トピック一覧

技術

AIネイティブ時代のプロダクト設計〜なぜ「完璧な仕様」は機能しなくなったのか

ここ数年、AIがプロダクトを大きく変えると感じ、従来と何が違うのかが気になってきた。投資家としても海外を含むスタートアップやプロダクトを見る機会が増える中で、AIを前提に設計されたプロダクトには、従来とは明らかに異なる成功パターンがあるように感じている。 それは、AIが中心となるプロダクトの設計には、「完璧な仕様」を追い求める従来の手法とは異なる、新しい姿勢が求められているということではないか。プロダクトを完成させるのではなく、変化し続ける前提で設計するという姿勢だ。 たとえば、AIコードエディ…

AIはソフトウェアエンジニアの仕事を変容させる: 『バイブコーディングを超えて』

時間ある時に読もうと思っていた『Beyond Vibe Coding』ですが、結局時間ある時というのは来なくて、翻訳が出たのを知ったのでついに読みました。結局母国語で読んだら数倍のスピードで読めるのでROIは悪くなさそうなんですが、一方でこの1年くらい私がウンウンと考えていた問題がすでに言語化されていることを知り、もっと早く読んでおけばよかったとも思いました。やはりAI関連の書籍は今は原文で読む時間をまとめて取るべき、という結論になりました。 バイブコーディングを超えて ―AI時代を生き抜く開発…

AIによってプログラマの仕事が増え始めている

どうやら、中小企業で今までなら予算の関係でシステム化を見送っていたところが、AIコーディングを使うプログラマに発注すると手ごろな金額で実現できるということで、仕事の量が増えてるらしい。 もちろん単価は低いわけだけど、裾野が広がれば上も伸びるはず。予算があるところも、今までその予算では実現できなかったものが可能になってシステム化が増えるということもありそう。 自分の個人的にも、いままで時間がかかって面倒そうなので二の足を踏んでいたものが思いついたらすぐ作れるようになって、結果的に自分でコードを書く…

ほぼ同一のテンプレ説明文を用いてたAIを利用した政治系動画チャンネルについてのメモ

先日書いた記事で嘘デタラメな政治動画をアップするyoutubeチャンネルの「目本の未来を皆る」についての記事を書いた。その際に次の様なチャンネルの説明文のスクショを挙げたのだが、それ関連での追加記事というか、そんな感じのものをここにメモしておく。まずこういったAIを活用して特定ジャンルを粗製乱造するチャンネルの説明文は当たり障りのない文章が羅列されており、ある種のテンプレの様なものが書かれているのだが、例にもれず「目本の未来を皆る」もそんな感じの説明文が記述されていた。 目本の未来を皆るようこそ…

Let's EncryptでIPアドレス証明書を発行できるようになったので試した

Let's Encryptが6日間のShort-Lived証明書のサポートを発表しました。それに合わせて、IPアドレス証明書の発行もサポートされました。 「6-day and IP Address Certificates are Generally Available」http://1.1.1.1 が実際にIPアドレス証明書を使ってたり、一部の用途でIPアドレス証明書のユースケースもあるので試してみる。 cerbotで発行 certbotも --ip-adress オプションをサポートした (…

プログラミングからソフトウェアエンジニアリングへ

これは「モダン・ソフトウェアエンジニアリング」の第1章のタイトルで「ソフトウェアエンジニアリングはプログラミングをはるかに超えた存在である」という言葉から始まっています。 そして、いま明確にその変化があらわれていると思います。 モダン・ソフトウェアエンジニアリング作者:Ivar Jacobson,Harold “Bud" Lawson,Pan-Wei Ng,Paul E. McMahon,Michael Goedicke翔泳社Amazon その続きに書かれているとおり「小さなプログラムを開発する…

プログラミングが好きな人こそ今の時代、プログラマーになる方がいいと思う。- 「プログラミングが好きな人は、もうIT業界に来るな。」を読んで

はじめに AIにリサーチをさせていた。結果が返ってくるまで数分かかる。待っている間、Xを開いた。 流れてきたタイトルに、手が止まった。「プログラミングが好きな人は、もうIT業界に来るな。」 note.com リサーチは終わっていた。結果を確認しないまま、記事を読んでいた。小学生の頃から黒い画面に向かい続けてきたエンジニアが、生成AIの登場によって「自分の手で作る喜び」を奪われつつあると語っていた。「心の中で何かが音を立てて崩れる」という表現があった。 共感したのか、と聞かれると困る。共感しなかっ…

AI時代になぜ人が学ぶのか

来週、学生たちに向けて『AI時代に学ぶ意味』というテーマで講演を行う予定で、その要点をここにまとめておく。 AI時代に学ぶ意味 概ね、理由は以下のとおり。 良い質問をするために知識が必要 AIの出力を評価する 抽象的なアドバイスを活用する これらを実行するためには、一定の知識とスキルが必要である。 スキルを身につけるためには基礎知識があるうえで経験が必要であり、そのサイクルがまさに学びなのである。 そのため、AIが普及したとしても、人が学ぶことの重要性は変わらない。 その前提を踏まえたうえで、各…

SmartHRのQAエンジニア歴4年で見えてきた「QAエンジニアの役割」

こんにちは、SmartHRのwattunです。 私は2022年1月にQAエンジニアとして入社し、2024年4月からはQAエンジニアとプロダクトオーナーを兼務してきました。そして2026年1月から、プロダクトマネジメント本部で新しいチャレンジをすることになりました。 入社時点では、「QAエンジニアの役割は品質を守ることだ」と考えていました。しかし、この4年間で、「QAエンジニアの責務」についての見え方は大きく変わりました。品質を守るという役割を超えて、「組織がどう判断し、どう進むか」を支える役割と…

k6による負荷テストの基本と実践

はじめに 私は2018年からk6を負荷テストで利用しており、当時は公式ドキュメントへのコントリビュートも行っていました。当時の活動については、以下のブログ記事に記載しています。 tech-blog.optim.co.jp k6は、2025年5月に1.0がリリースされ、ネイティブTypescriptサポートやセマンティックバージョニングへの準拠など大きなアップデートがありました。そこで、最新状況を把握し知識をアップデートするために、改めてk6の基本から発展的な使い方までまとめ直すことにしました。 …

Ruby公式サイトのリニューアルのディレクションの裏側

こんにちは、hsbt です。昨年末に宣言していた通りゼンレスゾーンゼロと鳴潮をプレイしながら年末年始を過ごして、今度は原神のアップデートを待ちながら暮らしています。 さて、2025年12月21日、Rubyはリリース30周年という大きな節目を迎えました。この記念すべき日に合わせて、Ruby公式サイトを全面リニューアルしました。 www.ruby-lang.org www.ruby-lang.org 2006年の Radiant CMS採用、2013年に Ruby 誕生 20周年のデザインリニューア…

開発環境現状確認2026

開発環境現状確認(2026年) - Don't Repeat Yourselfという記事を見かけたので僕も書いてみることにする。 Terminalエミュレータ WezTermとGhostty(ほぼWezTerm) 2つを併用しているが、基本はほとんどWezTerm。Ghosttyも使えるように設定しているが、以前のバージョンは仕事の環境で使っていたところクラッシュが頻発したので、結局WezTermを使う運用になっている。Appleプラットフォーム的にはGhosttyの方がネイティブUIに近くて良…

AIを真のチームメイトにするコンテキストエンジニアリング

生成AI研究開発チームのainoyaです。 生成AIを活用したコーディングが当たり前の日常になってきた昨今ですが、その強大な力と引き換えに、開発の現場に影を落とす課題も増えてきました。 これまでは考えられなかった速度でコードが生成される一方で、それを受け止める人間の側には「レビュー疲れ」という弊害が生じています。コーディングの速度が上がった結果、人によるレビューの負荷が過剰になりつつあるのです。また、AIが生成するコードの質も無視できない問題です。仕様を満たし動作はするものの、あくまで「その場し…

Amazon Bedrock AgentCore で A2Aマルチエージェントを構成する

こんにちは、丸山です。 最近、AgentCoreを利用する仕事が増え、日々いろいろな利用方法を調べています。 さて、AgentCoreは、2025年7月にプレビュー公開されて以降、10月には一般提供開始(GatewayのMCP対応/Memoryの長期記憶対応など)、12月にはさらに機能追加がされ(Evaluations/Policy)、あっという間にアップデートされていきますね。 さて今回は、AgentCore Runtime が対応している A2A(Agent2Agent)プロトコルに注目しま…

マウスの戻るボタンでページ遷移してしまう原因を追ったら Google Tag Manager に行き着いた

Web フロントセクションの星野と申します。ドワンゴの教育事業には 1 年ほど前から参画しております。 数ヶ月前に「マウスの戻る・進むボタンをリンクの上で使用するとナビゲーションが起きてしまう」という事象の調査をおこないました。 本記事では調査の結果、わかった原因と解決方法、および調査の内容についてまとめてみました。 何が起こっていたのか Web 版 ZEN Study をご利用いただいている方から以下のようなお問い合わせをいただきました。 マウスの戻る・進むボタンをリンクの上で使用すると、戻る…

数GBのLLM用モデルを、LambdaでLinuxシステムコールを駆使して本番水準で動かす

はじめに お疲れ様です。2357giです。先日のre:Inventで参加したセッション「Build high-performance inference APIs with Lambda SnapStart」にて、「数GB級のLocal LLMをサーバレスで、本番環境の要求水準で動かす」方法を学んできました。 (その際のセッション形式が「チョークトーク」というもので、めちゃめちゃ良い体験だったのですがその話はこちら ) llama.cppなどの比較的軽量なLLM(1GB~5GB)や、それらと同程…

Emacs 設定を公開した話と AI 雑感

Emacs の設定 Emacs の話。 インターネットで参照できる DDSKK や lookup設定が少ないないことが気になってたんだけど、自分の汚い設定を公開するのはちょっとなというのと、README.md 作ったり公開する手順を調べるのが面倒くさいというのがあって放置してた。それをやった。 github.com skk-lookup + EPWING、skk-bayesian、Dvorak という構成で使いたい人には役立つが、そんな奴がこの世に何人いるのかということもあって、公益性があるのか…

#RSGT2026 で「QAフローを最適化し、品質水準を満たしながらリリースまでの期間を最短化する」という発表をしました

RSGT2026に参加して発表してきました。スクラム系のイベント初参加・初発表・かなり大きなホールでの発表ということで緊張した〜。 発表資料はこちら。QAフローの最適化とタイトルに入っていますが、QAチームの立場からというより、開発チームのソフトウェアエンジニアの立場から開発フローを改善していく話です。 speakerdeck.com 資料を作っていて、「うーん自分は結局この発表で何が伝えたいんだろう?」と迷っていたのですが、作っていく中で言語化できたように思います。それは今回のフロー変更がうま…

Tailwind CSSの騒動から考える、生成AIがOSSビジネスを壊す瞬間

Tailwind CSSの騒動 Tailwindのビジネスモデル 問題の本質は収益化の導線が死んだこと これはTailwind固有の話なのか? /llms.txt が突きつけるジレンマ OSSを使う側として じゃあどうするのか Tailwindの騒動は、前兆に過ぎないかもしれない Tailwind CSSの騒動 Xでも投稿したがTailwind CSSがなかなか大変なことになっている。 Tailwind大変なことになってるな。公式ドキュメントをAIフレンドリーにするためのPRを作られたんだけど、…

続・AIのためのオンボーディングドキュメントを整備する (2026年1月版)

スマートバンク新春エンジニア駅伝2026も第五区に差し掛かりました*1。 昨日の id:minisera によるクレジットカード番号の混入を防ぐ技術 - inSmartBank はまさにカード決済に携われるエンジニアリングならではの記事でした。打って変わって本記事はSoftware Engineer / Engineering Managerの id:ohbarye が旬と思しきAIトピックをお届けします。 去る2025年3月、弊社が公開した『AIのためのオンボーディングドキュメントを整備する』…

クレジットカード番号の混入を防ぐ技術

あけましておめでとうございます! 駅伝企画 第四区走者の みにせら (minisera) です。 普段は顧客体験チーム(CRE)でサーバーサイドエンジニアをやっています。 上ちょ(@psnzbss) から受け取ったタスキを持って走り抜けます!よろしければ前記事もどうぞ。 blog.smartbank.co.jp この記事ではクレジットカード番号(PAN: Primary Account Number)がシステム内に紛れ込むのを検出・防止する仕組みについてお話しします。「カード番号っぽい文字列」を…

AI時代に今からITエンジニアを目指す若者にオススメする10冊の本 2026年版

はじめに AIは、あなたが聞いたことにしか答えない。 聞かなかったことは、永遠に教えてくれない。あなたが何を知らないのか、AIは知らない。 2026年だ。AIに聞けば何でも教えてくれる。コードを書いてもらい、設計を相談し、ドキュメントを要約させる。便利だ。では、なぜ本を読むのか。300ページもある本を、最初から最後まで読む必要があるのか。 本は違う。本は、聞いていないことを語りかけてくる。知らなかった世界を見せてくる。持っていなかった問いを、手渡してくる。「そんなこと、考えたこともなかった」。そ…

「顧客視点」だけではビジネスにならない、という話 - エンジニアが「ビジネスを意識する」とは何か -

はじめに 「顧客視点は“必要条件”であって“十分条件”ではない」 よくビジネスサイドから「エンジニアもビジネスを意識しろ」なんて言われることがあるだろう。エンジニアの間でも「ビジネスがわかるエンジニアにならなきゃ」という会話はよく耳にする。Xなんかでもよく目にする。 でも、そこで語られている「ビジネスを意識する」の中身が、どうも自分にはしっくりこないことが多い。今回は、エンジニアがビジネスを意識するとは結局どういうことなのか、自分なりの考えを整理して書いていく。いわゆる、ポエムだ。これ以降でエン…

「分かりやすい文章」を言語化してみた

生成AIの進化によって、誰でも文章や説明資料を簡単に作れる時代になりました。 しかし、設計書やプレゼン資料など、読み手に何かを伝えるアウトプットでは、構成や文脈への配慮が欠かせません。 私自身、エンジニアとして日々、文字によるアウトプットを行う中で、「伝わる文章」を意識しています。このブログでは、日本語的な文法の話というよりかは、ドキュメントとしての文章設計のポイントを実体験を交えて考察していきます。 また、各セクションでは「こうすると伝わりづらくなる」というアンチパターンも紹介しています。実際…

スキマ時間にスマホで開発できる時代が来た。Claude Code + Opus 4.5で年末年始に旅行しながら初めてのゲーム開発をした話

全くゲーム開発をしたことがない私が、たった11日間、スキマ時間にほぼスマホから指示を出しただけで、ゲームを作ることができた。 そのゲームがこれだ。 実際にプレイしてみてほしい。 gacha-survivor.sho-shimauchi.workers.dev 以下はPC版のスクリーンショットだが、モバイルにも対応している。 国際化対応もしていて、英語や中国語など8か国語でもプレイ可能だ。 ゲームとして面白いかと言われると微妙だろう。 レイアウト崩れなどのバグもまだまだある。 しかし、単なる思いつ…

ただNext.jsを使う

カミナシエンジニアの osuzu です。 私は職能柄、Webフロントエンド技術の選定に関わる機会が多く、これまで React Server Component や Next.js に関する発信なども過去にしていました。 そうした事情から2025年12月の React や Next.jsのセキュリティ問題 に対し心痛めています。 私は現在もプロダクションでNext.jsを運用していますが、選定した事を後悔しているかというとそう単純な話でもありません。 そこであらためて、Next.jsをプロダクショ…

Biome と Git/GitHub を活用したJSバンドル差分表示ツールの開発

こんにちは!フロントエンドエンジニアの all-user です。 最近、家族全員で夜9時以降を緩めのデジタルデトックス時間にしてみました。 やってみるとオセロとかトランプみたいなアナログな遊びを模索するようになるのが面白いです。 さて今回は、Biome と Git/GitHub を活用したJSバンドル差分表示ツールについてご紹介します。 フロントエンド開発者が抱える漠然とした不安 既存ソリューションの検討 差分表示ツールの設計 基本アイデア ブランチの運用方法 ③ベースビルトブランチ ④現在ビル…

フルスタックDartからRustバックエンドへ

この記事は10X 新春ブログリレー 2026の1月5日分の記事です。 弊社が提供するネットスーパーのサービスは、モバイルアプリとWebはFlutterアプリ、バックエンドはDartのgRPCサーバーで実装されています。isomorphicではないですが、言語統一がされたフルスタック的な状態と言えると思います。 バックエンドでのDartはマイナーであり、それに伴って様々なデメリットもありました。それらを乗り越えたり飲み込んだりしながら、5年ほどサービスを運用してきましたが、これから先は方針を転換す…

Spec KitとGitHub Copilot Agentで社内ツールを作ってみた

タイトル画像 虎の穴ラボの古賀です。 主な担当は各プロダクトのセキュリティ対応、アーキテクト検討、フロントエンド設計&実装です。 最近の推しは「ちいかわ」です。ついに島編(セイレーン編)が映画化決定しましたね。子供や妻と毎週アニメも見てコミックもチェックしつつ、グッズも集めていますがとっても楽しみです。 今回は、「Spec KitとGitHub Copilot Agentで社内ツールを作ってみた〜開発フローをAI製のツールで改善した話〜」というテーマで、実際にSpec Kitを使って社内ツールを…

Findyの爆速開発を支えるAI×チェックリスト型セルフレビュー

こんにちは。 ファインディ株式会社でテックリードマネージャーをやらせてもらってる戸田です。 現在のソフトウェア開発の世界は、生成AIの登場により大きな転換点を迎えています。 GitHub CopilotやClaude Codeなど生成AIを活用した開発支援ツールが次々と登場し、開発者の日常的なワークフローに組み込まれつつあります。 弊社でも例に漏れず、生成AIを活用して開発効率の向上に取り組んでいます。その中でFindy Team+で開発組織の生産性をチェックしていたところ、Pull reque…

コーディングフォントの系譜を振り返る: タイプライターから Berkeley Mono まで

夜中に目が覚めて寝られなくなったので(?)コーディング用途の等幅フォントを個人的な視点で振り返りながら、コーディングやターミナルでよく使われるフォントの系譜を考察する。フォントの解釈は人によって異なる。この記事にあるものはすべて私から見た認識であり、個人の感想である。 活字とディスプレイ 2000 年代までのコーディングフォントの系統 Consolas 系 Andale Mono, Bitstream Vera 系 M+ テック企業による高品質なフォントの提供 Source Code Pro 源…

2026年1月時点でのClaude Code と Codex と Devin の使い分け、個人開発編

この記事は、人間が書きAIが推敲した文書になります 現在、App Store の Review 待ちの時間を利用して記事にまとめている。 iOS、Android アプリをそれぞれネイティブで開発する上で使い分けが決まってきた。 現在課金している or 無料プランで使用しているツール 以下のようなものがある。(スポンサー表記も含めて). Devin (Cognition AIからライセンス提供いただいている) Claude Code (Claude Code Max Plan を契約している、 C…

Gemini の参照ファイルに NotebookLM を指定する

Gemini の参照ファイルに NotebookLM を指定できるようになったので早速試してみました。 5) Smarter responses with @NotebookLMYou can now add notebooks as sources in Gemini. Combine shared class notes, deep research on a topic, and get responses grounded in your documents. pic.twitter.c…

【新年のビッグセール到来!】Go・TypeScript・Rust・Terraform・AI・英語&資格 - 2026年の開発現場で生きる技術をUdemyで学ぶ!

時間にゆとりのある年始は、自身の技術を見直し、次のステップへ備える絶好の機会です。 AIの登場により、かつて以上に変化のスピードとアップデートのサイクルが加速した開発環境のなかで、存在感を発揮し続けるために重要なのは、やはり「学びを止めない」姿勢でしょう。 本特集では、現場で必須となる定番技術と、いまのうちに知っておきたい新しい技術を両軸で紹介します。GoやTypeScript、Rustといった主要言語をはじめ、コンテナ技術やTerraformなどモダンな開発基盤、そして注目を集めるObserv…

Claude Codeで開発するならWSL2ファイルシステムに資材を置きたい

Claude Codeを使い始めると、めちゃくちゃコマンドラインツールを使うことに気づくでしょう。grep飛ばして、find回して、sedで置換して。まるでコマンドラインの忍者です。 ぼくは業務上Windowsを使っているわけですが、そうすると「あー、WSL2入れとくか」となるわけです。UNIX系ツールが揃ってるしDockerも動くし完璧。Microsoftはえらい。 ところがです。他の人から「npm install遅くない?」って言われる。 原因が何か。Windows側にプロジェクト置いている…

「こんな複雑なことをしないといけないのはおかしい」というソフトウェアエンジニアの勘

時折、「やりたいことに対してこんな複雑なことをしないといけないのはおかしい」という感覚がはたらく。ソフトウェアエンジニアの勘といってもいい。 FizzBuzz Enterprise Editionはプログラマジョークとして解されるが、実際のエンジニアリングではもっと微妙な形で表れる。たとえば設計やコードレビューの最中に「こうしたらどうなるだろうか」と思いつき、提案を実装した結果として管理すべき状態やコード量が減ったりする。(関連: 状態、結合、複雑性、コード量の順に最適化する - valid,i…

自然言語だけでWorkFlowが完成する時代: WorkFlow DevOpsへの変革

こんにちは。Algomaticの大塚です。 今回はDifyやn8nといったAIアプリケーションのWorkFlowを自動で作成する取り組みをご紹介します。 はじめに:ノーコードツールの限界 Dify、n8nといったノーコードツールは非エンジニアでも触れる点がプログラミングとの違いと言われています。しかし、実務の観点から見ると状況は異なります。 プロンプトを1行変更するだけでも、GUIの操作手順を覚える必要がある 作ったWorkFlowのテストは手動でやるしかない エラーが起きたら、どこが悪いのか特…

開発を任されたときには、助けてもらえるようにしている

こっちに雑記を書くのは久しぶりな気がする。年末だし家族で買い物でも行こうかってなって、娘たちがメイクを始めたので待っている間になんか書く、という感じ。 自分は、周りから見るとわりと変わった動き方をしているように見えるのかもしれない?と思うので、なんとなく書いてみる。 それは、助けてもらえるように意識して動いているところ。 聞く相手が自分 最近は光栄なことに、いろいろな仕事を任せてもらえるようになってきている。チームのリーダーをやったり、ひとつの案件をなんとかする人としてアサインされたりしている。…

「OAuthは認可、OIDCは認証」という説明が人によりブレる理由とより理解を深めるために必要な考え方

ritou です。 一日遅れましたが、アドカレ最終日の記事です。 qiita.com 一個誰かが忘れてる以外は埋まってますね!特に中盤までのAuthlete無双ありがとうございます。 前日(24日)の記事も大作でございました。 zenn.dev 今回は巷でよく言われている「OAuthは認可、OIDCは認証」ってフレーズについて整理しましょう。 「OAuthは認可」わかる OAuthは(最近だと3rdパーティーに関わらず)あるアプリケーションに対して安全なリソースアクセスの提供を実現するための仕様…

買収されてからの近況と今の仕事面白よって話と採用ネジ込みたい話

こんにちはヨシオリです。 めちゃくちゃ久しぶりなんですが、最近の会社の状況がかなり面白くなってきているのと、エンジニアの採用枠がちょうど「1個」空いているので、それに応募してほしくて久しぶりに書いています。 最初に、今やってる仕事を雑に説明 もともと Launchable という会社を立ち上げて作っていたプロダクトが CloudBees に買収されて、今は CloudBees Smart Tests という名前になっています。 やっていることを一言で言うと、「AIによるソフトウェアテストの最適化…

えっ、ソース名とパッケージ名って違うんですか? ― 脅威インテリジェンスインターンで挑んだSBOM調査バトル

はじめに こんにちは、NTTドコモグループの現場受け入れ型インターンシップ2025に参加した博士1年の樋口です。 私が参加したポストは、【D3】脅威インテリジェンスを生成・活用するセキュリティエンジニア/アナリストです。前半は Network Analytics for Security PJ(以下、NA4Sec)、後半は Metemcyber PJ(以下、Metemcyber)に参加し、幅広い内容を学ぶことができました。 本体験記が、来年以降に参加を検討されている方の一助となりましたら幸いです…

利用終了ドメイン名を狙うなりすましメール―DMARC Report分析から見えた実態と対策

この記事は、NTT docomo Business Advent Calendar 2025 25日目の記事です。 みなさんこんにちは、イノベーションセンターの冨樫です。Network Analytics for Security1 (以下、NA4Sec)プロジェクトのメンバーとして活動しています。 NTTドコモビジネスでは、ドロップキャッチ等のリスクに対応するため、すでに使い道がなくなったドメイン名(以下、利用終了ドメイン名)であっても、永年保有するポリシーを採用しています。 ただ、利用終了ド…

pmconf2025で「データを価値に繋げる」テーマで登壇しました

こんにちは、ドワンゴ教育事業本部の吉原 (@glorypulse)です。 バックエンドエンジニア → 企画開発エンジニア を経て、プロダクトマネージャー!?として、ZEN StudyやZEN Compassの企画開発を行なっています。 先日開催された「pmconf2025」の東京会場にて、初めての登壇をしてきましたので、その振り返りと、当日お話しした内容の背景にある考えを補足してお伝えできればと思います。 目次 目次 pmconf2025に参加してきました! 登壇してみて:データをどう「価値」に…

ダイナミックスコープ再考

一休.com Advent Calendar 2025の25日目の記事です。 一休.com レストランの開発を担当している恩田 @takashi_ondaです。 最近はあまり聞かれることのないダイナミックスコープの話をしてみたいと思います。 はじめに 現代のプログラミング言語ではレキシカルスコープがあまりに当たり前になってしまっていて、ダイナミックスコープという概念自体を聞いたことがない、という人も多いのではないかと思います。 プログラミング言語の歴史を学ぶ際に少し触れられている程度で、実際、手…

NVFP4: 4ビットの浮動小数点でLLMを学習する仕組み

こんにちは、AI・機械学習チームの髙橋です。 この記事はエムスリー Advent Calendar 2025 22日目の記事です。前日は同じAI・機械学習チームの鴨田さんによる LLMによって非定形の会話ログを価値あるFAQデータにする話 - エムスリーテックブログでした。 迎賓館赤坂離宮の噴水: 並列処理で射出された水が中央で集約される様子はまるでGPUで行われる行列演算のよう? はじめに ChatGPTが発表された2022年11月30日から3年が経過し、それからというものLLMの話を聞かない…

正規表現すぐ忘れるのでビジュアルプログラミングツールを作った ~ Blocklyで簡単にビジュアルDSL作ろう ~

皆さん、DSLを作ることってありますか? 複雑な設定が可能な社内ツールを作るとき、 「DSLを許容したら自由度が上がって素敵では?」 と思うこと、ありますよね。 私個人としては、エンジニア向けのインタフェースとして、DSLで社内ツールを作ると、作る当時は楽しいものの、複雑なことを許容する分保守性に問題がでてくるデメリットも有り、近年は設定はyamlで書ける範囲にすることが多いです。 一方で、非エンジニア向けに、ロジックをビジュアルなDSLで提供できたら良いなってこともありませんか。 例えばjoi…

React Compilerをアノテーションモードで試験導入してみた

※ この記事は、React Tokyo アドベントカレンダーの23日目の記事です。 ・・・ こんにちは、プロダクトエンジニアの鈴木です。 先日、私が開発を担当しているtebiki現場分析を React 19 にアップグレードしました。 techblog.tebiki.co.jp タイミングのよいことに、最近 React Compiler の安定版もリリースされましたね。 当記事では、公式のガイドラインに従ってこの新しいコンパイラを試験的に導入してみます。 前提環境 検証を行った環境は以下の通りで…

消えたDNSパケットの行方と、NodeLocalDNSに潜む『空白の時間』

こんにちは、モノタロウのコンテナ基盤グループの千葉(@anthisfan)です。 弊社では、長きにわたりVM上で運用されてきたアプリケーションをコンテナ化し、Kubernetes(以下k8s)への移行を進めています。 過去経緯からGKEとEKSを運用していますが、近年はEKSを利用する案件が増加傾向にあります。 本記事では、EKS で発生したちょっとしたトラブルの原因と対応について共有してみます。 まずは、前提知識として必要になる NodeLocalDNS について説明します。 (十分に詳しい方…