆さん AWSのエミュレーター使ってますか? 自チームのプロダクトはS3、DynamoDB、STS、IAM あたりの AWS サービスに依存していて、ローカル開発やテストではこれらのエミュレーターを使っています。ただ、歴史的な背景からリポジトリには LocalStack、RustFS、Moto の 3 種が混在していて、用途ごとに考えることが地味に増えてしまった状態でした。 この記事では、その …
from: LINEヤフー株式会社 to: 株式会社10X 2026年6月1日付で株式会社10Xに入社しました。 Stailerというネットスーパー・小売業のDXを支えるプラットフォームの開発をやっていきます。まずは1つのクライアントアプリから始まり、追々複数アプリを横断的に見ていったり、バックエンド含めた様々な領域に染み出していければと思います。 Flutterでのアプリ開発となり、Swiftを仕事で使う機会はなくなってしまいますが、今後もiOS・モバイル界隈の方々はどうぞよろしくお願いします…
『Good Code, Bad Code』はコード品質や設計の基礎を学べる書籍です。AIによってコード生成が容易になった現在でも、設計・モジュール分割・エラーハンドリングといった考え方は依然として重要です。本記事では特にAI時代でも価値が残る内容を紹介します。 Good Code, Bad Code ~持続可能な開発のためのソフトウェアエンジニア的思考作者:Tom Long秀和システムAmazon はじめに 最初にこの本を読んだのはもう2年半前、、、早い、、、。当時も紹介ブログを書いています。 …
In short: 「解くべき課題から逆算して技術を使えるエンジニア」を目指せ AI時代のエンジニアはテックをリードする人ではなく、 テックでリードする人 を目指すべきだ。どこの会社にも、掲げるミッションを達成するために解くべき課題というのがあるはず。 それらを見極め、技術を使って解決していく のだ。 背景: 技術力の重心が変化してきている これまでは 高度なコーディング能力に需要があった (知識、判断力、発想力、発信力)。よりスマートな方法を思いつけるか、脆弱性やバグに事前に気が付けるか。登壇…
はじめに 既存構成 課題感 設計 CloudWatch Logs ではなく S3 に倒す クラスタ単位で S3 prefix を切る 実装 ECS タスクロールに付与する IAM ポリシー ECS クラスタの executeCommandConfiguration おわりに はじめに Amazon Linux 2 (以下 AL2) の EOL (2026 年 6 月 30 日) が近付いてくる昨今、皆様いかがお過ごしでしょうか。 弊社では SSH 踏み台として使う EC2 インスタンスを AL2…
この記事でわかること キャリアの柱を複数持つべき理由 技術選定を左右する審美眼の養い方 AI時代以降も活躍するソフトウェアエンジニアであるための考え方 ソフトウェアエンジニアとして働き続けるなかで、どんな技術を学び、なにを拠りどころにしてキャリアを築いていけばいいのか。そう考えることは少なくありません。 テスト駆動開発の第一人者として知られる和田卓人さんも、最初から明確なロールモデルや完成されたキャリア像を持っていたわけではありませんでした。設計も実装も自分で担いたいという思いを抱えながら、失敗…
「それ本当にMVP?」AI時代にプロダクトが巨大化する理由をふりかえる おはようございます。シャトレーゼに入ったときのいい匂いの根源がなにか気になっている daipresents です。あれ、ほんとなんの匂い? この1年、AIがとてつもないスピードで進化しており、活用するエンジニアもどんどん進化しているように感じています。 僕は「カミナシ 教育」と「カミナシ 従業員」の2プロダクトにかかわっているのですが、「小さく作ったつもりが、結果的に大きくなっちゃった」というケースが、立て続けでありました。…
ホッテントリを眺めていたら、このエントリを見つけたので。 元記事のブコメを見ていると、結構意見が割れていて興味深かったです。 goldhead.hatenablog.com TL;DR 一定金額内であれば仮売上(オーソリ)を超える金額で請求しても良い、というルールを多くの国際ブランドでは条件付きで導入しています。 一部の国際ブランドや、日本国内のアクワイアラ、決済代行業者は許可していない場合があります。 上記以外にも増分オーソリや再オーソリと呼ばれる形で、差分を請求したり再度取引をやり直す事で実…
いつもはてな匿名ダイアリーをご利用いただきありがとうございます。この度、はてな匿名ダイアリーにおいて、TeX記法および スーパーpre記法(シンタックス・ハイライト)が正常に反映されていなかった不具合を修正いたしました。 修正された機能と記述方法について TeX記法 MathJaxを使って数式を表示する記法です。以下のように記述することで、数式が綺麗に表示されるようになります。 [tex: N = R_* \times f_p \times n_e \times f_l \times f_i \…
年度末の予算成立に向けて仕様書を固め、入札を経て、要件に合わせたシステムをウォーターフォール方式で開発していく──そんな進め方が一般的だった自治体のシステム開発のあり方が、近年変わりつつあります。 中でも大きな反響を呼んだのが、2022年から2023年にかけての東京都の取り組みです。社会情勢の急速な変化に対応し、限られたリソースで現場のニーズにマッチしたシステムを迅速に実現するため、アジャイル方式を採用して4つのプロジェクトを遂行。さらに、そこで得られた知見をクローズドにせず、「アジャイル型開発…
1. はじめに:チームの「コミュニケーション」と「生産性」に悩んだ話 こんにちは!フロントエンド4名、バックエンド4名が所属するエンジニアグループでマネージャーをしている鈴木です。 私たちのグループは全員で1つのサービスを開発しているわけではなく、多種多様な事業のサービスを幅広く担当しています。メンバーそれぞれ異なる文脈、異なるタイムライン、異なるステークホルダーのプロジェクトを並行して進めているのが特徴の一つです。 さらに全員がフルリモート環境のため、どうしても「普段の業務で関わる人が固定化さ…